たばたけんじの日記:)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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最新の絵日記ダイジェスト
2012/05/17 ハヤ狙う青鷺身じろぎもせず
2012/05/16 見下ろせばはるかに続く海の青
2012/05/15 約束を果たさずに来て40年
2012/05/14 桐咲くや花の向こうは積乱雲
2012/05/13 控えめに花散りゆきし薔薇かな

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2012/05/17(木) ハヤ狙う青鷺身じろぎもせず
今日の天気は異変ありとのこと。雹が降るかもしれないので用心せよ、その際には堅固な建物の中に入れとの天気予報。最近のお天道様はどうなっているのだろう。天に上る梯子か、ジャックの豆の木でもあれば上がって行って「どうなっているのか」と尋ねてみたいものだ。雲の上の神様は暑いものだから、下着一枚で寝転がり、暑さしのぎの氷の入ったバケツを誤って蹴飛ばしてしまうとでもいうのだろうか。この間の竜巻はあなたがおならをしたのじゃないのでしょうか。それなら少し気をつけていただきたいものだ。それに去年の地震と津波、17年前の大地震はなんですか。あなたか、それともあなたの奥さまか、子どもさんか、誰だか知らないが、地下で暴れたのではないですか。ほんとうにいいかげんにしてくださいよ。われわれは迷惑してますからと。神様はなんと言うだろう。

2012/05/16(水) 見下ろせばはるかに続く海の青
青々と広がる海を見下ろすと気持ちがいい。大きくなった気がする。そして、うんと腕を広げて深呼吸するのだ。幸せな一瞬である。人を見下ろす背の高さも同じらしい。わたしは背が低いので経験はないが、背の高さは優越感を感じる指標の一つのようだ。だから逆に背の低さは確かにコンプレックスを感じる要因となっている。人物評価が背の高低で決まるわけはないはずであるにもかかわらずである。都市においてもそう勘違いする人が多いようだ。昨日、全国20の政令指定都市の市長会議が熊本市で開かれたようだ。道府県から政令市を独立させる、政令市と府県を一体化させ大阪都、中京都、新潟州をつくるなど都市を大きくするアピールが採択されたようだ。岡山市は(も)建部まで含めたド田舎政令市が人口70万人弱で誕生した。岡山市に呑み込まれた合併町民は行き届いた行政サービスを失った。大きいことが良いことだ、とはどう考えてもならない。市長は国・県にへつらうと同時に、国・県の為政者たちは国民の幸せを消す眼鏡で日本を見下ろしているようだ。そしてその口は「予は汝ら臣民の幸福を願っているぞ」の言葉をやさしく翻訳してコンピューター制御で勝手に動いているようだ。それに比べて自然は美しい。時として怖い自然災害はあるものの自然の中に生かされているという自覚と共生感をもって付き合えばいいのだ。今日の海は格別の青さが広がっていて美しいと思える。みかんの花も満開ではなかろうか。

2012/05/15(火) 約束を果たさずに来て40年
音もなく利休ねずみの雨の降る日。沖縄県は日本に復帰して丸40年という節目の日を静かに迎えた。静かではあるが、内心は怒りに満ちている。47年前、当時の佐藤栄作首相は「沖縄の祖国復帰が実現しない限りわが国の戦後は終わらない」と言った。もちろん「核抜き・本土並み復帰」である。とすれば、わが国の戦後は終わっていないことになる。未だ占領下なのだ。日本の国土の1%に満たない島に在日米軍基地・施設が74%もある。歴代首相は言うこととやることを違え、嘘をつきとおした40年の歴史でもあった。17年前の9月、米兵の少女暴行事件が起きた。基地を返還せよと沖縄県民は怒りを顕わにした。これを受け、翌年4月、当時の橋本首相とモンデール駐日米大使は世界一危険な基地「普天間飛行場返還」で合意した。この合意は未だ果たされていない。13年前、名護市辺野古に移設する案を政府はだしたが、これは沖縄県内での基地のたらい回しにすぎない。3年前、民主党鳩山由紀夫首相は県外に移設させると大見えを切ったがなんのことはない迷走の上辺野古にもどった。停滞と混迷は今なお続いている。安保条約を破棄(いつでも通告で破棄できることになっている)し、フィリピンのように基地を返還させ、真の独立国になるべきではないだろうか。47年前の佐藤栄作首相が述べたとおり日本の戦後を終わらせるべきではないか。

2012/05/14(月) 桐咲くや花の向こうは積乱雲
発達障害は親の愛情不足?「大阪維新の会」(橋下徹大阪市長主催)大阪市議団が議会に提出する予定だった家庭教育支援条例案には発達障害について「要因は親の愛情不足」「伝統的子育てで防止できる」と記述されている。そもそも発達障害は脳機能障害であり、親の愛情とは関係がないはずである。この条例案をつくって、維新の会市議団に渡したのは「新しい歴史教科書をつくる会」元副会長の高橋教授のようだ。彼は日本人の伝統的精神を親学でよみがえらせようと勉強会を開いているという。4月には親学推進議員連盟が発足し、安倍晋三元首相が会長に。設立総会には民主党鳩山由紀夫元首相、公明党山口那津夫代表らも参加したという。科学の目を持たず、否定するこの為政者たちは日本を破滅に導こうとしているとしか思えない。桐の花の咲く場所で日本の未来を議論しているはずの彼らの、そしてわれわれの行く末にはあの突風や竜巻を巻き起こした大きな積乱雲が見える。

2012/05/13(日) 控えめに花散りゆきし薔薇かな
わが家のバラが淡いピンクの花を咲かせている。濃くもなく、薄すぎもせず、なかなかに美しい色合いのわたしが好きな色合いの花の一つである。ボリジの紫も美しく可憐だ。野山の樹木は葉を輝かせ、春咲きの花も季節も旬を迎えている。旬といえば、魚も美味い季節である。先月から店先にマダイが並べられている。桜色がなんともいえず美しい。瀬戸内海で産卵するため、マダイが外海から入ってくるので瀬戸内沿岸では4〜6月の漁獲量が増えるのだ。刺身、塩焼き、てんぷら、鍋物など淡白でくせのない味なものだからなんでも恋である。タイ飯が美味しい。この美味しいタイ飯には恋しい思い出もいっぱい詰まっている。わたしはまだタイ飯を自分で調理し、料理したことがない。一度、やってみようとは思っている。一匹丸ごと塩焼きにして、頭も骨も一緒に炊けばいいそうだ。こう書いていると、体がぴちぴちしていて、アイシャドウをしているサクラちゃんに恋い焦がれてきたようだ。じゃ、また。

2012/05/12(土) 踏み分けて君野路逝かば花いばら
また友人が逝った。これからはどんどん淋しくなっていくのだろな。別れとはある意味新しい道に足を踏み入れることではないかとも思う。そこにはどんな光があるのだろうか。東日本大震災で直接亡くなった方、その後の避難生活の中で震災関連死された方にはどんな光が見えるのだろう。生かされて「がんばろう、日本」と奮闘されている方々の新しい道にはどんな光があるのだろうか。長期の避難生活で福島・南相馬市では282人の方々が亡くなった(震災関連死)という。現在判明している死者は1都9県1632人。このうち66歳以上は89%にのぼるという。この方々への補償はどうするのだろう?原発の直接関係する補償について東電や政府は賠償金を電気代に上乗せして捻出する気です。値上げ幅は10.8%。偉い奴ほど責任をとらない無責任天国、日本。植木等さんは「俺だってこれほど無責任じゃなかったよ。人間だったもの」と天国で言っていらっしゃるかも知れません。
残され、生かされている方々の新しい道に明るい光が差し込みますように!茨の道であっても花が咲き乱れていますように!

2012/05/11(金) 純白の五弁ほのかに茨咲く
中四国の荒れた天気が関東に移動したようだ。晴天が一変し、雹や突風、雨など茨城などの竜巻に続く異変が相次いでいる。季節は温かい野茨の季節なのに。「愁ひつつ岡に登れば花いばら」啄木もまねた蕪村の有名な句だが、この五月の愁いはかつては五月病と言われていたが、今では通年だとの報告がある。会社で仕事するそのこと自身が苦痛で、会社に病気休暇をだし、休暇中に出張申請をして、休暇を楽しむ若者もいたという。この現象はなにを示しているのだろう。仕事をしないで遊びながら暮らせたらどんなにいいだろうと思う反面「そりゃあ違うだろ」という声がわたしの胸の奥から聞こえてくる。仕事そのものが暮らしの原点なのだから。しかし、その仕事で得た利益がきちんと分配されないから問題だと本能的に感じているとも受けとれる。人間的な生活がしたい。だが、利益の配分が不平等になっているからできないのだと。だとすれば、なぜ変革のエネルギーがそちらへ向かないのだろう。見えない敵をさがせ!おまえは誰だ!おまえは何者だ!

2012/05/10(木) 大山鳴動ねずみ一匹
国の主導で全国の自治体とマスコミが大騒ぎした平成の大合併が一段落した。岡山市も人口70万人に満たない時点で合併の功労により政令指定都市に認定された。全国に派遣された優秀な国からの出向者が陣頭指揮をとった。合併促進のエサは国から地方への税源配分を期限付きで以前の自治体のままとするという交付税の特例措置である。脅しは合併しなければ交付税が減るぞ、自治体の維持は難しいぞ、というものである。だが、合併しないで名誉ある孤立を選んだ自治体も多くある。そんな中、真庭、美作、安芸高田市と島根県雲南市の4市が合併に伴う特例措置が10年で打ち切られるので交付税の大幅減額を前に会合を持った。算定方法を見直してくれと国に意見をだすためである。全国市長会も会合を持った。国に意見をだすためである。これまたあれほど大騒ぎした地方分権一括法により見せかけは地方に権限があるかのようだが実態はない。これらの会合はこのことを証明している。
地方が独自に判断し、維持できる地方制度を国はやりたがらないようだ。ここに大阪市長橋下氏が国にかみつく根拠がある。マスコミが持ち上げる根拠がある。市民が共感する根拠がある。国が隠している秘部へのパンチである。会合を持ってお願いする手法ではないところに彼の特徴がある。要は地方に係る交付税などの負担を国は減らしたいだけなのだ。権力の維持なのだ。そのためにいろいろ理屈をつけ、餌をぶら下げ、脅しをかけ、思う通りにやらせていく。この権力構図が原発をも推進してきたのだ。この為政者の陰に潜んでいるものをあぶりださなければならない。橋下氏はここに噛みついたのだ。だが、この橋下の全言動を含め、よく見つめ、日本人は事態を正しく見通す目を鍛えなければならない。われわれは何度騙されてきたことか。

2012/05/09(水) さらさらと風にこぼすや芥子の種
紅い可憐な芥子の花が散り始めた。自然の営みは美しい巡り合わせをわたしたちにくださる。しかし、自然はまた厳しい試練をもわたしたちに与えるようだ。大型連休最終日の6日、大竜巻が関東北部を襲った。窓ガラスが割れ、屋根が吹き飛ばされている映像は胸を苦しくさせる。人も亡くなり、負傷された方も大勢いらっしゃる。昨年の東日本大震災もわたしたちに警告を発しているのだ。特に、日本の為政者は心しなければなるまい。スイスでは原発依存政策をやめるとの結論をだした。そして、スイスは以前日本に「原発の安全に絶対はないのでは?もっと安全性を高めるべきでは!」と言ったというが、日本側は「日本は絶対安全」と言い切ったそうだ。ところが昨年の福島第一原発事故がその間違いを証明した。とすれば「人災」ではないか。にもかかわらずまだ日本は原発にしがみつこうとしている。震災の瓦礫処理もまだ1割を超えたばかりにもかかわらずである。熱帯魚が九州北部日本海、五島列島辺りにまで見られるという。蝶研究者は既に30年前から亜熱帯地方の蝶が北上し、日本に土着していると報告している。となれば、地球温暖化対策を含め、わたしたちは人が自然の中で生かされているという原点を見つめなおさなければならないのではないか。芥子から阿片を造り出して金儲けだけして人を壊してはならないように。だが、原発は芥子よりもっと危険ではないか。そしてまた、止めて自然エネルギーに転換すればよいのだから、止めるべきなのだ。

2012/05/08(火) 花落ちて輝きを増す椿かな
花をすっかり落としてしまった椿が葉の輝きを増し、ますますきれいになってきた。人もこのようにありたいものだとつくづく思う。だが、なかなか思うようにはいかないものだ。経済も、政治も思うようにいかない分野のうちの一つだと思われる。連休明け7日の株式市場はフランス大統領選(現職のサルコジ氏が敗れ、緊縮策を見直すという社会党のオランド氏が当選)やギリシャ(緊縮策を進める与党が過半数割れに)総選挙の結果を受け、全面安となった。世界経済はこれで混沌とする様相を呈してきた。ギリシャ経済不安の再燃焼でスペインやフランス経済もさらにガタツキを増すことになるだろう。同国らの国債に不安感が増せば円高が止まらなくなる。また日本企業の海外進出が増え、国内産業はさらに空洞化することになる。日本の国債は大丈夫か!?いずれおかしくなりそうだ。だから、消費税増税をという民主党・野田首相政権の短絡的発想は米と日本巨大企業の発想に他ならないのでこれもすぐ破たんするだろう。今、必要なことは大多数の日本国民の暮らしを安定させること。これに尽きると思われる。
美しく見える花をすっかり落として本当の樹木の輝きをとりもどしたいものだ。

5月絵日記の続き


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