関大将棋部の日記
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2014/12/31(水) 2014年が終わる前に・・・
初めてのことをするのは緊張しますね。初割り込み日記を書くことにしたS海です。なぜよりによって大晦日にこのようなことをすることにしたのかと言えば、忘年会の話題を書きたかったのが一つと、以前M崎さんが1回生の割り込み日記がないのは寂しいと嘆いていたので、せめて今年中に書いておきたかったことがもう一つです。←もっと早くに書けただろという突っ込みはなしの方向でw

いや、正直年内には誰か他の一回生が割り込むだろうと踏んでいたんですよ。まぁ個人的にはM下君(1)あたりに期待してたんですが、一向にその様子は見られず。まぁ他人に期待すること自体無責任な話で、M崎さんの嘆きの声も頭にちらつくし、なら自分で書けばいいじゃないかという結論に落ち着きましたw

で、何から書くか迷いますが、まずはクリスマスの話題でもwと言っても何か特別なことがあったわけではありません。特筆すべきことと言えば、久しぶりにクリスマスプレゼントを同じ学部の友達から貰ったことですかね。その中身ですが携帯の充電10%分です。中にはそんなものはクリスマスプレゼントには入らないだろと思う方も多いとは思いますが、ながらくクリスマスプレゼントを貰ってない身としてはたとえそれが充電10%分でも嬉しいものです。まぁ充電ではありませんが、僕も似たようなことをある方(将棋部員)にしたのでその友達とは考えることが似てるとは思いましたし、だからこそ気が合うのかもしれませんねw

で、話が前後しますが次は忘年会についてです。はい、その日は直前の大掃除を含め、色々とやらかしたような気がします。雑巾の一件はマジで話をよく聞いていませんでした。すいません。( ̄▽ ̄;)で、まず一次会ですが焼き肉は美味しかったし、会話も弾みましたし、楽しかったです。デザートもきちんと2種類食べれましたしねwまぁこの場でもいくつかやらかしましたが・・・
二次会はカラオケでした。M永さんの日記とも少しかぶりますが、やはり今回は普段二次会に来ていなかったあの方が来られるということで、僕も張り切っていましたし、その方の前でも普段から色々とやらかしていたので、ちょっとはいいところを見せたいと思いながら臨みました。が、その人のその場でのリクエストにはいくつかこたえられなかったので、またそのような機会があれば、その曲を覚えてきたいと思います。また偉大なるOBさん(将棋でもカラオケでも)に来ていただいたので、最初は採点をするつもりはなかったですが、とりあえず1回採点をすることにしました。しかし、ここで僕は緊張のあまり、歌詞を飛ばすというミスを犯し、得点は伸びませんでした。それ以降採点は怖くてできませんでしたwこれもまた機会があればリベンジしてみたいです。二次会も全体としてとても楽しかったです。当初途中で帰るつもりだった人を引き留めてしまったのは少し申し訳ない気持ちもありますが。

ということで2014年も終わりですね。僕にとっては受験に始まり、初めての大学生活を楽しんだり困惑したりして、激動の1年でした。一将棋部員としてもこの9ヶ月ほどの間、公式戦にも出させて貰いましたし、さまざまな経験や思い出ができました。来年もさらに色々と頑張っていきたいですね!まずはテストをなんとかしないと・・・(汗)次の日記はM永さんでしたね。よろしくお願いします。

2014/12/30(火) クリスマスラーメン
こんばんは、I口です
更新かなり遅れてしまってすいませんでした(ーー;)
こんな時間ですがさすがに今日書いておかないと年が明けてしまいそうなので今書くことにします笑

さて今更いうまでもないですが僕はラーメンが大好きです
先週も月、水、木とラーメン屋に行ってきましたが特に水曜日つまり12月24日に食べに行ったラーメン屋の話をしようと思います

この日は男友達と2人で紡というラーメン屋に行きました
この店は茨木にあるのですが平日の昼間しか空いていないうえに場所も駅から遠く非常に行きにくいお店ですが相当美味しいと聞いていました
紡で最も評判がいいのは熟成つけ麺というメニューなのですがつけ麺は1日20食限定ということで開店一時間前に並びギリギリ食べることができました
味の方はというとめちゃくちゃ美味しかったです
これまで食べたつけ麺のなかでも最高クラスでしたね
一緒に注文した淡成ラーメンはまぁまぁでしたが笑

今年ももう終わりますが来年もいっぱいラーメンが食べられる年にしたいですね
次の日記ですが思ってたよりすぐまわってきたのでどうするか迷ったんですが宣言通りM永さんにお願いします

それでは良いお年を〜

2014/12/29(月) イエスタデイをうたって
 街中を吹き荒らすクリスマスファシズムの嵐が鎮まりつつある今日この頃、読者諸賢におかれましては、いかがお過ごしのことでしょうか。人のことをとやかくは言えませんが、日記が更新されない状況に見かねて筆をとった次第であります。
 まぁ聡明な読者諸賢のこと、名乗る必要性など皆無でしょうから省略させていただくことに(笑)
 というわけで過ごしましたよ、1人で。「いつ?」なんてそんなことは言うに及ばず、ですよ?その日私は部室に行きました。知りたい変化があったので『とっておきの右玉』を読んだのち部室を出る私。向かう先は、そう関西スーパー。意味不明にもケーキを2つ購入しました。1つ目は26日に食べ、2つ目は27日に食べました。以上です、はい。いったいいつの話をしているんでしょうねぇ(笑)
 そうそう、2つ目のケーキを食す時、久方ぶりにお酒を飲みました。直近では忘年会などで乾杯の時に一口ぐらいは嗜みますが、基本的にアルコールは全然ダメなわたくし、ざっと10ヶ月ぶりくらいにお酒を飲みました。えぇ、当然1人です。飲んだ結果、もう二度と飲まないと決意しました。いくら辛いからといってお酒に頼った私は大馬鹿者でした。

 辛い時は耐えなければなりません。どれほど辛かろうが現状から目を背けてはなりません。現状を全て認めた上で、その辛さに耐え忍ばねばなりません。あるいは全てを諦めて逃げ去るか。そう思うと、将棋とはつくづくメンタルに大きく左右されるものだなぁと思います。
・・・・・・
 だってレートが上がらないんだもん!!(笑)
 過去将棋ウォーズにスマホの液晶を破壊され、パソコンのマウスも3度破壊されたことがあるわたくし。最近は更生したのか、全くと言って良いほど負けても怒らなくなりました。しかし、こうもにーよんのレートが上がらないとなると、なんかこう悲しくなってくるわけです。だって1200に行かない(笑)この間なんて900代にまで落ちましたからねぇ……。
 リアル対局とネット対局では自分の棋力に大きな差があるような気がします。何故かをずっと考えてきました。答えは単純でした!?
 @リアル対局(例会や一軍戦など)とネット対局で指す戦法が違うこと
 A集中していないこと
 B1局にかける思い、特に忍耐力が全然違うこと
 それが一応の分析……Orz

 特に私の場合、定跡や部分定跡などの知識が皆無なので、ABが将棋の質を大きく変える気がします。でもねぇ、ネット対局にそこまで真剣に向き合うことができないのです。かといって定跡書を読むのも詰将棋を解くのも10分が限界です。それ以上すると、実戦を指したくなってくる(笑)やはり私は将棋を指すことが大好きなのでしょう。
 だから結局のところ、実戦(リアル対局)をする、それを局後に検討する、ということを繰り返すことでしか進歩ができないわけです。うーん、完全に行き詰まっています。強くなるには、実戦と詰将棋と定跡のバランスが大切だと以前聞いたことがあるのですが、自分の場合は明らかに実戦過多なのでしょう。
 いつまでもやりたいことだけ、好きなことだけやっていられるわけはないんです。「嫌だ―」「無理―」なんて言ってもなんにも変わらないのです。だからまぁ、とりあえずやってみますか。定跡勉強と詰将棋を。

 まだ少しスペースに余裕がありそうなので忘年会のことでも書いておきますか。忘年会お疲れ様でしたー。前述の通り基本的にアルコールがダメなわたくし、乾杯時に一口嗜み、残りを隣の人に渡し、あとは延々とコーラを飲み続けていました。アルコールですが、生1杯なら基本大丈夫です。しかし、すぐに眠くなるので徹夜はできなくなります。2杯はギリギリ可能です。しかし、その後何もできなくなります。3杯は……事故が起こります(笑)あ、別に事案は発生しませんよ。まぁ、これが大学1年時に得られた経験則です。
 えっ、なんで1年の時に酒飲んでるかって??
 わたくし、4月生まれですし。あとはね、アレですよアレ。案外部員でも知らない人が多いと思うのですが告白しておきましょう。つまりは某最年長部員氏についでの年長者なわけです、おそらくは。まぁ3番手とは数ヶ月程度の差ですけど(笑)

 まぁ話題を戻して……
 2次会にはカラオケに参加しました、はい。サプライズとしてはアレでしょう。これまで2次会に参加しなかった方が参加したこと。どうやら歌わないことを前提として参加してくださったということでしたので、少しでもその空間を楽しんでもらおうと思い、私の歌う歌の選曲を2度ほどお願いしました。
 某氏の選曲「Shangri-La」←歌えません
        「Butterfly(デュラララのed)」←歌えません
 ということで「コンプリケイション」「残酷なアレ」を歌いました。下手過ぎて申し訳ありませんでした。次の機会に2次会に参加してくださるのかは分かりませんが、「Shangri-La」「Butterfly」の2曲は覚えておきます……。
 2次会自体は紆余曲折の末、全員でオールでした。楽しかったです、はい。途中で帰ろうとした方々(自分を含め)には少し申し訳なくもありましたが……。

 とまぁこれくらいでー
 日記は引き続き、らむだ(λ)氏にお願いします。

2014/12/22(月)
H田です。 突然ですが、この記事のタイトル、皆様は何とお読みになりますか? きっと2パターンに分かれると思います。

まず、きちんとした教育を受けている方の場合。 そういう方は、「ジャン」とお読みになることでしょう。 

しかしながら、ちゃんとした教育を受けていないかわいそうな方は、「スズメ」と読むみたいです。

なぜこんな話をするのかというと、最近「雀」という名前のつけ麺屋ができたからです。 私は当然「ジャン」と読むものと思っていましたが、「雀 suzume」と書いてあり、非常に残念でした。
店の前雀荘やのに・・・

話は変わり、昨日は文化会総括でした。 存外早く終わったので、とある部員(S部くんの日記の「ある部員」とは別人です)と10分切れ負けで将棋を指していました。 中終盤を正確に指され、自玉は必至、相手玉はZになったため、飛車で記念王手をし、彼に手番を渡しました。 すると、部室のドアがノックされたため、時計を止めて来客に対応しました。 その後、対局再開。 私は彼にメンタル的な教育を施すため、こう言いました。

「詰ましてください」

純粋な彼は詰ませに来ました。 そして私は勝利しました。
対局後、彼には「汚い」と言われました。 私もそう思いました(笑)
彼にとっては大人のやり口を体験できた、いい日になったことでしょう。(良い子はマネしないでね)

総括後の飲み会は、酒の入った人はもちろん、入ってない人までハイテンションになり、とても楽しかったです。

本日の将棋部の忘年会も、そんな感じで楽しくできたらいいと思っています。

では、この辺で。

2014/12/21(日) やらなければならないこと やってみたこと

こんにちは。S部です。
今日は文化会総括に出席し、その二次会までの時間をつぶすがてらに更新をしている次第であります。

さてさて、今日は何を書こうかと迷っていると、ある部員との約束を思い出しました。
それは春にTOEICを受けるということです。

僕は塾の講師であり、英語もしょっちゅう教えているのでそれなりの自信はあるのですが、ある部員は、大学で英語の単位を落としてしまっているとか・・・

その部員が500点以上をとれることを願いつつ、自分も500点をとるために勉強をしないといけないなぁと思っている今現在ではあります。
そろそろ始めようかな・・・

それともうひとつ。

昨日の昼にラーメンを食べたくなり、いつかテレビで見た、滝井駅の近くの「麺匠而今」というラーメン屋にいきました。

しかしながら・・・食べられませんでした。はい。

ええ、しまってました。はい。
万博公園でラーメンEXPOなるものをしているらしく、閉まっていました。

こんなことにならないように、みなさんは事前に調べていきましょう(真剣)

まあこんなところで今日は終わりにしようかなと思います。

次はラーメンが好きというI口くんにお願いしておきましょう。

2014/12/17(水) 真面目な日記の書き方
また急に寒くなりましたね。神戸では今日は突風が吹き荒れてあと20分で出ないといけないのが憂鬱でたまりません・・・はい、似たようなことを前にも書いたような気がしますね、S海です。まぁ寒さと同じぐらいにヤバいのが、テスト勉強でそろそろ始めなければ間に合わないのではないかと危惧してますが、なかなか実行にはうつせず。そろそろ頑張りたいところです・・・

この前の日記は一軍戦1日目が終わったすぐ後だったので、一応個人として総括したいと思います。個人として1勝3敗という不本意な成績に終わってしまい、まだまだ自分の将棋の作り方に甘さがあることを痛感しました。また相手が全体的にかなりの早指しの人が多くて、こちらが慎重に考えすぎてしまい、膨大な時間差が着いてしまい、時間面でも不利に陥ってしまったので、ある程度は割り切って指すことの大事さも分かりました。

このようなことを考えながら、2軍戦は自分の将棋を指そうと思って臨みました。
ここからは2軍戦の対局を振り返りたいと思います。

対阪大A戦
こちらの先手で居飛車対相手の4→3戦法に。よくある形になり、まあまあなのかなと思っていたが、4→3戦法への対策の知識不足であり、うまく捌かれてしまい、劣勢に。その後はこちらも終盤に端攻めをすればまだチャンスがあったが、逃してしまいそのまま負け。反省の残る対局となった。

対立命館A戦
こちらの先手で居飛車銀冠対相手の角交換四間に。駒組は互角であったが、不用意な角を打ってしまい、それを狙われ劣勢に。駒損は避けれない状況となったが、相手のミスによってそれを最小限に留める。そしてその仮定で美濃の形を崩して、小駒だけではあったが、快調に攻めを続けることができ、勝ち。この対局は終盤がよく満足できるものであった。

対甲南A戦
相手の先手中飛車対こちらの飯島流引き角戦法に。相手にうまいこと角頭を狙われ、隅に追いやられ攻めができない状態に。そんな状態で戦いが始まったが、不自由な攻めでは太刀打ちできなかった。結局そのまま押し切られて負け。

対大経法戦
こちら先手で角換わりに。序盤早々こちらだけ一歩交換でき、優勢に。そのまま棒銀で攻め、相手が受け間違えたため、龍を作り優勢に。寄せを手こずっている間に攻めこまれたが、最後はなんとか詰まして勝ち。

対阪大C戦
こちら先手でまたもや相手の角交換四間に。相手が3五の位をとってきてこちらはそれを取り返し位を逆に取ることができた。しかし角のラインで飛車を狙われうまく攻められて不利に。相手の寄せがいまいちで逆転のチャンスが来たが、最後の寄せで錯覚があり、間違えて結局負け。勝てるチャンスがあっただけに残念な対局になった。

ということで個人として2勝3敗となりました。時間の使い方も改善されある程度自分のペースで将棋は指せたとは思いますが、今は終盤力が不足していたため、いまいちな成績となりました。最近は詰め将棋に力を入れているので、これを継続していきたいです。

話は変わって役職の話です。総会でも抱負は述べましたが、不十分だったので、ここにも書こうと思います。
会計はお金の管理という重要な役目でしっかりと注意して仕事をこなしていきたいです。一つのミスが重大なトラブルに発展する可能性もあるので、責任をもって職務を果たしていきたいです。
春合宿関係でいくつか仕事をしましたが、やはり最初は色々と大変なので、初めは周りにも力を借りながらなるべく早く仕事に慣れるようにしたいですね。

ということで今回はかなり真面目な日記になりましたが、これぐらいにしたいと思います。また次に日記を書くときはもう少し面白い日記を書きたいですねw

次の日記はS部さんにお願いします。

2014/12/16(火) 久闊を叙する時期 その2
(15日の日記からお読みください)

 この時の私の気持ちを説明するのは難しい。「はぁ、俺が外させたのか」「ちょっと調子の良いだけの奴に負けたことで、長年部を支えてくださった方を外すのか」「俺なんか弊害でしかないのに」「こんなことするなら途中でメンバー発表しなくてもいいのに」「代わりに出場する奴もやりにくいだろ」色々な考えがぐるぐると脳裏を駆け巡っていくうちに、自分に対しても、他人に対してもどんどん否定的になっていった。今となってはメンバー変更そのものを否定するつもりは微塵もない。勝つためなら、敵には当然ながら、ときには味方にさえも非情にならなければならない時がある。それはわかっている。わかっているが受け入れることができなかった。弱い。「弱い奴は死に方も選べない」なんて言葉は漫画などでよく聞く台詞である。しかし弱ければ負け方を選ぶことをできないのと同様に、勝ち方も選ぶことができない……。
 そんなこんなでメンタルが崩壊していた私は、将棋を指すことが一時的に嫌になっていた。事実この日から甲南戦までのあいだ、将棋に関わるものには一切触れなかった。触れる気にならなかった。どこまで行っても出れば負ける、そんなイメージしか持てなかった。そして迎えた1軍戦2日目。

第4戦 甲南戦
 この日を迎えるまでに友人の力も借りて、なんとか立ち直ってはいた。しかし問題であった。対局相手の前情報で、相手の戦法はノーマル四間だったのだ。私は数ある戦法の中でノーマル四間を相手にするのが最も嫌いである。理由としては定跡を外すのが難しいと考えているからである。なんでも指す私は1つの戦型に対して深い定跡知識はないので、途中で定跡を外しにいく手法を多用するわけだが、ノーマル四間はそれが難しい。
 というわけでお相手はH本君。(※ここから先、不愉快な冗談が始まります)この時点でM永の勝率は2割を切っていた。3手目か4手目に角道を止められたら投了しよう、そう思って席に着いた。そして案の定4手目に44歩がくる。この時点でM永評価関数は-2000前後。しかし舞台は1軍戦。簡単には投げられない。ので、苦しい形勢の中穴熊に。途中、相手の手順前後に乗じて強引に4枚穴熊を目指しにいくことでなんとか定跡を外すことに成功する。すると、4枚穴熊に組みきる前に相手から無理攻めが飛んできた。無理攻め党の私には一目で無理攻めとわかった。方針は2通りあった。一旦攻めを止めて4枚穴熊を組みきって作戦勝ちにするか(無理攻めの弊害で85の地点に相手の歩が伸びる形になるので端攻めがなくなる)、攻めを引き込んで受け潰してしまうか。どちらでも良さそう(感想戦の感じでも、事実どちらでも良かった)だった。いつもの私ならおそらく前者を選択していただろう。しかしこういう時のメンタルは選択を誤らさせるものなのだろうか、正直さっさと終わらせたいという思いもあり、私の選択は後者だった。それでも良かったのだが、その後2〜3度受け間違えてしまい、さっさと終わらされてしまった。チームも3-4で敗れ、完全な戦犯となってしまい本当に申し訳なかった。

第5戦 大阪府立戦
 根本的に連勝連敗型のわたくし、勝っている間は使い続けていただければ、どのような相手であろうが勝機はあると思っている。しかし問題は負けた時である。というわけで前節負けてしまった私は、最終戦の出場を全力で拒んだ。入れ替え戦に回らないようにするには、7-0か6-1で勝つことが前提となるので負けるわけにはいかない。
 作戦は相手エースにI瀬君をぶつけるというものであった。しかしこうすると、オーダーの関係上私が出場せざるを得なくなる。代わってもらっても大丈夫という部員も、この日は欠席していた。唯一私の後ろに控える大先輩に代わっていただいてほしい、とH田氏に直訴するも却下。しかし、甲南戦で同じく負けていたI瀬君が自ら望んで相手エースとぶつかることを志願している様を見て、最後には覚悟を決めた。
 お相手はM野君。前情報として、大経法VS大阪府立の記録をとっていたことが幸いして、おそらく振り飛車を指すことは分かっていた。そして、その記録をとった対局の内容も大経法のY田君を相手に終盤はっきりと勝勢にしていた。その後寄せ間違えたが、「まだM野優勢かなぁ」と考えていての突然の投了でM野負けとなっていたことを鮮明に覚えていたので、十分に警戒して対局に臨んだ。
 戦型は相手の初手▲76歩に私の2手目△84歩。それに対しての3手目▲75歩。えぇ、全身全霊をもって咎めにいきましたよ。しかし、咎めにいった手を咎められてかなり苦しい形勢にしてしまった。メンタル的にも死にそうになっていたわけだが、横の方から声が聞こえてきた。聞こえてくる声から、早々にK村、S海の2局が終局した様子であった。自分の対局が非情に苦しかったこともあり、声に聞き耳を立てている余裕など皆無ではあったが、この両名が早々に土俵を割るようなことは絶対ない、と何故か確信していた。そのおかげでメンタル的にきていたところがふっと軽くなったことを覚えている。その後も苦しい形勢が続くも辛抱に辛抱を重ねていると、本当に最後の最後で相手が決め手を逃してくれた。決めるときに決めなければ形勢というのは往々にして悪くなるものなのだろう、その手を境に形勢の針がこちらに傾いた。投了図だけを見ると圧勝であったが、本当に崖っぷちからの生還の勝利であった。チームとしても7-0のスイープ勝ちとほっとした。

 春秋通して自分の精神面の弱さというのが露骨に現れてしまったと思う。格上に計2発入れたことは、まぁ良かったのだが、課題が残る内容となってしまった。

 非情に遅くなりましたが、まぁこんな感じです。次の日記は、S海君にお願いします。

2014/12/15(月) 久闊を叙する時期
 先週あったこと。
 13日大阪府教員チャレンジテスト、14日TOEICテスト。ということで、その勉強をしなければならなかったので日記執筆を滞らせてしまいました。申し訳ございませんでした。まぁ、テストの方は両方とも撃沈してしまったのですが、まぁ気にせず慢心しながら邁進するのみなのであります。

 というわけで、はいど〜も。春期1軍戦、不敗の神将ことM永です。
 あ、間違えました。腐敗の辛将、というか全敗の戦犯でした。Orz
それでは例によって例のごとく、遅まきながらではありますが秋期1軍戦の反省でも……。結果から申しますと、個人成績では3勝1敗と個人的にはひじょ〜に残念な成績となってしまいました。いやぁ、出場させていただくからには全て勝つという気概で挑んだのですが、なんとも情けないことに。春に5連敗していたので、1回たりとも負けるわけにはいかなかったのですがねぇ。というか春に5連敗したにもかかわらず、よくもまぁ初戦の大経法戦に出場させたな、という思いでいっぱいなわけですが……。
 まぁそういうわけで

第1戦 大経法戦
 お相手はI辺君。昨年の秋期1軍戦で新部長殿が敗れていた(今年の春にしっかりとリベンジしていますが)ということは知っていたので、強いと思っていましたし、他の当たりを鑑みるに勝つなら4-3なのかと思っていたので気を引き締めて対局に臨んだ。
 戦型は私の後手番で相居飛車後手銀冠……にするところを角交換されつつ飛車先の歩を切られたところで銀を立たず、歩であやまることに。後手銀冠は入部する以前、よく指していたのですが、入部してから指したことがなかっただけに指すのを躊躇ってしまったことが原因。また第1局目ということもあってか、緊張もあり序盤から全く手が伸びずに時間差がえげつないことに……。
 その結果、相手の持ち時間が21分くらい残っているにもかかわらず、M永の持ち時間がなくなる。(この辺で一悶着あったが割愛。申し訳ございませんでした。)既にこのあたりでM永玉のみ1人終盤戦になっており、更に相手の早指しは一向に変わらないまま……。私自身の中では自玉の寄せ筋が全く見えていなかったが、「ここまで早指しで寄せてくるんだから寄せられるんだろうなぁ」なんて思いながら1人1分将棋の中苦しいと思いながらも指していたら、相手の攻めが切れた。その後は相手のノータイム指しの食らいつきから自玉を安泰にした後、相手玉を寄せての勝ち。最終、相手の持ち時間が16分残っての勝ちというのは初めの経験だったが、やはり1分将棋の中ノータイムで指され続けるのはプレッシャーがすごくかかったので、メンタル的には非常に堪えたところが大きかった。チームも4-3で勝ち、春の二の舞とならず本当に良かった。

 第2戦の近畿戦は抜け番。というわけで初めての記録取り。B級の空間にはいたかったので「B級のやつちょーだい」と尋ねると、適当に取って渡されたのは大経法VS府大という……。一悶着の件もあったので、「私が後ろに立つと大経法に失礼では?」と思いつつも渋々記録をとった。

第3戦 龍谷戦
 関大VS近畿の最中に前述した通り、記録を取っていたので、記録の合間を縫って龍谷戦の様子を見に行くことに。当たるなら相手の5〜7将の方だろうと思い、それぞれの戦型を把握しておこうと思った。新参者のわたくし、お相手の名前も強さも存じ上げておりませんので、とりあえず服の特徴で5将から順に、ストライプさん、ブラックさん、ブルーさんと覚え、その3局の戦型を把握しておいた。というわけでお相手はブラックさん。じゃなくてK山さん。
 戦型は私の先手で、相手のゴキゲン中飛車。話は戻って一軍戦初日の前日。最近私は先手番で▲76歩〜▲26歩と指すようになった(以前は▲26歩〜▲25歩だった)ので、「ゴキ中の対策考えとかないとまずいんじゃね?」と気付く。というわけで前日に30分程度で考えておいたゴキ中対策を使用。するとなぜか見事に決まって、序盤でお相手が投了を考えるほど(もちろんそれほど酷かったことを表す比喩だったのでしょうが)の作戦勝ちに……。余談ではあるが部内戦においても優秀な成果を上げたので、おそらくは優秀な作戦なのだと信じたい。先後どちらでも使えますし。
 対局の方は、そこから私が小ミスを繰り返し、終盤では気付けば形勢不明となっていた……。「あ、これ春のパターン」と負けを悟って周りを見渡すとギャラリーがすごいことに……。「もしかして今3-3?これ負けたら春(ry」ということで気合を入れ直し、最後なんとか抜け出して勝つことに。

そんなこんなで1軍戦初日は2戦2勝という結果に。不遜な物言いではあるが、1軍戦初日の少し前あたりから自分の調子がかつてないほどに良かったことを自覚していたので、特段の驚きなく上々の滑り出しだった。しかしこの時はまだ知らなかったのである。ここから始まる悪夢の1週間を……。これを語っても幸せになる者がいないというのは明白なので、書くべきか書かないべきか非常に迷った(数日ほど)のだが、やはり書き記しておこうと思う。
 1軍戦期間中の例会でのこと。この日私は教員免許取得のために必要な介護等体験というものに1日中参加しており、例会には19時30分過ぎに遅れて参加することとなった。私が着いてから暫くすると、甲南戦の出場メンバーが発表された。その中には私の名前もあった。その後、例会での対局相手を指定され対局を行うことに。私の相手もまた次局甲南戦の出場メンバーの1人であった。私はその対局に勝ちその日の例会を終えた。問題はその後のことであった。私に負けた対局相手の方が甲南戦の出場メンバーから外されることとなってしまった。私との対局結果を契機として……。もちろん、私との対局結果が全てでないことはわかっていた。しかし、私との対局結果を最終的な判断材料として、その方をメンバーから外したのは明白なことだった。

(16日に続く)

2014/12/07(日) 迷宮の出口
最近になって将棋で長く続いたスランプから抜け出しつつあるO田です。

先月の自分は特にひどいもので、例会でも24でもウォ―ズでも全く勝てず、24のレートは1か月で300近く下がってしまいどん底の状態にありました。
これはスランプに陥っていると確信した自分は、対局数を極端に減らし、詰将棋などの終盤の本を読む時間を増やすようにしました。そうすると徐々にですが、読みの深さが以前の状態に戻っていき、調子がやっと上向いてくるようになりました。

かの大山永世名人がのこした言葉に、「スランプはスランプだという自覚が早ければ早いほど脱出が早い。」というものがありますが自分はまさにその通りであった実感しました。要は、スランプに陥っていることに対して自分に言い訳や正当化をするのではなく、素直に事実を受け止めろということですかね。


次に二軍戦のことについて振り返ろうと思います。

1局目 対同志社戦
ゴキゲン中飛車対一直線穴熊で相穴熊に。
序盤の指し手が甘く抑え込まれる展開になってしまう。なんとかさばきあいに持ち込んだものの、終盤はもっとひどく、相手の穴熊に一つも手をかけられず、逆にこちらの四枚穴熊を一瞬でつぶされ負け。この時スランプの真っ只中とはいえ、もう少し粘る展開に持ち込みたかった。

2局目 対大経大戦
相手は神大のY根さんでした。将棋の方は相居飛車で完璧に抑え込まれてしまい、最後は何一つ指す手が見当たらず時間切れで負け。ただ感想戦では色々と教えてもらうことができたので、得るものは大きかったと思う。

3局目 対大市大戦
相手のノーマル中飛車にこちら居飛車穴熊で対抗。
向かいに振りなおされてから飛車先を逆襲されそうになったが、相手が見送ったためこちらから先に攻めて優勢に。最後は攻めが切れそうであったが、何とか寄せきって勝ち。

4局目 対関学戦
相手の雁木右四間にこちら右四間対策最強四枚矢倉?(前回の岩瀬君の日記から引用)
中盤でふんどしの桂が決まり二枚替えながらも角を取り、快調に攻めて相手の玉を寄り形に追い込む。しかし相手の玉を逃がすに手に対し、必死に近い手をかければいいものも、そのまま追いかけてしまったため寄らなくなってしまった。その間にこちらが即詰みに打ち取られ負け。内容は悪くなかっただけに寄せの甘さを痛感した一局だった。

5局目 対甲南戦
相手の早石田にこちら居飛車の左美濃
中盤で駒得し、途中危うい形になるも最後は問題なく寄せきって勝ち。

結果としては2−3で、下の級で出たのにも関わらず勝ち越せなかったのは残念でした。今回の二軍戦で見つけた課題を次回までには改善していきたいです。


今回はこのあたりにしておいて、次の日記は今回の一軍戦で見事に春のリベンジを果たしたM永さんにお願いします。


追記:このことは次週の例会でも報告しますが、今回の春合宿は3/5〜3/9で一応仮に押さえておきました。2月はやはり空きがないとのことで、4泊5日となるとこの日程になってしまいました。去年に引き続きこのようなことになってしまい本当に申し訳ないです。また合宿に関してその他の質問があれば現会計のS海君に聞いてください。

2014/12/04(木) リベンジ
昨日、この時期にアイスを食べたI瀬です。最近冷え込んできましたね。大阪の冬は初めてで今後どれほど冷え込んでくるのか未知数なので、気をつけたいと思います。

昨日の総会お疲れ様でした。私は副部長に任命していただきました。精一杯やらせていただくので、よろしくお願いします。

1か月前の話になりますが、1軍戦の自戦記を書きます。

第1局 対大経法
相手はO方さんだった。戦型はこちらの居飛穴対ゴキゲン中飛車に。序盤からばしばし早指しで指してくるので、本当に大丈夫なのか?と思っていたが、1手1手が正確だったので、強いと感じた。
攻め込まれ、攻めという展開が続き、少し苦しくなったと思っていた。そして連続王手をくらい、ああ終わった、と思ったが、奇跡的に逃れていて勝つことができた。O方さんに勝つことができ自信につながる1局だった。

第2局 対近畿
こちらの居飛穴対角道を止めた三間飛車に。がちがちの穴熊に囲い、飛車先も突破してだいぶよくなったと思った。しかししかし実はそんなに差がなかったみたいで、端と中央を突破され、必敗になってしまった。最後にチャンスがきたが、びびってしまい逃し負け。大局観の悪さを実感した。近畿のT君は強かった。

第3局 対龍谷
こちら早繰り銀対受け重視の居飛車に。難解な中盤が続いたが、突破口をみつけ、優勢に。最後まで時間を使って丁寧に寄せ、勝つことができた。

第4局 対甲南
こちらの居飛車左美濃対ゴキゲン中飛車に。早い段階から作戦負けになり、いいところがまったくなく負け。序盤に問題があったと思う。反省の残る1局となってしまった。

第5局 対大阪府立
先輩に相手のN村さんと対局するチャンスを与えてもらったので、勝ちたい1局だった。こちら右四間対右四間対策最強四枚矢倉に。中盤の最初はこちらがよかったが、甘い攻めをしてしまいやや不利に。しかし、相手が詰ましにきて詰まなかったので、勝つことができた。

結果は3−2で力不足だと思いました。実力をつけていきたいです。


次に、二軍戦について触れておきます。I口君が書いてくれましたが、新人戦のリベンジをすることができました。少々時をさかのぼり、新人戦の第三局。相手は阪大のT君でした。対局前にI口君とK野君から強いということを聞いてました。そして対局は、一方的に攻められ完敗しました。こんなに強い大学生がいるのかと驚きました。

そして今回の二軍戦でT君と対局できるチャンスをいただいたので、本気で勝ちにいこうと心に決め対局に向かいました。戦型はこちらの後手居飛車対96歩型先手中飛車に。序盤相手に見落としがあり、よくなりました。その後も元気よく攻め、リベンジすることができました。この1局を通して、成長できたと思います。T君と対局できたことに感謝したいです。


秋の戦いを通して、やっぱり将棋は難しいと感じました。そこにおもしろさ、奥の深さがあるのかもしれません。


次の日記はO田さんにお願いします。

2014/12/01(月) xday2k
こんばんは、ついに24のアカウント作りましたI口です
一応過去にも登録したことはあったのですがすぐにやめてしまったので今回は1日1局でもいいからちゃんと続けていきたいですね

2軍戦お疲れ様でした
2日目の個人成績は2-1でしたが1日目が0-2だったので通算では2-3という負け越しの結果に終わってしまいました
せっかくなので2日目の3局のレポートを書こうと思います

1戦目 対甲南
相手の先手石田にこちらの中飛車左穴熊
相手の捌きを防ぐ手段がなく無理やり角を切って飛車を打ち込む展開に
相手の緩手で有利になるも決め手を逃したり金をタダでとられるポカをしたりと酷かったが最後はなんとかギリギリ勝ち

2戦目 対大経法
こちらの角交換四間に相手の居飛車
軽視していた仕掛けが思ってたより厳しく不利に
しかし相手がこちらの馬を取りに来たところで角2枚叩き切ってなんとか寄せ切って勝ち

3局目 対阪大
こちらの先手三間に相手の中飛車
手順に矢倉を組んで作戦勝ちになるも自陣に手を入れる一手をささなかったために一気に潰されてしまい完敗

というような感じでやはりどの対局も反省点の多いものとなってしまいました
とりあえず今年の大会はこれで終わりなので春までに棋書を読んだり24で指したりしてワンランク上の実力を身につけたいです

次の日記は新人戦でのリベンジを見事に果たしたI瀬くんにお願いします!


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