関大将棋部の日記
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2012年6月
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2012/06/11(月) 自玉が詰めろなだけ
はいどうもK村です。更新遅くなりました。10日に行われた一軍戦1日目の個人的な対局内容を書いていこうと思います。
どうでもいいことですが最近僕に日記が回ってきた時は大会の事ばかり書いてる気がします。ネタに困らなくて良いんですけどね。逆に普段は日記に書くような個人的話題が全くない、ともいえるのですけども(部での近況報告は他の人がしてくれてますし)。

一戦目 対大阪市立大学
こちらは後手石田で相手の方はダイレクト四間の相振りに。相手にカニ囲いから早めに端攻めの形をとられ、こちらも仕掛けないと一方的な展開になりそうだったため桂跳ねから角のラインを利用しての飛車切りを見据えた5筋突破を目指すも、こちらが目標にしていた大駒を上手く攻め筋から逸らされ攻めが切らされてしまい、それからは持ち駒不足で攻めも受けも出来ず玉頭を攻められて負け。感想戦では△5三桂成の攻めは桂不成が正着でこちらが僅かに優勢の勝負形に持ち込めた、との事。
対局前に相手の方と挨拶をした時に、自分は6回生だけれど一軍戦は初めて、と言われ内心疑問に思っていると、対局後に相手は元奨励会員の方だったと教えてもらいました。今思い返してみれば確かに指し手の一手一手が理に適っているというか、お手本になるような指し回しで、勉強になりました。

二戦目 対関西学院大学
相手は4回生のM宅さん。またもやこちらが後手番に。3三角戦法は格上相手に大会で使って良い思い出が無いため、実戦経験は少ないものの後手番のノーマル三間の対抗形に。個人的にコーヤン流の持久戦になって欲しかったものの、急戦で来られたため早々と角を捌きに出る。しかし角道を銀で止められての相手の絶好の角の覗きで4筋からの攻めが部分的に受からない形になり、やや不利になるが自分の美濃を信じて飛車角交換に出て中盤に突入。龍と馬をを作られてからは銀を投入して粘り何とか攻めを繋ごうとするも、こちらの龍切りの攻め筋に踏み込めず受けられ相手玉が寄らない形に。それからこちらの美濃は完全に崩壊し寄せられるだけかと思いましたが相手の持ち駒的に一枚足らず即詰みが無く、数手の間ふらふらと逃げ惑うも必至を掛けられこちらの投了形に。最後の希望は相手玉の即詰みですがこちらの持ち駒には金が一枚もなく、しかも初手は貴重な銀のタダ捨てからしか無いという酷い形に、どうやって寄せるんだと思いつつ連続王手を掛け続けると、相手の逃げ間違いもあったかもですが奇跡的に二十数手の即詰みという結果に。ありえないはずの逆転の仕方に、途中で投げなくて良かったと心底思った対局でした。信じる奴がジャスティス。

三戦目 対甲南大学
相手は筋違い角を使うとのことで、対局前はひたすら先手番を願いましたがやはり後手番に。最近の公式戦では後手番ばかりの気がします。角交換を嫌って△5四歩からの後手中飛車にするとなんと相手も中飛車という予想しなかった展開に。対局内容は素の棋力差がもろに出た形で、終始先手を取って攻められあっけなく負け。良い所が全く無いひどい局にしてしまいました。


一日目の個人戦績は1−2、関西大学としても1−2と負け越しでした。個人の課題は特に相振りでの主導権の握り方(≒手の作り方)で、まだまだ難があるように思います。
二日目も負けられない対局が残っているので、出来るだけ良い形で終えられるよう、部員全員で頑張っていきましょう。

次の更新はN谷君にお願いします。


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