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2008/01/07(月)
70年代初期#P.A.Fのリワインド
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70年代初期のT-Top#P.A.Fのリワインド作業です。 断線とかではなく、「もう少しMid & Lowを増やして艶のある音にして欲しい」とのご依頼でした。 通常この手の作業は特別なものではないのですが、ワイヤー・カラーが特殊でしたのでUPしました。 60年代中期以降ボビン・トップにスクウェアー・ウィンドウが無くなる頃から、 ワイヤーがエナメルではなくSPNのRedに変更されます。 これはHBに限らずGibson全てのPUが仕様変更されています。 SPNは70年代後期頃まで使用され、その後ウレタンのナチュラルへと変わっていきます。 T-Top#P.A.Fは今まで数多くリワインドしてきましたが、SPNのGreenワイヤーを使っているのを見たのは初めてです。 色が違うだけで音には全く関係ないのですが、非常に珍しいケースです。
リワインド自体は50sのP.A.Fスタイルにて仕上げ、元々の音より艶のある出音になりました。 ギター自体がハコ物でしたので、PU自体はPotから取り外さずPUプレートからボビンのみ取外す手順での作業。 ハコ物の場合このスタイルでの作業の方が楽です。
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