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2006/05/23(火)
穏やかな日
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実は今、おっとはちょっとお仕事をセーブしています。今とは違う会社ですが結婚前の職場が一緒だったこともあって、おっとの仕事内容が激務であることは承知していました。 承知はしているのに、ここのところの激務は相当で、見ていても「マジで過労死するよ。」というほどのモノでした。40そこそこで過労死されたらたまったもんじゃありません。 あまり家で仕事のことについて言わないおっとなのですが、仕事の量も、精神的プレッシャーもかなりあって、追い詰められていたのがよくわかりました。おっと本人も「マジでヤバイかも・・・」と思って、自分でちょっとここらで休憩する選択をしました。こうすることでどれほど無理があるのかがわかってもらえるかもしれません。
休憩中とはいっても熱があるわけでもないし、寝てなくてはいけないものでもないので、私は看病とかするでもなくごく普通に過ごしています。もちろんお庭でバラのお世話もしています。おっとが庭に出てきて、へっぽこベンチに座り庭を見渡したり、バラの香りを嗅ぐと、「あー、いい匂い。バラってこんな香りなんだねぇ。」とポツリ。花の香りをかぐ余裕もなかったのでしょうね。 ワタシにも覚えがあります。長男の育児で疲れていた頃(いろいろあってネ〜)、公園の花壇には色とりどりの花が咲いていたのに、全然「キレイ」って思わなかったんです。思わなかったっていうより思考回路がマヒしていて、花をその辺におちている石ころのように見ていたんです。育児に休憩はないので自分をだましながらやっていく方法をしらないうちに身につけてなんとか過ごしてしまいましたが、今思うと、すごく危ない橋を渡っていたんだなぁって。キレイなものをキレイだって思うことができる心の余裕をもつことはとっても大切なんだって思います。
2人でベンチに座って「このバラ、キレイでしょ〜?」「いい香り〜」とかそんな話しかしてないのですが、ゆっくり流れる時間をもったのは結婚以来初めてかもしれません。ボーーッとする姿はまるで縁側に座る爺婆のようですが・・。(^^;
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