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2009/06/01(月)
慢性濃皮症入院7日目
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やっと今日で退院だ。
入院してから、まともに寝れた日は無かったけど、今日は特に寝れなかった。 5時前になって、もう良いやって事で起きる事にした。
そして外にタバコを吸いに行こうと玄関に行ったら自動ドアは、取り合えず開いた。 でも、一度出てしまったら、もしかして入って来れないかも? パジャマで扉が開くまで、扉の外に居るのは恥ずかしすぎる。
すると近くに掃除のオバチャンが居た。 で、オバチャンも心得たものでタバコベストポイントを教えてくれた。
そして、タバコベストポイントに行くと爺さんが居た。 爺さんの隣でタバコを吸ってると爺さんが、徐に話掛けてきた。
何でも末期がんの奥さんの入院に付き添ってるらしく、今日一時退院だそうだ。 でも、次にこの病院に来る時は最後やろなーって言っていた。
で、そんな話を聞いていると、俺の玉袋なんて可愛いもんだなって思ってしまった。
タバコでクラクラしながら、部屋に帰ると、別の看護士さんにも向かいの爺さんタバコの件で怒られてた。 禁煙パイポでも買ってくるようにとかも言われてるし。
で、俺の手元には禁煙パイポだらけなのだが。
昼前に入院最後の診察を受けた。 傷口を覆っていたガーゼが外され、入院治療は終了した。
そして、清算を済ませ、部屋に戻ろうとしたら、今朝の爺さんが家族でエレベーターに乗っていた。
向こうは俺が私服だったので気がつかないようだったけど、エレベーターを下りしなに「お大事に」って声を掛けたら、爺さんも気づいたようで、背中越しに爺さんの声が聞こえた。
で、1週間すごした部屋に戻り、もう俺には必要の無くなった禁煙パイポを向かいの爺さんに進呈して、入院前より明らかに増えた荷物を抱えて部屋を後にした。
そして、エレベーターに乗っていると、点滴を引きずったオサーンが「退院ですか?」って聞いてきた。 「はい、退院です」と答えたら「おめでとう」って言ってくれた。
結構嬉しかったけど、後から考えてみると結構複雑かな。 きっと、あのオサーン、退院の目処が立ってなかったんじゃ無いのかなとか考えてしまった。
そして、ジスペケが心配だったのでタクシーで、とっとと帰路に着いた。 家に着いてジスペケが待ってたのでホッと一安心だった。
で、家に帰って傷口を見てみると1箇所ピンクな部分が見えていた。 もしかして、糸で突っ張ってた所かも? おまけに、下着に黄汁ついてるけど、本当に完治したのだろうか?
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