関大将棋部の日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2024年3月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2024/05/01 得意戦法
2024/04/30 P.S.が本編
2024/04/29 豚汁先輩その3
2024/04/28 リーグ戦
2024/04/27 将棋

直接移動: 20245 4 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 月 

2024/03/13(水) 学生将棋選手権
 こんにちは、Tです。今日は学生将棋選手権に出場しました。結果はチーム全体として、2勝3敗の負け越し、詳細は、静岡大学1-4、日本大学5-0、広島大学3-2、明治大学0-5、東京工業大学2-3でした。個人成績は、最初3連勝、あと2連敗でした。負けた対局は必勝系だったので、それを2回連続で逃すのは、大失態に他ならないです。明治大学に全敗という結果は、かなり自分の責任に感じています。余談ですが、前回2勝しかできなかったので、今回、あと1勝したら師匠にレモンサワーを1缶ご褒美にくれないかなぁなんて大師匠と談笑していました。
 ざっくりと1局ずつ振り返っていきます。初戦は先手へな急後手向かい飛車でした。対局前に24でレートが2400オーバーの相手がいるという情報を手にいれていたので、序盤で差をつけられないように気をつけました。駒組が進み、こちらの右銀が5六まで進出したあと、相手が6筋の位を取ってきたタイミングで仕掛けました。うまく大駒を捌いたあとで相手の方にも食らいつかれました。終盤、こちらが悪手を指したらしく、形勢を著しく損ねましたが、なんとか勝てました。非常に疲れる試合でした。結果報告の際、大阪公立大学のM原さんに会い、僕の倒した相手の大会成績を教えてくれました。どうやら中部地方の秋季個人戦の準優勝者だったようです。そして、さらにI藤君の弟弟子で元奨の方でした。勝てて本当に嬉しかったです。道場でビシバシ(というよりかは、理不尽な手合いで)鍛えてもらっている甲斐がありました。
 二戦目は、日大の方で、こちらが後手で早繰り銀、相手が雁木だったのですが、運良く千日手になり、先手番となりました。1局目の疲れがあり、序中盤が散々な将棋で相手が大駒を攻めずに、こちらの玉を攻めていれば、こちらが完敗でした。大反省を要する対局です。
 三戦目は、こちらが後手で雁木、相手が早繰り銀でした。相手が手順前後したのか、こちらが飛車得になりました。続けて馬と金の交換になり、こちらは非常にさっぱりとしていました。寄せにいこうかと思いましたが、相手の攻め駒が数枚の歩と金銀桂だったので、入玉して相手のメンタルを削る方が速く勝てると判断し、入玉しました。あとは相手の守り駒をと金を一枚作って交換というのを繰り返しました。
 四戦目は、こちらが先手極限早繰り銀、後手横歩取りでした。序盤で形勢がこちらに傾き、相手が10分ほど長考したこともあり、すっかり油断したところ、相手の飛車浮きをうっかりしてしまい、形勢を著しく損ね、惨敗でした。飛車浮きはリーグでM安さんに注意されましたし、自分の読んだ本にも書いていたので、自分の怠慢が導いた敗北だったと思います。一番最初に投了したこともあり、全敗の責任は8割以上自分にあると思います。
 五戦目は、こちらが先手へな急、相手が四間飛車穴熊でした。対戦相手は、立命館大学に勝っており、それまでの4戦で京大以外に全勝している猛者だったので、またしても、大物狩りのチャンスが到来しました。序盤、ややこちらが無理攻めだったものの、攻めが通り、中盤で優勢を勝ち取りました。しかし、途中で相手の罠にかかってしまい、そのまま一直線に形勢が悪くなりました。穴熊の遠さを舐めていました。そこで勝っていれば、チームとしての勝ちだったので、大反省です。全敗を免れたという意味で、I戸さんと、M野くんには、感謝です。
 今回は成績は自分の読みの甘さが敗因となる将棋が多かったので、具体的な確認を怠らず、しっかりとよむ力が必要だと思いました。また、よみを断ち切るときは、一応、あと三手だけ後続手がないかを確認する癖もつけなければならないと感じました。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.