関大将棋部の日記
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2021/10/30(土) 右玉のすゝめ(M安)
皆さんは右玉という戦法をご存じだろうか、知らない人のために分かりやすく手短に説明しよう。まず将棋において自分が思う最も堅い囲いを想像してほしい、十中八九それが右玉だ。
指したことのない人は是非一度指してみて頂きたい、囲えれば実家のような安心感を覚え、たちまち右玉の虜になるだろう、最近私は実家と右玉の区別が曖昧になりかけている、もはや右玉が実家だと言っても過言ではない。
しかしながらここだけの話、右玉には最強戦法でありながらいくつかの欠点が潜んでいる、その欠点のうちとりわけ目立ったものを二つほど紹介しようと思う。
一つ目は何と言っても家賃である。どれだけ住みよい物件だとしても家賃が高ければ話は別である、速攻仕掛けられる将棋では右玉に組ませてもらえないことも多い、特に早繰り銀などを相手にするときは駒組に細心の注意を払わなければならない、私は払えない。
二つ目は、圧倒的脆さである、戦法の性質上玉頭戦になることが多いが、その玉型の薄さ故、鬼のようにカウンターが炸裂する。したがって、私のように終盤力に自信のない方にはかなりおすすめしづらい。私は愛でごまかしている。
他にも探せばいろいろ欠点がありそうなものだが、まあいろいろ目をつぶれば、やはり間違いなく右玉は最強戦法である。
一軍戦も近づいてきたので、これからより一層右玉に力を入れていきたいと思う。
次は一回生のH江くんお願いします。

2021/10/01(金) 〜叶うべき夢の先へ〜 (K崎)
どうもすいません1回生のK崎です。早いもので今日から10月ですね。授業も始まり、またしても課題に追われる日々が来るかと思うと憂鬱です。zoomならまだしもオンデマンドだとやる気が出ないんですよね…
さて前置きはこのくらいにして、本題に入っていこうと思います。僕が日記を書くということ大抵はオリックス関連の話題になって申し訳ないのですが今回もお付き合いお願いします。
前回僕がH中君と観に行って以来、主砲である吉田正尚選手を欠くオリックスは苦戦を強いられ、一時は首位ロッテと4ゲーム差まで広げられてしまいました。このまま終戦かと思われましたが、ロッテの中心選手であるマーティン選手が自打球による骨折で登録抹消、さらに吉田正尚選手が怪我から復帰、また西浦選手が難病の悪化ため現役引退を発表したことで、チーム全体が西浦選手の為にもなんとしても優勝をしてみせるという熱い想いで一体感がより一層増したところで、ロッテとの天王山となる首位攻防3連戦を迎えました。
このカードが始まる前はロッテと3ゲーム差で1敗でもすればロッテに優勝マジックが点灯してしまうという厳しい状況でしたが、初戦は先発の山崎福也投手が5回1失点とゲームを作り、打線もT-岡田選手の逆転3ランなどで5点をとり、5-2で勝利。
2戦目はプロ入り初勝利を狙う山崎颯一郎投手が6回途中を投げて2失点と好投。打線は序盤こそチャンスをモノにできなかったものの、5回に正尚選手のタイムリー、モヤ選手の逆転3ランなどで一挙6点のビッグイニング。その後も得点を重ね、終わってみれば15対2の圧勝で、山崎颯一郎投手がプロ入り初勝利を挙げました。
そして迎えた昨日の第3戦、ここで勝てばゲーム差が0になるので何としても勝ちたいオリックスは、先発投手に以前観に行ったロッテ戦で好投を見せてくれた田嶋投手を投入し、絶対に負けられないロッテはオリックスキラーの岩下投手が先発しました。
試合は3回にあの悪夢の同点弾を放った荻野選手に先制タイムリーを浴びると、打線は天敵の岩下投手を捉えられず8回表まで1-0と苦しい展開が続きます。8回表、ロッテは7回から勝ちパターンの継投に入っており、佐々木千隼投手の前に3球で2アウトを取られ、嫌な流れになっていたところを、9番の久々にスタメン入りした太田選手が初球の甘い変化球を捉えて同点弾を放ち、一振りで同点に追いつくことができました。この時僕はテレビの前で叫んでました笑。
しかし、その裏のロッテの攻撃、田嶋投手が難なく2つアウトを取ったものの、2者連続の四球でピンチを招くと、続くエチェバリア選手の打球はレフト前へ、あたりは痛烈で満塁かと思いきや、この回から守備固めで入った駿太選手がまさかのファンブル、このエラーの間にランナーが還り勝ち越されると、続く藤岡選手にもタイムリーを浴び、3-1と2点差に広げられてしまいました。このまさかの展開に僕は怒り心頭で、田嶋が可哀想やろ!と1人部屋の中で怒鳴っていました。
そして迎えた9回表、ロッテは当然守護神の益田投手を投入してきました。先頭の福田選手がヒットで出塁して、以前益田投手から本塁打を放っている杉本選手に期待がかかりましたが三振…続くモヤ選手が火を噴くような辺りを放ったのですがエチェバリア選手がジャンピングキャッチ。僕は正直、この超ファインプレーで万事休すかと思ってしまいました。おそらく多くのオリックスファンの方々も同じように考えたかと思われます。しかし、続く紅林選手がしぶとくセンター前に運んでツーアウトながら1、3塁とすると、ここで打席に立つのは第1戦で逆転スリーランを放った“浪速の轟砲”ことT-岡田選手。僕が「ここでTが逆転スリーラン打ってくれんかな…」と口に出して呟いたその時でした。
2球目の甘く入ったシンカーを捉えて打球はぐんぐん伸び、そのままスタンドへ、まさかまさかの逆転スリーランホームラン。この時の僕はそれはもう正しく狂喜乱舞の大騒ぎ、テレビの前で大声で叫んでしまいました笑。
そして3-4で迎えた9回裏、マウンドにはロッテ戦では苦い思い出がある守護神の平野投手がマウンドに上がりました。先頭をサードフライに打ち取ったものの、続く佐藤選手にセンター前に運ばれると、一瞬の隙を狙った佐藤選手が2塁を目指して激走、しかしここは福田選手が冷静に返球し2塁で間一髪タッチアウト。9回ツーアウトで打席にはあの荻野選手が入ります。正直かなり嫌な予感はしていました。荻野選手が放った打球はセンターへ、しかしこれは伸びがなく、福田選手がしっかり掴んでスリーアウトでゲームセット。
首位ロッテとの天王山を3連勝し、これでゲーム差は0。勝率の関係で首位はロッテのままですが、逆転優勝に向けて大きな3連勝になりました。 次のカードは絶対王者ソフトバンク戦で現在は4位ですが、5ゲーム差とまだまだ射程範囲内にいるので1ゲームでも突き放しておきたいところです。
それにしてもあの興奮を伝えようと3試合を振り返るととんでもない長文になってしまいました。こんな長文を読んでくださった方がいるとは思えませんが、もしいらっしゃるのなら、僕のあの時の興奮が少しでも伝わってくれれば幸いです。それでは長文失礼しました。


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