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2017/11/30(木)
奨励会入会とか入会試験とかの話。
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割り込み失礼します。三回のY野です。今回は奨励会に入会するまでを書いていきたいと思います。
僕は四歳から将棋を始めました。しばらくは両親や兄に相手になってもらっていたのですが、、もっと強くなりたいと思い、5歳から山口県の岩国将棋教室に通い始めました。そこで教えてもらいつつ、小学生になってからは広島将棋センター(山崎先生や糸谷先生が通った場所で有名)にも通い始めました。それと24、詰将棋、棋譜並べで勉強して棋力を向上させました。 広島県代表として何度か全国大会に出場し、小学二年生の時倉敷王将戦で5位になってからは3年の時に三位、5年の時に2位になりました。(この時決勝で増田現四段に負けたのですが、10年後に藤井四段の29連勝がかかった相手としてテレビで四年生で優勝と紹介されてるのを見てあの時角うっとけばなぁーとか思ってました笑。棋譜は昔の将棋年鑑にのってるんでよければ見てください)
そんな感じである程度全国で活躍してからはプロ棋士になりたい、奨励会に入会したいという思いが強くなりました。奨励会に入会するには基本的に師匠の推薦が必要です。それで同じ岩国将棋教室に通っていた兄弟子の伝手で野田先生に弟子入りを志願しました。僕は入門試験とかはありませんでした。ただ、一つだけ忠告?されました。「Y野君は将棋が好きですか?本当に将棋が好きでなければ奨励会に入会しても苦悩し挫折する」と。当時の僕にはこの言葉の重みを理解できていなかったですね。 入門した後は、N田先生が開催してくださった奨励会受験者同士の合宿などで試験に備えました。余談ですがこの時の合宿でOBのY森さんとも知り合いました。当時はそこまで仲良く?はなかったです笑 そして挑んだ奨励会試験ですが、1次試験で3勝3敗と不合格。また来年頑張ってねなるわけです。仕方ないのでまた一年間アマで頑張り、中学1年の時、一次試験を4勝2敗、二次試験を1勝2敗と最後の一局でなんとか勝って入会することができました。入会してからはまた次書きます。
棋歴とは別に入会試験について少し書いておきます。奨励会試験は一次試験、筆記試験、二次試験、面接試験が三日間で行われます。全部合格しなければ入会できません。まず一次試験ですがここが一番厳しい笑同じ受験者相手に4勝2敗以上の成績で突破です。持ち時間1ち時間秒読み60秒)(現在は3勝2敗) 二日ある一次試験を通過すると、三日目の朝、筆記試験があります。(50分?)問題と作文ですが内容をネタバレすると問題のほうが詰将棋5〜13手くらいを4問、、写真の人物を答えろ、大山、中原、米長、谷川、森内、羽生、渡辺、深浦、佐藤をフルネーム、将棋の格言を三つ以上書け、だったと思います。作文はプロになるまでの、人生設計を書け、だったと思います。まあ同期で一番頭がやばいやつでも69点だし知りほとんどが90点以上でした。面接試験の時に点数を教えてくれたらしいのですが、僕は忘れられてて教えてもらえませんでした;s;まあこの試験は話題作りのためだけにあるみたいなもので落とされることはまずありません。 次に二次試験ですがこれは現役の奨励会員相手に3局中一局勝てれば通過です。実質最終試験です。まあ一局勝てればいいだけなんで87.5%は通るはずです(適当) そして最後に面接試験ですが、開始がおめでとうございますからはじまるただの激励会です。入ったことに満足せずにがんがん勝ち進んで行けよと言われて試験終了です。ま、僕が受けた奨励会試験はこんな感じでした。(たぶんY森さんも・・・・・)以上です!、入会してからはいつか書きます。
割り込み失礼したンゴwI瀬師匠引き続きよろしくお願いします。
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