関大将棋部の日記
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2023/02/27(月) かなり遅めの今年の抱負
 皆さんこんにちは。日記を任されましたS村です。今回はかなり遅めではありますが、今年の目標を書こうと思います。今年の目標は将棋大会において予選落ちをしないことです。去年の私の大会の成績は予選落ちが多く、決勝トーナメントに進出しても1回戦で負けてしまうという結果でした。今年こそは個人戦において予選落ちという結果を無くし、決勝トーナメントでも2回戦以上まで勝ち上がりたいと考えています。このような目標を立てながら将棋の勉強に打ち込めることができれば良いのですが、なぜか時間が足りないように感じます。時間の流れが速く感じてしまうのです。テスト期間中はものすごく長く感じるのですが、テストが終わり自由になった瞬間、急激に時間が早く進んでしまうように感じます。1つの戦法のたった1つの変化を理解するだけで2時間がすぐに経過したりします。集中して物事を考えることで時間があっという間に過ぎてしまうのか、それともただ自由な時間が早く過ぎていくように感じてしまうのか全く分かりませんが時間がただただ急速に過ぎ去っていくことを感じてしまいます。将棋の持ち時間が有限であるように自分自身の自由な時間も有限であるといえます。自分自身の目標を達成するためにも急速に流れる時間を上手く使っていこうと思います。次はH田先輩に日記をお願いしたいと思います。

2023/02/14(火) 院試に受かる人もいれば、落ちる人もいる(N)
 院試に落ちた。八月二十九日の午後三時のことだった。研究科のホームページで合否を確認し、不合格だとわかったときの感覚は今でも覚えている。これからどうしよう、という焦燥もあったし、仕方ないな、という諦めもあった。心を落ち着かせるため、隣駅まで目的もなく歩いた。私は人生に対して楽観的なほうなので、そこまで深く思い詰めるということはなかったが、流石に院試に落ちて一年間(あるいはそれ以上の期間)浪人するのはレールを踏み外しすぎているのではないか、という気持ちだった。私は就職活動も、そのための準備も全くしていなかったので、私に唯一残された選択肢は、冬の入試を受けてそれでも駄目なら浪人するというプランだけだった。正直言って頼りないプランだ。

 当時の心境を記録した日記がパソコンのメモ帳に残っている。一部抜粋して引用してみよう。

「八月二十九日、院試に落ちた。入試に落ちるのはこれが初めてではない。大学受験の時にだって経験している。だから、不合格であるとわかった瞬間、強く心を揺さぶられることはなかった。むしろ、「ああ、やっぱりそうか」とさえ思った。つい数秒前まで、「きっと受かっているはずだ」と信じていたのに、いざ不合格だとわかってしまうと衝撃よりも納得の方が勝ってしまうのは不思議なことだ。

もちろん、実際には落ちる可能性が十分存在し、その可能性はとても無視できるほど微小なものではないということは客観的事実として認識していた。つまり、私は楽観していたのだ、あり得ないほどに。不合格という悪いシナリオが実現して、そのことに初めて気付いた。

私は楽観すると同時に、絶望もしていた。試験前に勉強をする。どうして他人が当たり前にできることが自分にはできないのか、と。絶望している暇があればさっさと机に向かうのが合理的だとは知りつつも、今机に向かい始めてしまえば、どうしようもなく過去の自分の怠惰と対峙しなければならない。現実を見つめることへの恐怖は私を現実逃避の微睡みの中に強く引き留めた。楽観と絶望という一見アンビバレントな二つの心象は両立し、そしてそれらは自堕落で退廃的な生活という最悪の形で顕現する。

観念的な話になったが、現実に、私は少なくとも二月までは受験勉強をしなければならない。そのことを考えるとひどく陰鬱な気分になる。本当のことを言えば、この文章を書いている時間だって勉強に充てるべきだ。そんなことはわかっている。わかっていてなお動けないから私は失敗したのだ。

この文章は多くのプライベートな日記がそうであるように、未来時点の私に向けて書かれている。諸々を終え私がこの文章を読み返す時、私の大学生活がどのような結末を迎えているのか、現在の私にはわからない。安堵しているだろうか、後悔しているだろうか。あるいは人生に絶望しているのかもしれない。未来の私を後悔や絶望から救う唯一の方法は、現在の私が目の前のことに取り組むことだ。そんなことは、ずっと前からわかっていたはずなのに。」

 人生を左右する試験の不合格直後によくもこれだけくだらない文章を長々と書いたものだ。呆れるほかない。

 私が第一志望にしていた経研は夏の入試がメインであり、冬の入試は夏の追試験という扱いだった。そのためか、夏は筆記と面接の二段階の試験であるのに対し、冬は面接のみの試験である。面接と言っても、大学院に入るのに愛想の良さや人柄は関係ない(と思われる)ので、事実上事前に提出する研究計画書の出来いかんによって合否が決まる(と思われる)。したがって、研究計画書はかなり重要になる(と言うより対策する部分がここくらいしかない)。夏の入試でも計画書は提出したが、この計画書は筆記試験でのスクリーニングを前提とした完成度のものである。これ一本で合否が決まるとなると手直しが必要だ。また、第一志望の経研は冬の入試での合格枠がかなり少なく、倍率が五倍程度になる。流石にそこまでの博打はできないため、滑り止めが必要だ。第二志望の経研は筆記と面接で試験があるため、筆記の試験勉強をしなくて良いというわけではない。

 そのような事情から、秋学期の私は計画書の手直しをしながら、筆記の試験勉強をすることになった。

 秋学期の私は中途半端だった。まだ進路が決まっていないため、大っぴらに遊ぶのは憚られるが、かと言って根を詰めて勉強をしているとは決して言えない状態だった。もう一度試験に落ちれば一年間を棒に振るかもしれない状況なら普通の人間は必死に勉強しそうなものだが、どうも私は普通の人間ではなかったみたいだ。

 結局、試験勉強が遅々として進まず、夏の院試を受けたときから大きな進歩のないまま年末を迎えることになった。試験勉強はほとんど進んでいなかったが、計画書の手直しはある程度目処がついていた。出来栄えは良いとは思えないが、夏に提出したものよりは随分マシに思えた。添削をお願いした先生にも良く書けていると言ってもらえた(励ましのためのお世辞かもしれない)。しかし、この計画書で受かるという確信は全く持てなかった。大学院受験は大学受験に比べて情報が少なく、他の受験生がどの程度の水準の計画書を書いているのかは想像するしかない。ゆえに、自分の計画書が他のものに比べてどの程度優れているのか、あるいは劣っているのかは全くわからない。合格した今でも、本当に自分の書いた計画書が他の人よりも優れていたのか疑っているくらいだ。

 少し長く書きすぎた。もう二千字も書いたらしい。この日記は上限が二千五百字なので、残りは次に回す。恐らく、次が最後だと思う。期待している人はいないと思うが、期待しないで待っていてほしい。

2023/02/04(土) 院試の終わり、あるいはこれから院試を受ける人のために(N)
 院試が終わった。院試、と言っても読者諸賢の中には院試という言葉の意味を知らない人もいるだろうから、一応説明しておく。院試とは大学院入試の略であり、読んで字のごとく大学院という「院」に入るための試験のことである。病院や美容院や少年院に入るのに試験が不要であるのに対し、大学院は入るために試験に合格することを要求する。他の「院」たちに比べなんと狭量なことだろうと思った方もいることだろう。私もまったく同意見である。この一年何度そう思ったかわからないくらいだ。

 さて、冒頭に院試が終わった、と書いたがこれはつまり私が院試に合格し、晴れて大学院に入院できることになったことを意味している。入院先は自宅から程近い国立大学の経済学研究科である(「経済学研究科」は画数の多い漢字が六つも続いており、あまりにも難し過ぎるため以降は慣習に倣って「経研」と略す)。ここでは、私が院試に合格するまでの過程を嘘と脚色を交えながら詳述する。読者諸賢の中にいるかもしれない将来院試を受ける予定のある方にとって役立つ情報が含まれていれば幸いである。

 私が院試を受けるに当たって具体的な準備を始めたのは、三回生と四回生の狭間に位置する春休みの期間である。元々大学院に行く予定ではあったため、もっと早くから準備を始めていれば良かったのだが、そういう当たり前のことができない人間もいることをご理解いただきたい。「やらなきゃいけないし、十分できるけど、身体が動かない」こういう人間心理を理解できない人にとって、これから先はまったく意味不明な記述の連続であるように思う。そういう勤勉かつ社会にとって有益な方はどうか以降の文章は読まずにブラウザバックしていただきたい。恐らくあなたにとっても時間の浪費だし、私もそういう人がこの文章を読んでいると思うと、顔から火が出るくらい恥ずかしい。

 とは言え、院試の準備を始めるのが三回生の春休みというのはさして遅すぎるというわけではない。しかし、それは真剣に準備をするならばという留保条件付きの話である。当然私にはまったく当てはまらない。院試の準備と言っても何をすれば良いのかわからない私は得意のインターネットを駆使して院試に関する情報をかき集めた。すると、経研の院試のためには以下の準備が必要であることがわかった(これはあくまでも経研の話なので、他分野では全然違うかもしれない)。

・英語の外部試験(TOEICやTOEFLなど)
・専門科目の試験対策
・研究計画書の作成

 一応一つ一つ説明していく。まず、英語の外部試験。大学院では英語という謎の言語で記述された「論文」という意味不明な文章を読むことを要求されるため、それに耐えうる忍耐力があるかどうかを、英語の外部試験を通して試される。日本で一番有名なものはTOEICで、読者諸賢の中にも就職活動の過程で受験したという方もおられることだろう。しかし、院試においてもっともポピュラーなものはTOEFLであるように思う。これらの違いはありていに言ってしまえば難易度である。TOEICは易しいが、TOEFLは難しい。ならTOEICで良いのではと思うかもしれないが、TOEFLを受けておいた方が受験の選択肢はずいぶん広がるのでどちらを受けるかは難しい問題だ。志の低い私は、ノータイムでTOEICを選んだ。院試に必要なTOEICの点数の水準としては、700点程あれば良いとインターネットに書いてあった。私は親の顔よりもインターネットを見てきた時間が長い人間なので、この情報を親の言葉と思って鵜呑みにすることにした。私は偶然にもTOEICを三回生の夏休みに受けており、そのときに775点という自慢するには微妙な点数を取っていたので、とりあえず英語はこれで良しとすることにした。
 次に、専門科目の試験対策。経研では、いくつかある専門科目の中から二つ程度科目を選んで受験するという形式を取っているところが多い。中でも一番人気なのが、ミクロ経済学とマクロ経済学である。私もこれらの二科目を選択した。私は試験対策が苦手だ。どうやって試験対策をすれば良いのかさっぱりわからない。その方法がわかっていれば、大学受験でもこてんぱんに失敗することもなかったのだが。有効な試験対策法を知っている読者がいれば、私に教えてほしい。
 最後に研究計画書の作成。他の分野ではどうなのかは知らないが、経研においては多くの大学がこの研究計画書を要求する。研究計画書とは、読んで字のごとく研究の計画書なのだが、何を書いていいのかわからず、パソコンの前ではたと手が止まる。私が受験した経研はA4用紙三枚分程度の計画書を書かなければならなかった。正直に言ってしまえば、そんなに書くことはない。何せこっちはまだ何も研究していないのだ。書くことなどあろうはずもない。それでも書かなければならないので何とか捻りだす。その結果、読むに堪えないくだらない文章が出来上がる。自分が書いた酷い文章を何度も読み直すのは辛いことだ。

 多くの大学の経研は、夏と冬の二回に分けて入試を実施する。どちらかと言えば夏の入試の方が受験者も多く、合格者も多いのでメインと言えるだろう。冬の入試は夏の入試の追試験という意味合いもあり、冬の入試を受けるのは夏で不合格だった人や、突然心変わりして大学院に行きたくなった人が多いと思う。この日記が投稿されている日付からわかる通り、私は冬の入試で合格した。なぜなら、私は夏の入試で一度不合格になっているからだ。本来なら夏の入試で合格するはずだったので大誤算である。

 そんなわけで夏の入試に落ち、冬の入試に受からなければNEET(Not in Education, Employment, or Trainingの略)になるという状況になったのが九月の話である。このときは本当にNEETになるのはないかと思っていた。もっと言えば二日前までそう思っていた。
 
 ここまで書いてみて少し長くなりすぎてしまったので、残りは後日に投稿する。もしかしたら投稿しないかもしれない。期待せずに待っていてほしい。

2023/02/01(水) ◎ナミュール【割込畑中】
おひさです。ついにテストが終わりましたが、皆さんの出来はどうだったでしょうか?良かった人もいれば、悪かった人もいるでしょうが、とりあえずお疲れさまでした。テスト勉強という足枷が外れた今、皆さんは自由です!春の一軍戦を目標に精進してまいりましょう。

さて、ここで最近の発見をヒトツ。とある配信者の動画で、「SKULL」というゲームをやるものがあったのですが、これが中々面白そうなゲームでした。ルールはとても単純で、各自札を伏せて、それを宣言した枚数分めくるというシンプルなものです。しかし、札には花が描かれたものとどくろが描かれたものの2種類があり、花はめくれますがどくろをめくるとペナルティがあります。どの札を伏せるかという駆け引き、そして宣言する数字、シンプルなルールの中でも熱い駆け引きがあるので、是非機会があれば皆さんと遊んでみたいなと思っています。
ちなみにこれでピンときた方、同担かもしれませんね^^

テストも終わりましたし、競馬を再開する人も多いようなので僕の予想も載せておきます。心の本命はサクラトゥジュール。本レースはイルーシヴパンサー、カラテ、インディチャンプ、ヴァンセンヌ等上がり馬が勝っている。しかし今年のメンバーでこれぞ上がり馬というような馬は見当たらないが、それっぽいのがサクラトゥジュールだ。ディセンバーs、ニューイヤーsと2着できていてこのレースを迎えている。ニューイヤーsに関してはいい手応えで外差しを決めており、能力もありそうだ。過去10年で馬券に絡んだ馬の3分の1が4角で10着以下であり、差しとの相性が良いことも推せるポイントである。また、東京との相性も良く、2−2−0−1と好成績を残している。このような理由から今回の心の本命はサクラトゥジュールである。
生贄の本命はナミュールにしました。


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