関大将棋部の日記
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2023/12/29(金) 詰将棋
こんにちは、森野です。先日詰めチャレのレートが2100を超え、詰めチャレ五段となりました。年内までに達成できたのは良かったです。春の一軍戦までにレートが2200を超えられるよう、引き続き詰将棋に取り組んでいこうと思います。詰将棋といえば、最近部のツイッターアカウントで毎日投稿詰将棋チャレンジの取り組みがなされていますね。個人的に部のツイッターをもっと動かしてほしいと思っていたので、嬉しいかぎりです。中西くん、ありがとう(*・ω・)*_ _)ペコリ

P.S.
自分も詰将棋を作って支援できないかと作成に取り組みましたが、余詰が解消されず不良品が出来上がりました(-_-;)ここに供養しておきます…

2023/12/26(火) 来年の目標 [割込]
 こんにちは、Tです。いよいよ今年も残り少なくなりました。去年の末に今年の目標を公表したのですが、青棋会のレートはクリア、読んだ棋書も五冊以上、終盤力の改善は×〜△という評価です。終盤力について、昔から詰め将棋と言われているのですが、自分が苦手なのは、中盤から終盤への切り替えや詰め将棋力を応用すること、具体的には、寄せや必死なので何をすればいいのかが分からず、解決策を見出すのにかなり時間がかかりましたが、先月、ようやく答えを出すことができたので、あとは、実践するだけです。来年の目標について、述べるのですが、正直、この一年で実力が少しは上がったと思います。去年は自分の実力が24で1500〜1600くらい、3月は1400弱だったのですが、今は、1900〜2000、運がよければ、2100に届くので、1年で実力が300点以上伸びたと思います。もっとも、去年のレートに関しては、平気で作戦負けの戦法を自信満々でやっていたり、荒くて酷く適当な攻めをやっていたりしていたからだとは思いますが・・・
 さて、来年の目標について書きます。4月末までに2080安定の2200タッチ、秋の一軍戦までに2180安定の2300タッチ、和歌山青棋会でレート1830、アマレンのレート1860です。小さな目標が2つあります。まず、中終盤力の強化です。手法として、次の1手問題を解くこと、必死問題を解くことです。特に必死問題については、1手と3手をひたすらに解き、3秒で答えを見つけ出し、10秒で読み切るのが目標です。我ながらかなり甘い目標だと思っています。しかし、現状できていないので、ここを最低基準とおいています。1手必死については覚えてしまいたいですね。次の1手問題について、「序中盤の手筋436」の問題は1問3〜5秒で、それ以外の本については、1週目は自分の集中が続く限り(max3分)じっくり考え、なぜいいのか、どのような方針で指せば優位を拡大できるのかまで、突き詰めるつもりです。中盤の強化として、級位者レベルの三間飛車、四間飛車の定跡も見るつもりです。様々な差し回しや考え方・価値基準を身に着けるという意味では、有意義な勉強になると思っています。2つ目は、棋譜並べと実践です。青棋会に行ってつくづく思うのは、終盤の知識の欠如、経験の差です。どれが寄り形なのか、どの攻めは切れるのか、切れないのか、どの局面が1手1手の寄せなのか、緩急の付け方、すぐに決まる形かそうでないかなどの知識が圧倒的に足りていないように感じます。棋譜並べと実戦経験でそこを埋めるつもりです。以上の目標が達成できるようにします。

2023/12/23(土) ◎タスティエーラ【割込畑中】
 有馬は3歳馬。これが真理である。
 
 過去10年の3歳馬の成績は【4-3-2-16】。5番人気以内に絞ると【4-1-2-5】とかなり好走していることがわかる。このデータを生かして、本命は人気の3歳馬から選びたい。

 本命はタスティエーラである。タスティエーラはクラシックの王道ルートを駆け抜けた馬で、2着1着2着と好成績を残している。過去の3歳馬の優勝馬であるサトノダイヤモンド、ブラストワンピースもクラシック路線で好成績を残してきており、共通している。7枠は【0-1-3-16】と苦戦傾向にあるものの、皐月賞では7枠14番から5番手につけて2着、ダービーでは6枠12番から4番手につけて1着となっている。ここはこの馬の先行力とムーア騎手の手腕に期待したいところである。
 対抗には同じく3歳馬のソールオリエンスを挙げたい。この馬もクラシック路線で好成績を残してきた力のある馬である。横山武史から川田将雅に乗り替わったことが吉と出るか。まあ、どっちかの3歳馬は馬券になるやろ理論。
 その他の候補としてはタイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、ジャスティンパレス、スルーセブンシーズ、スターズオンアースあたりか。おそらくタイトルホルダーが逃げる展開になるだろうが、有力馬に差しよりの馬が多いため、前で争う有力馬が少ないのはありがたいか。逃げ残る可能性は大いにあるだろう。天皇賞秋組は【8-4-4-33】とかなり勝っている。唯一の天皇賞秋組のジャスティンパレスは去年の悔しさを胸に春を制し、今年一年で成長を遂げてきた。その力を有馬でも発揮してくれることに期待。逆にスルーセブンシーズは消し。これは思い切って消します。凱旋門賞4着は素直にすごいが、海外の馬場で受けたダメージは軽いものではない。タイトルホルダーも凱旋門帰りで9着に沈んでいる。今回もスルーセブンシーズが人気を吸って沈んでくれればおいしいなというのが本音。
 穴馬でおもしろそうなのがライラック。過去10年で5番人気以下で馬券に絡んだ穴馬は3歳馬が2頭に対して古馬は6頭もいる。そして、その6頭はどれも前走非根幹距離で結果を力を見せてきている。ライラックも2200で4着と力を見せてきており、条件には当てはまっている。このデータから、穴馬としてライラックを押さえてみたい。

 ◎タスティエーラ
 ○ソールオリエンス
 △ジャスティンパレス
 ▲タイトルホルダー
 ☆ライラック

 この予想から3連単(1,13)-(1,5,10,13)-(1,4,5,8,10,13)の24点で勝負します。




 追記
 ドウデュース、スターズオンアース、タイトルホルダーです。3歳馬は全く来ませんでした。なんてことだ!

2023/12/22(金) 役職引き継ぎ報告 【市丸】
こんにちは、市丸です。
先日の総会で、副部長を引き継ぎさせていただきました。総会で前副部長のI藤先輩から言われたように、自分も例会の内容によって部員の実力は大きく変わりうるという点で、副部長はとても重要な役職だと感じています。
少しでも関大将棋部に貢献出来るよう、頑張りたいと思います。
1年間よろしくお願いいたします。

2023/12/19(火) 明日は総会【畑中】
 最近、日記が活発になって嬉しい畑中です。先日、OBさんとの交流戦があったので振り返っていこうと思います。

 一戦目は対抗形になりました。相手の方は舟囲いから急戦をする伝統的な形で来られました。しかしこちらが失敗したというか、相手のの形が決まるのが遅かったのもあって、穴熊を警戒して玉を48のまま駒組みを進めました。その時に美濃+48玉の形で26歩、36歩をついたのですが、これがひどかったです。急戦で来られたためこの歩付きが逆に自陣に傷を生んでしまいました。7筋からの攻めに対してこちらも捌くことができ、攻め合いにはできましたが、前述の隙が大きく負けてしまいました。

 二戦目も対抗形になりました。相手の方は斜め棒銀のような形で来られました。斜め棒銀に対して、というかこちらが57銀型にしてから斜め棒銀が飛んできてしまったため7筋が薄くなり潰されてしまいました。

 三戦目は気分を変えるためにゴキゲン中飛車を選択したのですが、これがよくありませんでした。26歩、34歩、76歩、54歩、25歩の6手目、ここでは52飛車と回るべきなのですが、私は普段から55歩と指していました。普段、部員と指す時は誰も24歩とついてこないので何ともなかったのですが、55歩の手だと24歩とつかれた後によくある居飛車が55桂と打つ攻め合いになって振り飛車側が悪くなるのです。私はこれを知らなかったので序盤で将棋が終わってしまいました。
 練習将棋で相手の手をとがめていく姿勢があれば本番でこういうことは起こらなかったのかなと思いました。

 四戦目は前局のショックであまり覚えてないですけど負けました。

 五戦目は相振り飛車になりました。相手の方が早めに36歩とついて飛車先を切ってきたので、38飛車とぶつけて激しい順を選びました。その結果、王手○取りが何度も発生するような乱戦になりましたが、疲れもあったのかお互いにミスし合うような将棋で勝ちを拾った形になり、相手の方に申し訳なかったです。

 全体として、変なことをして負けた局が多かったので、これからは普通に指そうと強く思いました。


追記
最近カラオケが多くて歌う曲がなくなってきました。
練習するんでアップテンポな盛り上がる曲のおすすめください。

2023/12/18(月) 24は24点法
こんにちは、Tです。昨日、酷い勘違いで35分無駄にしてしまったので、思い違いがないように書いてみました。去年の8月から将棋倶楽部24をやっているのですが、入玉宣言法について、久しぶりに相入玉になったので、24が24点法であることをすっかりと忘れていました。その結果、135手目くらいにはお互い入玉していていたのですが、相手が一向に宣言しないので、入玉宣言法で勝ちになるのが知らないのかなと思ってしまいました。すると、チャンスということで、引き分けにすべく、指し続けました。すると、437手目でチャンス到来、王手飛車をかけることができ、点数がひっくり返りました。とっとと敵陣に成り駒10枚作って宣言をしようとすると、勝ちにできなかったのです。その対局は、500手で自動引き分けになり、あとで調べたところ、24点法ということでした。非常に無益な時間でした。350手くらい、ただ駒を動かしているだけという状態です。相手が無理にこちらの駒を取りに来た点も合点がいきました。昼ご飯に茶碗一杯のご飯をご飯粒一つ一つ食べろと言われているようなものです。24をやるときは、これを反面教師に、無益な時間をできるだけ取らないようにしたいものです。最近、これまでにまして、将棋が酷くて、7割買ったと思えば、14連敗して、8連勝すると、また、10連敗以上する始末です。道場で飛車落ちの相手に終盤でぽかして負けることもありました。もっと安定した将棋を指したいものですね。

2023/12/15(金) 強行軍(春季一軍戦の振り返りも)
K村です。何か月ぶりかの日記にになります。
多分春季個人戦以来の日記なので春季一軍戦の振り返りからです(ずいぶん前だな)。
僕は一日目だけの参加で2局指させていただきました。
1局目大阪公立戦
春季一軍戦初日、一局目に参加した人はまさかの7人ということで正直びっくりしました。
僕の相手はO川さんで何度か対戦したことがある方でした。彼女は攻めが鋭い印象を持っていて攻め込まれる展開にだけは気をつけて指しました。この将棋は四間飛車⁻エルモ急戦になり、中盤歩得する展開でしたが、一手間違えたことで防戦一方になり負けてしまいました。
2局目阪大戦
師匠が合流し、2局目の参加者は8人(w)で臨みました。僕の相手はO野さんでした。対局はまたしても僕が一手間違えて大差で負ける展開でした。
春季一軍戦は、惜しくもA級落ちとなり、秋期一軍戦はB級になってしまいました。

夏休み
将棋部総会では、弟子ができました。

夏休みの後半は学校インターンシップに参加しました。詳細は守秘義務等があるので書けませんが、教師になりたいという思いが強くなりました。
学校インターンシップが終わった一日後の成績発表ではいつも可で粘っていた成績はことごとく不可になってしまいました。これにより将棋部の例会が秋期は参加できなくなりました。

秋期スタート
僕の秋期の時間割は、月曜1から4、火曜1から6、水曜3から5木曜3から5、金曜1から5、土曜1限が授業と超過密スケジュールで頑張っています。今季はすべての教科で良以上を目標にし、例会には参加せず勉強していますが、部内リーグ戦は参加しました。その理由は、部に入った以上、できるだけ部内の大会等には出場しないといけないという義務感です。最近将棋部ではその義務感が薄れているように感じます。例えば例会の無断欠席などです。せめて休む時は休みますというべきだと僕は思います。
こんな強行軍をしている僕がこの日記を書くことで、今の将棋部の部員の意識を変えるきっかけになればと思っています。(なるかな)

今年の将棋部ワード(個人的に好きなやつ3選)
関大将棋部のホームページには10年以上前の関将玉言碌がありますが、これの今年度生まれた新ワードの中から面白い(?)ワードを紹介します。
一つ目はS村先輩の「雨が降るので帰ります」です。個人的にこれが将棋部流行語大賞2023に選ばれるんじゃないかと思います。(去年度は「豚人道」)
2つ目は「女が欲しい」です。なぜこのワードがランクインしたかというと今年度破局した2人が言っていたからです(かなり嫉妬しています)。本当にリア充爆発しろ!!!!
3つ目もS村先輩から「君はいいよな、彼女がおって」です。このセリフは2つ目の「女が欲しい」の後に生まれました。部内日誌をあまり読まないS村先輩の情報不足により生まれたセリフです。
今年も将棋部では面白いワードがこのほかにもたくさん生まれました。来年はどんなワードが飛び出すのか楽しみです。ではバイぬま。よいお年を

2023/12/14(木) 秋期一軍戦反省と来年の一軍戦に向けて【冨田】
こんにちは、冨田です。前回だいぶ間の話を省きながら書いたつもりが字数制限(2500字)を超えてしまったので追加します。

 実は一軍戦の直前、将棋人生史上最大のスランプにハマってしまい、部内リーグ戦やネット将棋などで全く勝てない期間がありました。前代未聞の25連敗を喫し一軍戦の参加希望者が14人以上いるとメンバーから外れてしまう可能性があり、さらにここまで負けると参加しても負けるだけなので参加を見送ろうと考えていました。しかし、リーグ戦でH中先輩との対抗形で一局目を辛勝したことで精神的に楽になり、さらに旅行に行ったことで将棋から少し離れる期間(2日)ができたことで調子が戻りつつあるタイミングで一軍戦を迎えることが出来ました。
 調子の戻し方をいろんな人に聞いたりしてましたが、やはり自分は将棋をやめることでまた手が見えるようになるみたいです。無理して続けてもさらに沼にハマるので。。。3切れも連敗が続くとやめられないので多分ギャンブルに向いてません。人の金ならいいけど。話が脱線しましたがそんなこんなで迎えた一軍戦では清流戦で龍谷のK上くんに手も足も出なかった悔しさや部内で三間が流行していることもあり、夏以降対三間を目標に取り組んでいた成果が出たことは一番うれしかったですね。その後の二軍戦でもK上くんに優勢までもっていくことが出来たのである程度通用しそう。まあそこから勝ちきれないのが自分の弱さでもあるのですが。。。勝ちたかった。切れ負けはダメです。時間の使い方が。。。
 今回の一軍戦での一番の反省点はやはり公立戦でした。オーダーが決まった時からもうすでに勝てる手合いじゃないから仕事が終わったなどと言ってしまい、士気を下げてしまった気がします。出ずに棋譜を取ってくれる人がいるのにもかかわらず、出させてもらいながら勝つ気がないのは責任感がなさ過ぎました。さらに内容も30分で負けてくるなど本当に酷い将棋を指してしまい、あとから出てたある人に冨田M原はM原勝ちだと思っていたけどやっぱりか〜と言われてしまい負けるにしてももう少しいい将棋を指せるように勝つ気で、しっかり時間を使って指すべきでした。こちらが15分残していたのにもかかわらずもう数手後には崩壊することが確定してしまったので取り返しがつきませんでした。なので同じことを繰り返さないように相手がだれであっても勝ちに行く将棋を指し、格上であるのならなおさら時間を序盤からしっかり使うようにします。
他のメンバーも指せない人がいる中で指させてもらっているという意識をもって見られても恥ずかしくない将棋を指しましょう。(ベスメンじゃない人は特に)時間を残したまま負けてくるのは論外です。他のメンバーの士気にかかわります。あと悪くなったら死ぬ気で粘りましょう。気合です。負けてくること自体は将棋なので仕方ありませんが負けるにしてもいい負け方"ができるように意識しましょう。(自戒)

このままでは昇級したのに暗い話ばかりと言われそうなので来期の一軍戦に向けて書きます。明るい話はありません。
最近非常に将棋に対するモチベが低下している僕ですがほっとけばまた上がってくるのでしばらくはまったりやります。大会も終わったので。来年は勝ち星計算のE藤先輩が卒業するということで絶対的なエースがいなくなることで勝ち星計算やオーダーの組み方が難しくなります。とりあえず一つ勝ってきてくれるというのは非常に大きく来年以降は苦労しそうです。その中でもI戸先輩が来年もいるというのは関大にとって非常にありがたく、安定してそれなりに勝ち計算ができるので助かります。また、U田さんが飛車を振ったり嬉野党と当たらなければ勝ち計算に入れたいところです。就活で忙しくされてますが大丈夫でしょうか。あと鬼みたいな話題の振り方しないでください。
 ここまで一軍戦に向けてと言いながら自分の話をしない他力本願な展望でしたが個人としてはまずはA級で一勝を目指して酷い終盤の改善や序盤の整理を中心に頑張ります。モチベが戻ったら。
得に序盤はやれば改善できるところなのでここはマストでやりたいですね。最近は相居飛車で棋風改造したので序盤で殺されることもしばしば。四間や中飛車もやらないといけないので研究課題は山積みです。合宿までにはある程度仕上げていきたい。まあその前にまず単位ですね。これ以上落とせないので頑張ります。

と微妙な締め方になりましたが今回はこれぐらいにしておきます。
思いついたそばから書きなぐっているだけなので稚拙な文章ですが、ここまで読んでくれた方はありがとうございました。

2023/12/11(月) 秋季一軍戦振り返り【冨田】
こんにちは、2回生の冨田です。(前例を踏襲)
久しぶりの投稿になります。今回は主に一軍戦の振り返りを。

まず大学としてはA級に昇級し、来期はレベルの高い舞台で指せるのを嬉しく思います。個人としては3勝2敗となりました。対戦相手や自分の棋力を考慮すると上々の結果だとは思います。しかし、内容を見ると決していい内容だったとは言い難いので反省を書いていきます。

一日目
【一回戦 桃山学院戦】〇
大会のその日の初戦はいつも緊張していて今回も序盤は手を震わせながらの対局となりました。

戦型は相手のツノ銀雁木に対し、こちらの右四間になりました。
この将棋は、こちらの45歩の仕掛けに65桂とし同銀で食い破り同歩に44歩早々に桂得が確定し終始優勢のまま押し切ったと思います。
しかし一つ怖い変化があり、それに指したあとに気づき少しひやりとしました。こういうことをよくやるので直さないとですね。
初日の初戦を取れたことでこのあとの緊張が緩和されたので大きな一勝だと思います。

【三回戦 関学戦】〇
滋賀県立戦は休みとなり、この日最終局の関学戦となります。

戦型はこちらのツノ銀雁木に対し、相手の雁木と矢倉の間のような形になりました。こちらからの45歩から端を絡めての仕掛けで飛車先交換をし27に飛車を引きました。結果これが後々に響き、飛車と銀の両取りをかけられる変化となり、終始苦しい展開になりました。龍まで引き付けられと金を作られで必敗でしたが相手が
受けずに攻めを急いだことでこちらも重いながらも攻められる形となり、結果相手も受けてきましたがなんとか詰ましきりました。
相手は部内でその形が経験があったみたいでうまくやられました。

結果、この日は2連勝となりましたが関学戦はほぼ負けの将棋なので酷かったと思います。とはいえ2連勝という結果で気持ちは楽になりました。

2日目
【六回戦 和歌山戦】●
京産戦は休みとなり、棋譜取りに奔走してました。正直人数が少ない中での棋譜取りは対局より疲れます。

対局はこちらのツノ銀雁木に対し相手の急戦矢倉の形となりました。この将棋は銀が詰むことをうっかりし、将棋が終わりました。
そこまでは相手の指し手と自分の思考がほぼ一致しており、指していて楽しかったです。相手の玉が非常に薄く、壁形であったので飛車を成り込まれても反撃形を作れば勝負と思ってましたが銀損は聞いていませんでした。最後一応相手玉も見た目は危なく出来たので銀損以外はそれなりに指せたと思います。しかしこういううっかりは本当に酷く、チームも自分以外勝ちと、7−0にストップをかけてしまい申し訳なかったです。

【七回戦 神戸戦】〇
B級最大の障壁となる神戸との対局に出させてもらいました。
正直この日はこの対局がすべてぐらいの気持ちで臨みました。
相手の三間に対しこちらの一直線銀冠風の形になりました。
前日にI戸先輩と指した形となり、その時は久しぶりにその形になったので手順が思い出せず、惨敗しましたが再度手順を確認していたのでそれが大きかったです。
こちらが銀冠を目指し、銀が離れた瞬間に35歩と石田流を目指され、46歩42角45歩34飛44歩同銀45歩打同銀11角成33角同角同桂と進みこちらの香得ながら歩切れと玉形差と王手飛車のラインで全くの互角です。こちらの離れ銀冠の形はまとめるのも大変で居飛車側が相当気を遣う変化となりますが先手の場合驚くほど同じ局面になるので研究が入れやすく、その点で十分指せると思っています。しかしこちらが36歩と打つのを失念し、少し悪くしているのに気づかず、30手目ぐらいで仕掛け、60手目ぐらいまでで対局開始から10分ほどしかたっておらず、ハイペースの進行となりました。そこから徐々に巻き返し、一度よくなってからは評価値を落としこそすれ逆転はなかったので良かったと思います。
相手の玉が堅くこちら玉が薄いため優勢とはいえずっと受ける展開で相手の攻めを切らしに行きましたが切らせないことを悟り反撃へ。相手の攻めが細かったのでぎりぎりで凌ぎ、最後は13手詰めを詰ましきり勝利となりました。最速で中終盤へ突入し最遅で終局しました。対局終盤大勢に囲まれていたので今3−3でこれで決まるのではないかと思いながら指していましたが盤面に必死で緊張はありませんでした。しかし、結果は1−6。全敗を阻止できたのは良かったですが入れ替え戦で勝てる戦力がそろっておらず、来期もB級かと思いました。対局後にU田先輩から謝られ、近大のA倉君には褒められました。嬉しかったですが残念な気持ちもあり複雑でした。

【入れ替え戦 公立戦】●
神戸戦に勝ったことでメンバーに入れてもらえることに。相手は公立のM原さんとわかり手合い違いで自分の仕事は神戸戦に勝ちM原くんに当たったことで終わったと思い、弛緩していました。しかしこれが良くなく、仕掛けられたところでほぼ受けがなく、相手にほぼ時間を消費させられず一方的な展開になり早々に負けてしまったことは非常に反省しています。結果負けるのは仕方ありませんが始まる前から勝ち目がないと諦め、自分の棋風を変えて挑んだことで対局開始30分ちょっとで一敗を確定させてしまいました。これはチームに悪影響しか及ぼさないので申し訳ないです。せめて自分の将棋を指すべきでした。
早々に終わったので居た堪れない気持ちの中観戦していましたが2−3の状況でF田くんが必敗形となっており、負けを覚悟しましたがF田マジックでなんかひっくり返っていました。なんでなんでしょうかね。3−3の状態で頼れる4回生のI戸先輩が残っており、一目優勢でしたが心臓に悪いのでU田先輩とA倉君とで喋っていました。そんな中I戸先輩の勝報が届き、I戸先輩が控室で発狂していたので、嬉しかったですが少し冷静になりました。

字数制限で書けないこともあったのでまた更新するかもです。それではまた。

2023/12/10(日) 秋期一軍戦振り返り【市丸】
こんにちは、1回生の市丸です。
師匠のT先輩がよく日記をあげており、弟子の自分も日記を書こうと思いつつ気づけば数ヶ月が経っていた中、前回の日記で大師匠からのお言葉もあったのでようやく日記を書きました。しかし、グズグズしてる間に同じ1回生の森野に先を越されてしまいました…。
そんな下らない前置きは置いといて、前回の一軍戦の振り返りを。
初日、まず自分は起きる予定時刻から30分遅れて起きてしまい、いきなり0回戦敗退の危機に直面しましたが、それをなんとか回避しました。しかし急いで間に合ったよかったものの、自分は桃山学院大学戦、滋賀県立大学戦、関西学院大学戦、まさかの3戦連続で不戦勝でした。3限の言語出れたやん…。
4戦目 大阪経済大学戦
4戦目にしてようやく出番となりました。後手番で相振り飛車となり、こちらが序盤で優勢になり危なげなく勝利。
初日は4―0で一応チーム最多勝利も記録しました。
2日目
1戦目 京都産業大学戦
出番なし。
2戦目 和歌山大学戦
後手番で相振り飛車になり、中盤に無理に飛車を取りに行った自分が元から少し悪かったところを受けを間違いさらに不利に。正直苦しいかと思っていましたが、お相手の秒読みの時間切れで勝利。ただ、局面は悪かったので反省点は残る将棋でした。
3戦目 神戸大学戦
全勝同士、勝った方がB級優勝でA級昇格、負けた方が入れ替え戦となる大一番となりました。
後手番で横歩取り3三桂を採用。これまで相振り飛車しか指しておらず、お相手は自分のことを振り飛車党だと思い込んでいたようで、戦型選択で一本取った形ではありました。
横歩取りの後手番ながら、相手が2筋、8筋の両方に歩を打ったので歩得による主張がなく、じっくりとした長い中盤の中でこちらが相手の攻めを受ける展開になりました。しかし、駒組みを経てほぼ互角でようやく仕掛けられた局面で持ち時間を使い切り、1分将棋に。そこでミスを許してしまいそのまま粘ることも出来ず負け。1分将棋にはお相手が先に突入していたり、時間でこちらがリードしていた時間が長かっただけに、自分の弱点、そして力不足を改めて感じる1局でした。チームもT田先輩の1勝のみの1―6負け。
しかし上田先輩も仰っていた通り、この1勝が次の入れ替え戦に向けてあまりにも大きい1勝だったと自分は感じています。正直ストレートで負けていたら、入れ替え戦もどうだったか…。
入れ替え戦 大阪公立大学戦
1戦のみのオーダーとはいえ大将の位置になったので、オーダー交換をしたのは新鮮でした。実はオーダー交換の間、かなり緊張していましたが。対局相手が松本さんと強敵だったので、正直自分でそこに当たれたのはまあ良かったのかなと思っていました。そもそも全体的にオーダーのハマり具合も神がかっていたと自分も思います。
対局ですが、自分が先手で相雁木になり、一方的に自分が時間を使うことになりました。結果から言うと負けたのですが、後手の棒銀を受けきりましたが、あまりにも薄い玉形からこちらがずっと不利なまま負けたと思っていました。しかし感想戦で松本さんに自分の方が優勢で、1600点は良かったと思いますと言われて、確かにこちらが良い局面がありました。ちなみにソフトでは600点ほど有利になる局面がありました。感想戦ではその順に進むとこちらに有望な変化が多く、これを落としたのか、有利だと気づけなかったのかと少し情けなく思いました。分岐となる盤面で時間がなく、時間に追われて下図から4五歩と指したのですが、攻めの通りが悪くなるだけでなく逆に相手の守りが引き締まる手になってしまう、お手伝いの手になってしまっていました。こういう将棋を優勢にしてそのまま勝ち切る力があまりにも足りていないと感じました。
チームはなんとか4―3で勝ち、A級昇格することが出来ました。2―3の状況でI戸先輩は激戦と見ていましたが、F田先輩の局面が自玉が裸でほぼ寄り形なのに対し、相手玉は片美濃が残っており、あまりにも悪く見えていたので正直厳しいかなと思っていましたが、I戸先輩の方の盤面を見ているうちに逆転していて、かなり驚いたのを覚えています。相手の持ち駒が少ないので自玉がギリギリ寄らず、相手玉は受けなしでそのまま勝ちになりました。
F田先輩が勝ってから程なくして、I戸先輩が質駒になっていた角を入手してから、自分には見えなかった詰み筋で相手玉を即詰みに討ち取って勝ちになりました。
本当に先輩方の背中が大きく、頼もしく見える2日目であり、同時に折角出していただいているのに結果を全く残せていない自分がとても不甲斐なく思える2日目でもありました。これを糧に浮き彫りになった課題を克服していけるように頑張ります。
これからも日記を定期的に更新し、現1回生の中で一番日記をつけられたらいいなと思います。長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

2023/12/09(土) 秋季一軍戦振り返り【森野】
こんにちは、一回生の森野です。初投稿して以来の日記となります。今回は主に秋の一軍戦について、振り返ってみようと思います。

春の一軍戦は個人成績0-6という不甲斐ない結果でした。A級のレベルの高さを身をもって実感し、そしてまたA級に戻って強い相手と指したいと思いました。B級での参加となる秋の一軍戦は春で沢山負けた分、出来るだけ沢山勝ってチームのA級復帰に貢献したいと思って挑みました。ここから先は、今回の一軍戦の対局の内容を簡潔に書いていこうと思います。一回戦の桃山学院戦は1限の講義に出席するため不参加、二回戦の滋賀県立戦は不戦勝となったので三回戦の関西学院戦からとなります。

【三回戦 関西学院戦】◯
相振り飛車になりましたが、相手の序盤の駒組に隙があり、上手く付け込んで危なげなく勝つことができました。振り飛車党に転向して以降、相振り飛車の序盤は駒組に気を使って時間をかけてしまうことが多かったので、今回逆に相手の隙を咎めることができたのは自信になりました。

【四回戦 大阪経済戦】◯
大阪経済戦も相振り飛車となりました。中盤、自陣が盤石な状態で攻める展開でしたが、見落としていた簡単な受けの手を指されてしまい、細い攻めを繋げる展開になってしまいました。最後は相手の頓死で即詰みとなりましたが、褒められる将棋ではなかったですね。冷静に振り返ってみると自陣の金無双が手付かずだったので頓死直前の局面も互角の戦いだったとは思いますが、時計に追われた状態で正しく指せる自信はなかったです。

【五回戦 京都産業戦】◯
京都産業戦は対抗系の将棋となりました。持久戦(振り飛車穴熊)を目指しましたが相手が急戦模様、仕方なく美濃囲いで構えるも慣れていない急戦の将棋だったので上手く捌けず劣勢でした。振り飛車転向前も碌に急戦で戦わなかったので、早く経験を積まないといけませんね。将棋自体は終盤に逆転して勝ちました。美濃囲いの強さを感じる一局だったと思います。

【六回戦 和歌山戦】◯
和歌山県戦は再び相降り飛車となりました。結構相降り飛車になること多いんですね…(A級はまた別かもしれませんが)。序中盤は上手く指せていましたが、終盤にやや失速。どこかで手抜いて攻めに転じられたら怪しかったかもしれません。

【七回戦 神戸戦】●
B級優勝を決める一戦ということもあり、いつも以上に気合を入れて臨みました。▲四間飛車に対していつも通り△向かい飛車で応戦。金無双の玉頭を叩かれますが、それを逆用して相手の飛車を攻める展開に。▲2二角打に対して△4四桂打が絶品(写真)で優勢を意識していました(評価値1061)。神戸大学さんのX(ツイッター)の投稿でも(相手の方が)不利と書かれていたので勝ちたかったですね。これより先は拙攻を重ねるうちに逆転負け。終盤力の無さを実感しました。

【入れ替え戦 大阪公立戦】◯
入れ替え戦も相降り飛車でした。もう少し対抗系(振り飛車持ち)の将棋を指したかったですね(´-ω-`)。開戦は相手の端攻めからでした。香損の攻めということもあり、流石に通らないだろうと思っていましたが思いの外繋がり、大駒コンプリートしたものの玉が危ない形にされました。相手の玉に迫れていなかったため一手負けを覚悟しましたが、なんとか勝利することができました。このときは本当に焦っていて、最後詰ましにいくときも飛車を玉の近くに打ってしまい、難しい順にしてしまいました。相手が合駒に角ではなく香を使ったので簡単に詰みましたが、角を打たれたとき相手玉を詰ませることが果たしてできたのか…。秒読みかつ自玉が必死だったので相手玉の詰みを逃して負けていたかもしれません。

上記の通り秋の一軍戦は個人成績6-1(不戦勝が1つ)と、チームのA級復帰に貢献できたと思います。来春のA級での一軍戦もメンバーに入り、勝ち星をあげられるよう頑張ります。

2023/12/07(木) 秋季一軍戦振り返り
 ご無沙汰しています。上田です。日記を書くのも随分久しぶりになります。3回に進級してからというもの1度も日記を書くことがなかったので書きたいことがたくさんあります。ですので、何回かに分けて書いていきたいと思います。今回は秋季一軍戦についての日記です。

 最初に書いておきますが、私は主将ではないので、オーダーのあれこれは詳しく書くことができません。ご了承ください。

 前回の一軍戦で関西大学はA級から降級しB級に戦場を移し戦うことになりました。B級で戦うからには目標は1位、優勝です。それを念頭にチームとしての話をまず1日目から振り返っていきます。

1日目
【1回戦 桃山学院大学】 6-1勝ち
桃山学院は出場選手が4人とのことであったので経験のある上級生がオーダー表の順番の関係で出場。しっかり勝利しチームとして良い滑り出しで幕を開けました。

【2回戦 滋賀県立大学】 6-1勝ち
滋賀県立大学は3人出場であったので自動的に勝ちですが、Wエースの片割れである小森さん以外には勝利を収めることができ、1回戦に続き6-1で勝利。

【3回戦 関西学院大学】 6-1勝ち
不戦勝が1つありましたが、上田以外全員勝ち。個人的な話は後に回しますが、他のメンバーは安定して勝利を収めていて安堵しました。

【4回戦 大阪経済大大学】 5-2勝ち
大阪経済大学は山田くんを中心にして将棋へ熱心に向き合っている印象で勝つのは簡単なことではないと感じていました。蓋を開けると、1年生がしっかり勝ちをもぎ取っており、チームとしても5-2というスコアで勝利することができました。

 1日目は4-0というこれ以上ない素晴らしいスタートダッシュを切ることができ、安心した一方で、私自身が負けたことや2日目に来られないメンバーを考えると、少しの不安も同時に浮かび上がりました。

2日目
【5回戦 京都産業大学】 6-1勝ち
今回の一軍戦初登場の3人がしっかり白星をチームにもたらしてくれたこともあり2日目のスタートダッシュに成功しました。

【6回戦 和歌山大学】 6-1勝ち
エースの安藤さんが不在ではありましたが、6-1と余裕をもっての勝利でした。特筆すべき点としては1年の森野がここまで4連勝と安定して白星をあげてくれて心強かったことがあげられます。

【7回戦 神戸大学】 1-6負け
優勝決定戦です。関西大学はレギュラー数人が欠場ということ、神戸大学に元から強い上級生に加えて即戦力のルーキーが大量入部したことがあり、層の厚さでは分が悪い相手であると感じていました。冨田が底力を見せ、熱戦をものにしてくれたものの、その他が全員負けでチームとしても負け。優勝を逃しました。早々に負けた私が言うことではないのかもしれませんが、神戸大学との差は歴然としていて勝つビジョンが全く見えませんでした。しかし、冨田が強豪相手に勝利をもぎ取ってくれたことが素晴らしく次回への希望をつなげてくれたと思います。大熱戦の勝利を引き寄せることができる、今回のような将棋ができるのは団体戦にとってとても大事です。次回も同じリーグで対戦することができるので次回こそは勝利を掴みにいきましょう。

 ここまでで関西大学は6-1、B級2位で入れ替え戦へまわることが決定しました。正直A級の大学はどこも層が厚く関大が勝利するにはオーダーが非常に重要であることが明白でした。

【入れ替え戦 大阪公立大学】 4-3勝ち
オーダーは畑中を中心として考えました。その意味では、今回の勝利の立役者は彼であったと思います。ありがとう。オーダー交換をした時点でどちらが勝ってもおかしくない当たりだと感じました。公立大学の1番手2番手と踏んでいた三原くん、松本くんに黒星を喫するものの、森野が大きすぎる1勝をもぎ取り、私もどうにか勝利することができました。この時点のスコアは関大側から見て2-3でした。残り2試合はどちらも関大側優勢とのことで、一気にA級昇級への道筋が見えてきました。しばらくして藤田が勝ち、これで3-3。最後の1戦は控室で朗報を待っていました。少しすると井戸先輩が勝ちとの情報が入ってきて、これで関大のA級昇級が確定しました。さすが4年生とも言える姿でした。この姿を下級生は忘れずに覚えておいてください。


 結果として、関西大学はA級昇級を果たしました。出場選手全員が1勝を挙げたことは素晴らしい成果です。しかしながら、A級は決して甘くはありません。このままではすぐにB級に逆戻りするでしょう。以下は、自分に言い聞かせる意味も込めつつの文章です。負けることを当然視する心構えは捨てましょう。根性論に固執するのも良くありませんが、少しだけ。自分が一勝をもぎ取るという気持ちを常に持ち対局に挑みましょう。対局中も形勢が不利になって当たり前の気持ちではいけません。自分こそがヒーローになってやるという気概を持つことが大事です。相手が強くても、その瞬間に負けることを受け入れてしまったら、試合はすでに終わってしまいます。そのためには努力に裏打ちされた自信が重要です。努力の結果として自分にできること、できたことに自信を持つとA級でも十分に戦えるでしょう。

 最後に、一軍戦に出場した選手、お疲れ様でした。次回の一軍戦で熱い戦いができることを信じて、今回の日記を締めくくりたいと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

追記
せっかくなので今回の一軍戦に出た人は日記書いてほしいなあ…

2023/12/05(火) 深い意味はない、たぶん【畑中】
 いくばくか
 としつきを経て
 うちとけた
 もう日が暮れる
 わかれの季節

かなしいことが最近多い気がします。
れーとも下がりまくってるし。
他意はありませんよ。

2023/12/03(日) 別れの季節【畑中】
 とつぜんですが、12月になりました。時が過ぎるのは早いもので、2023年もあとひと月となりました。年末はクリスマスやテスト勉強で忙しいでしょうが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?特に4回生の方は”大学生”としては最後の冬となります。ゆっくり過ごせる貴重な冬をどう使われるのでしょうか。
 みなさんは卒業まであと3か月ほどです。テスト期間のことも考えると会える機会は数えるほどしかありません。私にとっては一個上の先輩ということもあって2年半ほど同じ時間を過ごしました。
 たくさんの思い出がありますが、やはり私にとって最も印象が大きいのはI戸先輩との相振り飛車ですね。
 わんりょく勝負になりがちな相振り飛車という戦型ですが、I戸先輩との将棋もよくそうなりました。というより一方的に殴られましたが。私自身が振り飛車にプライドを持っていたこともあり、相振りで負けるたびに次は勝つと燃え、相振りの攻め方を学んではぶつけるの繰り返しでした。そのおかげもあって入部時に比べれば相振りは上達したように思います。あと、毎回思うのですが、I戸先輩と指すと毎回自分の攻めの方が遅いんですよね。美濃囲いや金無双は耐久力はそこまでありませんし、自分自身の受けも上手くはありませんから自分が攻める展開にしたいんですが、I戸先輩の方が早いんですよ。
 かといって、無理して攻めの速度を上げると簡単に受けきられるんですよね。勝てません。
 れーとは上がりましたね。24の下の方は相振りになりやすいので、そこは本当にI戸先輩と指してて鍛えられたんじゃないかとは思います。
 たぶん、指すのもあと数局ぐらいになってしまうかもしれませんが、なんとか相振りで納得した一発が入れられるように頑張りたいです。


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