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2010/10/29(金)
法治国? 8
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そもそも企業・団体献金をもらうことを否定して選挙で勝たせてもらったにもかかわらず、企業・団体から献金を受け取ることを決めた民主党の本質がここに表れたというほかない。本来、廃止法案を提出することこそ国民の大多数の願いではなかったかと思うが、菅氏は小沢氏を批判し、排除する資格がなかったといえよう。さて、それにしても、今後、小沢氏はどう動くか。ロッキード事件で検察に追求された田中角栄氏は自民党を離党したが闇将軍といわれるほどの影響力を行使した。佐川急便事件で追われた金丸信氏は辞職して、影響力は0になった。小沢氏はどうするか。評論家は「小沢は済んだ」というが、どうなるか。民意と法律のギャップ。法律は100%正しくない。時の権力者が提案し、多数決で決まる。小沢氏が例え復活しても、企業・団体献金禁止法案は提出されないだろう。民主党もださないだろう。とすれば、国民が投票行動で変える以外にはないが、さて、・・、・・、国民の大多数が納得できる法治国に日本はいつなれるのだろう。いつの日か、なると信じたい。
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