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2012/11/27(火)
何を以って何を為す?
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はいどうもK村です。更新遅くなりすみませんでした。 少し間を空けてから一軍戦のまとめを書こうとしていたらいつの間にやらこんなに期間が空いていました。 一軍戦のまとめをしたいと思います。
・一軍戦 一戦目 同志社大学 相手が居飛車だったので雁木を起用。角転換から右四間に組もうとしますが早々に角をぶつけられ、日和る。それにより大駒の働きの差が出てきて作戦負けに。中盤以降もそのまま差を広げられる展開になって良い所無しに負け。チームとしては2−5の負け。
二戦目 近畿大学 オーダーの当たり的にはここで勝てるかどうかが勝負所でした。戦型は一戦目と同じく雁木。序盤はこちらの右四間が刺さった格好になり少しリードをするも歩の枚数が足らず決めきれなかったため、少々危なくなるのを承知で5筋からも手を作る。中盤を過ぎ終盤の手前でこちら良し(もしくは勝ち)の局面になるが相手の勝負手に完全に日和り、こちら負けの局面と捉えてしまい、暴発して駒を渡して寄せられて負け。チームは3−4で負けのため戦犯と言われても仕方ない内容に。
三戦目 龍谷大学 戦型は先手中飛車対居飛車急戦から、相手が飛車を5筋に振り直し反発を見せる格好に。相手に角を先に打たれ、中央の捌きを見せられたのに対してこちらも角を飛車に当てて打ち、大駒の交換になる。ここでこちらが一気に決めようとせず、受けに回って相手の攻めを完全に切らしてしまえば圧勝形になるとの感想戦だったが、本譜はその順に自信を持ちきれなかったため決め切ろうとして逆に悪くし、終盤食らいつくも負け。またもや舟囲いの妙な硬さと拠点を作られた片美濃の脆さに泣くことになる。チームとしては2−5の負け。
四戦目 大阪経済法科大学 ここまで三連敗で後がなく、残留を確定させるためには四、五戦目で連勝するしかない状況でした。戦型は雁木対居飛車急戦。序盤は袖飛車から右四間に振り直し、良い感じの模様を張れてこちら十分に。しかし欲張って銀交換してこちら良しと読むも、それが全く逆で、せっかくの模様を崩してしまいいきなり不利に。そこからひたすら粘って相手の悪手を待っていると本当に相手に悪手が出る。そこから入玉模様になりこちらも頑張れる展開になるが、上部を抑えられ最終的には捕まってしまい負け。チームとしては4−3の勝ち。
五戦目 和歌山大学 戦型は中飛車対三間の相振りに。ここまでの個人戦績での連敗と、中飛車を持っての相振りは三間が一番大変なことの二つの理由でこの局も大変だなと思っていると相手が駒組を間違えて(よくある飛車回りで角頭の歩が飛車浮き以外で受からなくなるやつ)序盤早々に一気にこちらが良くなる。あとは角交換を強要して形の悪い相手陣に打ち込んで馬を作り、ひたすら攻め続け勝ち。チームも4−3で勝ち、関西大学は総合成績二勝三敗でB級四位、B級残留となりました。
チームとしてはなんとか残留という結果に終わり、大会前の絶望的状況を考えるとほっと一息といったところですが、個人的には1−4と大きく負け越し、チームには大変な負担をかけました。対局内容的にも序盤のリードを最後まで維持することが出来ずに逆転される対局が目立ち、来年主力として勝ちを目指す事になる立場としては情けない限りです。
ここまでは個人としての大会まとめですが、ここからは副部長として気になったところを少々。 少し前の日記でN辻さんが触れられていますが、やはりデータ取りの部員が関大の対局を見ていたかどうかが本当に気になる…というか心配になりました。逆にB級の対局が気にならないのかと。 単純にデータ取りをするだけなら誰にだって出来ます。A級校同士の終盤戦など注目して欲しいところもありますが、それ以外の部分で何かを得ようと歩き回るぐらいの気概を見せて欲しかった。
もう一つは一軍戦前の部室の過疎化。何故増えない。てか何故減った?大会1週間前を切ってなおの平常運転には驚きを隠せなかった。普段は部室に来ない時間帯に少しでも顔を出すなどのちょっとした時間の使い方は出来るはず。 今後の関大将棋部の課題としてレギュラー(大会主力)レベルの棋力不足が挙げられていますが、準レギュラーレベルに達していない部員が多いのも課題の一つです。(部内の準レギュレベルの棋力差は二軍戦の同士討ちを見れば明白です。)ぶっちゃけていうと大会に出したとしても万が一にでも勝ちがない程度の棋力。このレベルに達していないと最初から考慮に挙がらないためそもそもの使える本数が減ってしまいます。それを知ってるなら、今期はダメでも来期は出てやると思えるはず。そう思えるなら大会前に部に来ないのは絶対にありえないはず。 今一度、何故今年から部内リーグ戦をABCの三階級にしたのか、何故A級が4人なのかを真剣に考えてみてください。
役職引き継ぎの時期になり、もう少ししたら新歓の時期になり、次の一回生が入部してきます。現一回生も今度は上回生の意地を見せないといけなくなります。絶対に負けてやらないという意思を見せつけるのは大変ですが、部全体で頑張って行きましょう。
二軍戦についても書きたかったのですが長くなってしまったのでまたの機会に。
次の更新は部長にお願いします。
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