|
2006/03/07(火)
自分への意識
|
|
|
休んでいたピアノ教室を再開して8ヶ月、まだまだ発表会ができるような人数ではないのですが、適度な緊張感が欲しいので、おさらい会(ぷち発表会)をすることになりました。生徒には先月からハードルを少しあげた曲にチャレンジしてもらってます。 親にもお友達にも聴いてもらうことや、耳に馴染んだ曲を習うことで張り切ってガンガン弾いてくる子たちをみると、ヨシヨシ!とニンマリしてしまいます。 んがっ!そういうことにまったく動じない子もいます。よく言えば動じないといえるけど、率直にいうと「危機感を感じていない!」 危機感というと大げさですが、曲がりなりにも他の人に聴かせるとくれば、弾けないと焦りそうなものじゃない?そういうのがまったくないんですよぉ。「失敗を怖がらない子なのかな〜」と思ってもみましたが、そうじゃなくて自分への意識が薄いのかもしれません。自分に今、何が必要とされているのか、なにをすべきなのか、それをすることによって(またはしないことによって)自分はどうなるのか、そういうことをあまり深く考えて行動しないのでしょうかね。実はともにもそういう心配をして担任の先生にもご相談したんですよ。すると、今、自分への意識が向かない子が多いらしいです。
今月はピアノの練習をがんばったねーという時は月1でご褒美として手作り楽器をいっしょに作って遊ぶ時間を設けているのですが、ご褒美をあげられない時もあります。ワタシは甘いのでたいがいちょっとでもがんばった形跡があればいっしょに遊んでしまうのですが、そうでない時は「今日は楽器は作れないよ。」と容赦なく突き放します。今日のレッスンがそうでした。でもそういう時は「今ごろ悲しくなってないかなぁ・・」とすごく気になります。み〜んな作って遊ぶことは大好きなので。 でもでもココロを鬼にしなきゃいけない時もあるんですよね。
|
|
|
|