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2021/08/29(日) サターン姫にパラソルを
暑いですね。まるで梅雨明け後の真夏に戻ったような陽気です。
自宅庭に出しているサターン姫も暑そうです。

ということで、パラソル立てました。
以前EM200でも同じ事したよなー、と懐かしい気分になりました。

2021/08/28(土) サターン姫の試験撮影
晴れました。
出張りチャーンス!だったのですが、月の出が早かったこともあり、自宅庭でサターン姫のテスト撮影をすることにしました。

今回はピリオディックモーションの再確認と、2軸オートガイドでの実戦撮影でした。

ピリオディックについては、先日の動作確認ではPHDのトレンドの振れが全然なかったことから、「ひょっとしてかなりの追尾精度を持ってるんじゃ!?」と密かな期待を寄せていました。
・・・が、前回の高崎山のような軌跡ではなかったんですけど、振れ幅は変わりませんでした。残念!!急な振れはなく、緩やかに推移しただけヨシとします。

オートガイドの方は、ガイド鏡の焦点距離設定間違いがあって、それが影響したのか?PHD2のトレンドはそれ程触れなかったのですが、実際の写真は南北方向に僅かに流れていました。
赤偉側の修正は概ねうまくいってたものの、時折オフセットが残る状態が長く続くこともあり、その時にガイドエラーが出ているようでした。
もう少しテストを重ねていく必要があるかな。

ちなみに、船長っはプチ出張りを敢行して、いろんな撮影方法を試していたようです。メールで送られてくる写真は相変わらずスゲーっ!の一言でした。

*レベルアップ後のサターン姫での初撮影。等倍切り抜きです。縦方向(南北)に僅かに伸びてました。

2021/08/20(金) ニューサターン姫 発進(再)!
先日のテストでモータ動作上の問題が判明したサターン姫。
とりあえず対策は講じたものの、雨が続いてフィールドテストがなかなか出来ていませんでしたが、本日、少しの晴れ間に乗じて、前回の問題が解消できたか確認してみました。

その結果、2軸オートガイドも自動導入もすこぶる快調な動作!
 サターン姫はレベルが上がった!
 サターン姫は「オートガイド」のスキルが上がった!(確定)
 サターン姫は「自動導入」の特技を身につけた!


モーターブラケットの効果がとにかく劇的でした。赤偉モータの取付強度が格段に増して動作反転時のよじれがなくなり、レスポンスが向上したのが一番の要因だったと思います。船長っよ、改めてありがとう!

2軸オートガイドは、これまでは赤偉側はキャリブレーション信号に全く反応できずにいましたが、今回は数回のステップ確認でキャリブレーション完了し、問題なくガイドが開始されました。
サンプリングを1.5秒間隔で走らせても、PHD2からの修正信号にしっかり追従出来ていて、実用に十分耐えうるかな、と思います。

それとは別に驚いたのは、PHD2を「マルチスターガイド」にしたときにトレンドの振れがほとんど見られなかったことでした。
ピリオディック周期10分流しても横一線。シーイングが良かったのかもしれませんが、こんなトレンドは親分AXDでも見たことがありません。
以前追尾精度を確認したときは、ひと山にかなり大きなズレがあったように記憶しています。これを見ると今一度確認してみなければ!と思った次第です。

自動導入については、前回はモータが逆動作をしていたため、全然違う位置に導入してしまいましたが、今回はアルタイルを起点にデネブ→アルビレオ→M27と回してみた結果、視野内のほぼ同じ場所に天体が導入され、バッチリうまく行きました。
SS3での導入は、基準星からの位置の差分を元に目盛環で導入する作業を機械化したようなイメージで、ニューアトラでも同じようなことをやっていたので、それほど違和感なく扱えそう。

これでオートガイドと自動導入は目処が立ち、ニューサターン姫が無事に発進できました。
最終ステップは、1つのコントローラにオートガイドと自動導入を集約することですが、それよりなにより、姫の稼働率も上げていかんといかんですね!

2021/08/13(金) へびつかい座の変光星
今日も雨です。
女々しくもペルセ群が少しでも見られないかなーと淡い期待を寄せていましたが、見事に粉砕されてしまいました。
いつもなら・・・(略)

さて、先日のアストロアーツのホームページで、「へびつかい座の変光星(RS Oph)が急速増光している」情報が掲載されていました。9日の時点で5等前後とか。
もし昨日出張っていれば見て撮ってができたのでしょうが、残念ながらこの天気><;

ただ、5日の出張りで撮影した中に該当の変光星が写っているかもしれません。
ということで、ステラナビゲータと突き合わせて再度チェックしたところ、、、撮影風景を撮った写真にそれらしきものがギリギリ写っていました!
たまたま入っていただけなので達成感はないものの、これまでの撮影風景よりは特別感がある写真になったと思います。
次の撮影ではこの変光星も狙ってみたいです。

先日の撮影風景リターンズ。黄色線の延長上にある星がおそらくへびつかい座RSと思われます

追記:へびつかい座RSは、急激に増光する特徴があるそうで、撮影風景を撮った8/5は、まだ増光していなかったと思われます。また位置的にも違っていて(黄色線の延長上の星はへびつかい座Yのようです)、この写真ではRSは写っていませんでした。失礼しました。

2021/08/12(木) 怖い怖い
寝ていたら、何の前振りもなく落雷が発生しました。

ゴロゴロとか、ピカッとか、プロローグ一切なしのいきなりドドーン!しかも音のピークが数回発生するという、あまり聞き慣れない落雷音でした。これにはビックリ。

この不意打ちにドキドキしていたら、今度は横から「怖い、怖い、怖い、怖い」と、か細い声が!
発生源はイオでした。
どちらかというと、その声の方が不気味感が漂って怖かったぜ。

ちなみに、母ちゃんは雷でなくイオの声で目覚めたそうです。起きるのソコ??
そしてタカは、、、、ぐっすり寝てました!

2021/08/11(水) サターン姫の課題解決(したかも)
雨です。
明日に予定しているペルセ群観望も兼ねた出張り計画は、もろくも崩れ去りそうな予感。
いつもなら、この鬱憤はポチリヌス菌に変化して心体分離を起こすところなのですが、先行して罹ってしまって抗体がついてしまいましたので、ここは1つ先日のサターン姫の試験航行での課題を解決することにしました。

まずは、SS3使用時の赤経モータ回転方向です。
色々考えましたが、モータの配線を逆にするのが一番手っ取り早そうです。
ネットで調べたところ、ちらほらとモータの配線情報が提供されていまして、それを元に入れ替えを行いました。
決して褒められる半田付けとはなりませんでしたが、入れ替え後モータを動かしてみたところ、目論見通りに動いてくれました。
やったぜ、1つめの課題解決!!

お次は、DD-3での赤偉モータ動作問題です。
試しに先ほど配線を入れ替えた赤経モータに接続したところ、やっぱり正常に動いてくれませんでした。モータはカタカタ言うも、軸が回りません。
これはコントローラが故障したか??と思って、何気なくコネクタを見たらピンが1本異常に曲がってます??
まさかと思ってピンを立て直し、再度モータにつないで確認したら、今度はちゃんと動いてくれました!!
モータを駆動するピンが正しく入っていなかったことが原因だったみたいです。
2つめの課題もめでたく解決!!

僅か2日で問題解決するとは我ながら素晴らしい。仕事もこうだったらいいのに!

次の晴れ間に再試験をやってみたいと思います。
今度はうまく行ってくれ!!

2021/08/10(火) スズムシ荒ぶる
どんどん成虫になってきたスズムシ。
増加する度に、鳴き声の音も日に日に大きくなってきました。
個々が奏でる音色は小さくとも、10匹一斉に鳴くととそのデシベルパワーはすさまじいモノがあります。
コレよコレ。風情はないけどコレですよ。

眺めていると、スズムシにも個性があって、追い立てるモノ、追い立てられるモノ、勘が鋭く争いを避けるモノ、色々いますねー。
動き回られるとあっさり見分けは付かなくなりますが!

ちなみに、スズムシは決してフレンドリーではないのですが、危機感が今イチ足りないようで、蓋を開けて間近で眺めても、隠れる素振りは一切なし。エサを交換している時でもどこ吹く風とばかりにリンリン鳴いて、手で触れる段階でやおら逃げ出す始末です(逃げ足もどこかノロマ)。
野に放ったら即座にやられるよ、キミたち。

鳴くスズムシです。7匹鳴いてましたが、多いときは15匹近くが一斉にドーンです><;

2021/08/09(月) ニューサターン姫 発進!・・・できませんでした
午前中までは台風の影響で雨が残っていましたが、午後から晴れ間が出てきました。
「これはチャンス!」とばかりに、先ごろ船長っの手によってレベルアップを果たしたサターン姫の試験航行をお庭でやってみることにしました。

確認項目は「2軸オートガイド」と「自動導入」の2つ。今回は試験運用と言うことで、久しぶりにカプリに登場いただきました。果たしてうまくいくでしょうか!
ちなみに、現時点ではオートガイドと自動導入では使うコントローラが異なり、オートガイド→DD-3、自動導入→スカイセンサー3(SS3)の組み合わせです。いずれはSS3に集約したいと思っています。

まずは「2軸オートガイド」を試してみます。
実のところ、数日前に赤偉モータの動作確認をしたとき、動作逆転時のレスポンスは解消されたものの、2倍速と1.5倍速ではモータが正常に動作していないことが分かりました。
でもそれはDD-3のときだけで、SS3では発生しませんでしたので、一過性の現象なのかもしれません。
そうであってくれ!と、祈るような思いで、PHDのキャリブレーションをやってみます。
その結果は・・・・?
星が止まっている。どうやらモータが動いていないようだ

モータはジジッ、ジジッと音を立てていますが、モニタ上の星はピクリとも動きません。ああ、やっぱり錯覚ではなかったのか。
2軸オートガイドは、赤偉モータ不動作解決という課題に直面してしまいました。

(しばし放心)

気を取り直して、お次はキングオブ目玉の「自動導入」
今回は試験運用ですから、アルタイル←→デネブ間で自動導入を試してみます。
まずはアルタイルを入れて・・・・?あれ?何かズイズイ西に動いてませんか??気のせいか?もう一度中央にアルタイルを入れて・・・。やっぱり動いとる。
どうやらモータの回転方向が逆のようです。そして分かった驚愕の事実!
SS3は正転逆転の設定が出来ないようだ

何と!!取説のどこを読んでもモータの回転方向を設定する要領が見当たらないではないですか。
こりゃ自動導入できないのでは、、、という不安に目を背け、とりあえずデネブのコードを入力して導入開始しますも、到達した位置は見事線対称の位置で、カプリはおろかファインダーの視野内にすらデネブの姿はありませんでした。(そこからさらにアルタイルを導入すると、もうとんでもない方向に望遠鏡が行く行く!)
ということで、自動導入は赤経モータの回転方向合わせという課題を突きつけられる結果となりました。

サターン姫の新しい船出はもうちょっと先の話となりそうです!

2021/08/07(土) オオクワ幼虫2021
ペアリングしていたオオクワの材割りをしました。

3つ組んだペアのうち、去年仕入れた80mmオオクワ(2019年羽化)のペアの材割りをしたところ、何と19匹の幼虫と4つの卵が出てきました。1ペアから割り出した数としては過去最多です。
2令になった幼虫も結構いましたので、今後の成長が楽しみです。

他のペアについては数匹の幼虫を割り出しましたが、いずれも孵化して間もなかったみたいで、途中で止めて後日改めて材割りすることにしました。

この日の割り出しは幼虫24匹、卵6個という幸先いい結果でした。成虫組も含めるとかなりの大所帯になってきましたが、2021年度の個体も大切に育てていきたいと思います。

■8/9追記
80mmオオクワペアの容器には、産卵木からマットの方に移動していた幼虫が8匹居ました!ということで80mmオオクワペアの卵&幼虫は現在30になって最多更新となりました。

2021/08/05(木) 8/5の平日出張りはちょい不完全燃焼
GPVもwindyも比較的雲が少ない夜になりそうな予報でしたので、平日でしたが出張って参りました。
長らく追い続けてきた(自称)四大低空星。その最後の1つ「夏のピーコック(略称:夏ピー)」を今日こそは是が非でも眼中に収めるぜ!と強い思いを抱いて、いつもの「海辺の旧道」へ出撃しました。

ところが、今回は色々と想定外のインシデントに見舞われて、半泣き状態になりました!

最初のインシデントは「雑草」。道中の草は地元の有志の方々が刈り取ってくれているようでしたが、海辺の雑草がグイ伸びしてて、水平線付近の視界がほとんど遮れられているではないですか!のっけからコレ?
これでは夏ピーを見るのは至難の業。諦めるしかないのか!

続くインシデントは「BYE」。セッティングを終え、さぁ撮影に入るぞ、とPHDとBYEを立ち上げたら、何とBYEから「IDが入ってないぜ」とのナゾのメッセージが!
はぁ・・・?キサマ、ご主人様のIDを忘れるとは何事か!
コンピュータが健忘症にかかるとは予想しませんでしたが、ヒトである自分は予想通りIDを思い出せず、「Y-da」の解に到達するまで1時間近く時間を浪費してしまいました。

そしてとどめのインシデントは、半ば鉄板になりつつある「雲」。BYEの壁をクリアして最初の天体M20を撮影していたら、突然PHDが「星を見失ったぜ!」と混乱しているではないですか。
はぁ・・・?と思って、空を見上げてみると10分ほど前まではきれいな天の川が見えていたのに、南天一面雲の海。なんじゃこりゃー!BYEとのコンボと相まって、M20は途中断念せざるを得ませんでした。

その後しばらくして雲が晴れたので、撮影再開したものの、2時間ほどしたらまた湧いてきてここで終了。

一応3天体は撮影出来ましたが、不完全燃焼気味ではありました。

ただ、雑草の前に諦めかけていた夏ピーは、草の合間からかろうじて見ることができました。キングオブ目玉をしっかり押さえられただけでも満足しておくべきかと思った次第です。

ちなみに船長っは4日、5日の2連チャンで宝原の方に出向き、絶好のコンディションの下でスケジュールを消化できたみたいです。
途中途中で送られてくるオンラインの写真を見ると、「ひょっとして船長っは天国で撮っているのかな?」と、ある意味洒落にならないような感想が出てくるほど異次元の写りでした、ハイ。

*M20撮影中の風景です。この後曇りました><;


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