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2011/10/02(日)
猪荒れて稲田を渡る風一陣
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岡山県木村式自然栽培実行委員会(倉敷市)が取り組む無農薬・無肥料での米づくりが2年目の収穫期を迎え、10アール当たりの収量が目標の6俵を達成できそうだとのこと。木村式とは、青森県のリンゴ農家木村秋則さんが提唱する栽培法で、農薬、肥料を使わないため、根が養分を求めて深くしっかり張り、病害虫にも強くなるという方法。わたしは食味のよいアケボノを10数年前からこの方法で植えてきたが、わたしの実感でも農薬・肥料を使っていた時と比較すると虫がわかない。収量は大体7俵以上。 次は田に引く水を工夫し、新しい実験をしたいと思っている。課題は販売だが、これまでは自家用消費で「どうしても」という人以外にはお譲りしていないので今年からは考えようと思う。さあ 今年の収量はどれくらいか?猪が稲田を畳のようにして荒らしている。どれくらいかは今月末の刈り取り結果だが、荒らされたものは悔やんでも仕方なかろう。とは言うものの心に一陣の涼しい風が吹き抜ける。
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