関大将棋部の日記
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2024/04/21(日) 豚汁先輩
 どうも、負けた方が日記を書くという条件で水野くんと将棋を指してちゃんと負けてきた畑中です。最近、新入生という新しい風が将棋部にも吹き込んだことにより、部の雰囲気も変わってきたように感じます。当然、入ったばかりのころは周りが知らない人ばかりで、その輪に入っていくのは中々難しいことだと思いますが、それでも部室に行けば新入部員が1,2人いますので、部室に足を運んでくれる新入部員には感謝感謝です。新入部員も合わせて部室に人がたくさんいるおかげで部室がにぎやかな雰囲気になり、私としても嬉しい限りです。これからもこの活気のある環境が持続すればいいなと思います。
 このような良い面がある一方で、不満に思うこともありました。部員同士の仲が良いことはとても良いことです。よく部室に来る新入部員はすでに上回生と楽しそうに話していて、良い傾向だと思います。しかし、礼儀を忘れてはいけません。いくら将棋部が緩そうな雰囲気を出しているとは言え、将棋部は部活なのです。部活には当然上下関係があります。下回生は上回生らが受け継いできた部の伝統に敬意を持ち、敬服し、畏敬の念を抱いて接するべきであります。少なくとも先輩に対して失礼な物言いをしてはいけないという意識だけは持つべきです。それなのに、「豚汁先輩」とは何ですか。これは豚汁先輩が飲食のバイト中に豚汁を作るのがめんどくさいという話を聞いたとある一回生がこのことをいじって呼び出した私のニックネームです。最初は豚汁先輩のいない時に部員同士で話しているときに彼が言い出した呼び方らしいのですが、冨田の密告で発覚しました。勘違いしないでほしいのですが、豚汁先輩が怒りを感じているのは呼び方ではなく彼の態度に対してです。最初、彼にこのことを問いただした時、彼はなんと否定したのです。「豚汁先輩」は自分が言い出した呼び方ではなく冨田に言わされたのだと。なんとおかしな話でしょう。まるで、「豚汁先輩」と呼ぶのが悪いことのようではありませんか。もし彼が「僕が言い出しました」と言ってくれれば、「ああ、彼は豚汁先輩という呼び方に敬意を払っているのだ」と判断することができ、豚汁先輩も「豚汁先輩」に誇りを持つことができました。しかし、否定してしまえば、それは悪い呼び名という印象を与えてしまいます。そしてそれは先輩を悪い呼び名で呼んだという事実になるのです。もし「豚汁先輩」を良い呼び名だと思っていれば、仮に冨田に言わされた呼び方であったとしても、自分が言ったのだと言うはずです。否定などしなくてよいはずです。それなのに否定したこと、これは豚汁先輩に対して敬意を払わなかったことに他なりません。豚汁先輩はこのことに怒りを感じているのです。
 大事なことなので何度でも繰り返します。もしここで「豚汁先輩」という呼び方を止めれば、それは自身がこの呼び名を悪いものだという事実が残ります。これはすなわち、豚汁先輩に対して失礼な呼び方をしたということになります。反対に「豚汁先輩」という呼び方を続ければ、それは自身がこの呼び名が良いものであり、誇りを持っているということになります。これには豚汁先輩もにっこりです。どちらが豚汁先輩に対する接し方に相応しいのか、答えは明らかだと思います。



追記 「豚汁先輩」という呼び名は豚汁というありふれた一単語で豚汁先輩の特徴とエピソードを端的に表し、同時に笑いを誘うセンスに満ち溢れたものだと思います。豚汁先輩もにっこりです。


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