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2011/11/13(日)
陽もささぬ日陰なれども石蕗の花
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いつの世も庶民は懸命に働き、暮らしている。しかし、仕事が無く、生活保護に頼らざるをえない人も増えている。遂にその数は終戦後の204万人を超え205万人強となった。この異常さは半端ではない。世界有数の経済大国といわれた日本での貧困者の増大は富の蓄積の偏りを顕しているいるのではないかと思われるが、この病は地球規模で流行しているようだ。ユーロ圏3位の経済規模をもつイタリアでの財政危機とベルルスコーニ首相の退陣劇に対するイタリア国民の感想もそうだ。「モラル低下と所得格差拡大」を嘆くイタリア国民。ギリシャもそうだ。だが、庶民は日陰でも懸命に花を咲かせようとがんばっている。これが唯一の救いかも知れない。
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