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2014/11/06(木)
4年は何事も為さぬにはあまりにも長いが、何事かを為すにはあまりにも短い
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とまぁ、おそらく最長タイトルから始まった日記…… 某小説の一節をまんま引用している(大元は『山月記』)わけですが、自分に日記が回っていたことを完全に失念していたM永です。いやさ、本当は31日(金)に書こうと思ったんですよ。しかし、夜中雨に打たれて帰宅したせいで完全に書く気力を喪失していたのでしょう。そして学祭となったせいで何故か日記を書いた気になっていた(笑)。そしてI口君に回したつもりでいました、はい。 11月にかわったこともあって、全く気づきませんでした、すみません。
さて、何を書こうか……M崎氏から「一軍戦近いんだから余計なこと書くんじゃね〜ぞ」な〜んて言われたものだから、何を書いていいのか分からにゃ……いや分からない。 まぁいいか、テキトーに書き連ねていくことに致しましょう。
さてさて、一軍戦が間近に迫っていますが皆様の調子はいかがでしょうか。わたくしはこのタイミングになってようやっと調子が上がってきました。なぜだろう、先週の例会あたりから突然調子が上がってきました。今週も今週で、ふらーっと現れて「君とは一度指したかったんだ」なんて謎なセリフを発した某OBさんを撃退してしまいましたし(まぁ2面指しなので勝たなければならないのですが……)、今日も今日とて夜中にいきなりウォーズを挑んできた某後輩を2度ほど返り討ちにしてしまいましたし(その後にーよんでやられたことは内緒ですが……)。 おかしい、おかしいぞ(←おかしいのはお前のテンション) つい1ヶ月ほど前まで、人生に絶望してメンタルが完全に終わったコンテンツ状態で、将棋どころではなかったというのに(笑)。この時期になるとどうしても将来のこととか、過去の過ちとか色々考えてしまって……。いやでも、少し前まで本当に酷かったんですよー。どれだけ頑張っても気持ちを込めて将棋を指すことができませんでしたし、悪くなった将棋で簡単に土俵を割ってしまっていたのですが、少しずつ気持ちが入るようになってきて将棋に粘り気が出てきましたねぇ。
と言いましても、M永の抱える問題が完全に解決したわけではありませんが。いや、そもそも「問題を解決する」という表現はあまり好きではありません。「解決する」というのは「解を決める」ということであって、必ずしもプラスの方向性に働く言葉ではないと思うわけです。広辞苑等の辞書ですら、この言葉を何かプラスの方向性で解釈していますが……。しかしM永的解釈をすると、問題を解決するというのは時として、それを解決できなくするというニュアンスを含んでいるわけです。そしてまぁ、世の中に変わらないものなんてそうそうないわけで、解決した(と思っている)ものでさえ、時として気づかぬうちに変わってしまっているものなわけで……。それはきっと将棋にもいえることで、「角換わり腰掛け銀先後同型は先手良し」と解を決めてしまっても、自分の預かり知らないところで解が変わっている、なんてことは十分あり得ることなわけで……。まぁ上手くは例えられませんでしたがそんな感じです。というわけで、「解決」よりは「改善」を!!
話が脇道にそれてしまっていました。しかしまぁ、問題に直面して苦しみ悩んでいるときって、その人にとっては案外成熟するチャンスなわけです。それまでの自分のやり方が通用しなくなっているときな訳ですし、これまでのやり方や価値観を変える必要があるわけで……。まぁ今回の一件で少しは成熟していたら、多少報われるのかもしれません。 「思うようにならないからこそ、人間は成熟し、深みは増す」と人生の大先輩である加藤一二三九段も仰っていることですし、悩むことこそ進歩の始まりなのだと信じたいものです。
水が低きに流れるように、人は悪しきに流れる。そんな言い回しも世の中にはあるようですが、まぁ悪しきに流れないにしても、大切な何かを日々の生活の中で次第に忘れてしまう、というのはそんなに珍しいことではないのかもしれませんなー。 初心は大切に、忘れることなく……。
何か途中から悟りを開いてしまったかのような文章になってしまいましたが、まぁ良しとしよう(笑)。次の日記はI口君に回そうと思っていたのですが……いやぁ予定変更。ごめんなさいI口君。M崎君に一軍戦前の日記の書き方というものを教えてもらいましょう。ついでに彼には、M永日記の編集・削除の権限も付与しておきましょう。ではでは、よろしくお願いします。
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