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2006/09/29(金)
たまご
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戦後、一貫して、値段が相対的に安いのは「卵、こんにゃく、肉」などですが、今、安心して食べられるのは「こんにゃく」ぐらいかもしれない。卵も輸入餌がなんとなく不安だし、肉はBSEの不安がつきまとう。以前はなかった。この不安に慣れたときはもっと恐いと思う。戦後10年くらい経ったわたしの子どものころは卵は貴重品でとても高かった。ボールにいっぱい入れたご飯に卵をひとつおとして、それに醤油をかけて、家族みんなで食べていた。だから、食べ物を大切にと今でも思う。だが、働いても、働いても不安定な就労の不安、食べ物そのものに対する不安から逃れられない現代の貧困をどうしたらいいのだろう?心の貧困も教育基本法を変えたって悪くなるばかりだろう。為政者は誰のために政治をしているのかと言いたいなあ。
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