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2011/05/11(水)
亡霊お持ち帰り…
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多摩の千秋楽に、超多忙な花木さち子さんが来てくれた。
こういう芝居好きなの知ってたけど、今回は特に 彼女の心を揺さぶる作品だったようでmixiの「ものおもい」に感想が書かれていた。本人承諾の上で、言葉を引用させていただく、友人が出演していたのでたまたま観に行ったが何だかとても感動してしまった。演者の方々も台本も演出も素晴らしかったが私が一番感動したのは少し違う部分… 冒頭、舞台上に紗幕奥から沢山の登場人物達がワラワラと現れ出た時には まるで客席の自分の周りにあの時代の亡霊達がユラリと床から立ち上がったような気がして鳥肌が立ってしまった。 あれ以来あの亡霊達がずっと一緒にいるような気がしてる。 歴史というのは有名人物だけでなく名もない人達のものである。そしてその物語は、今を生きる私達のすぐ傍らで土や風や水の中に今も記憶されているそんなことを強く感じた芝居だった。
だいぶ省略していますが 私の好きな箇所を引用させていただきました。 名もない人達の… のくだりは、無名の役者の私の心を打ちました。 「打つ!!」 (あ…これお約束のネタ) 芝居と言うのは有名人だけでなく 名もない役者達のものである。って… 今回の市民劇に出演した感想であります。 さて亡霊話ですが… 私も連れて来ちゃたみたいなんだよね。 芝居の稽古中に早朝桝形山の城跡に行き、帰りに 廣福寺により、重成、綾子のお墓参りをしたことがあったが、連れて来ちゃう私の体質は自分でわかっていたから一人では行けなかった。共演者の一人と行ってきました。 あの時、清々しい気分で心も穏やかになったのだけど、ラストシーンで旅僧が供養の琵琶を奏で、 合唱隊の歌声が聞こえると、うわ〜と見えない力が身体の中に入ってきて 涙が溢れてしかたない。 あれはなんだったんだろ? 亡くなった人の魂が集まって来てるのを感じました。 でも、毎回、お酒でお清めをしたので自宅に連れて帰ることはなかった。 と毎晩飲んだことの言い訳です。ごめんなさい(笑) 不思議な力が観る人達を感動させたんだろな。 勿論、演者の技量もあるが、それだけではない凄いパワーを感じる桝形城の芝居なんです。 今日は美しいき乙女達を 世界に発信できるかな?
たまきは私に似てると衣装さんに言われた。 妹さんですか?と言われ… 頬骨はMAXに上がった。
あ… さっちゃんありがとう。 帰命頂礼!帰命頂礼!
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