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2006/01/06(金)
携帯
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お兄ちゃんの同級生はほとんどの子が自分の携帯電話をもっています。3〜4年生くらいから塾に通う子が多くなって、大半はその連絡用に持たせるのがきっかけなようです。(女の子はメールに没頭してる子もいるらしい) 我が家のお兄ちゃんもそのうち携帯を持つようになるだろうな・・と思いながら、でもその前に「連絡の方法は他にもある」ことを知って欲しかったのでお兄ちゃん用には携帯を買っていませんでした。 もし、出先で困ったことがあっても子供のうちなら多少の粗相は大目に見てもらえる・・かな。その時にたくさん困って、たくさん人の手を借りて学ぶことっていっぱいあるんじゃないかな。 手を貸していただく方には申し訳ないのですが・・。
お兄ちゃんが3年生の時、下校途中でおしっこがしたくなって途中の喫茶店に借りに入ったことがありました。自分でもトイレのことで頭がいっぱいで、切羽詰っていたらしくすごい内股で歩いていてバス停にいたおばさんに「あそこの喫茶店で借りたら?」と教えてもらったと。もし携帯でワタシに聞いたら「その辺の雑木林でしちゃいなさい」とか言ったかもしれません。(スミマセン) お兄ちゃんはバス停のおばちゃんと、喫茶店の優しいマスターを知ったわけです。
デパートにいっしょに行ってついふらふら〜っとお兄ちゃんが放浪の旅に出てしまった時、インフォメーションカウンターに行って呼び出しをしてもらうこと、警備のおじさんに迷子になったことを伝えること・・等々、そんなこともたくさん経験しました。(いかにおにいちゃんがさすらいの人種だということがおわかりですね?(^^;
携帯電話は万能じゃないから、もしトラブルで使えない時に「公衆電話」という手もあるけど、この公衆電話が最近はめっきり少なくなりましたネ。コンビニ前にはあることが多いので、お兄ちゃんにはコンビニを探して公衆電話をかけることを5年生になった時に覚えてもらいました。携帯の電話帳なしで公衆電話からかけるって、ワタシ、できません。自分の携帯の番号すらアヤシイのだ。
でも、お兄ちゃんももう来春は6年生。館内放送で「12歳子が迷子です」といわれるのはワタシも本人もちょっと恥ずかしい。 ・・ということでお兄ちゃん専用の携帯を買いました。連絡用です。出かけた時、「あ、おかあさん、今隣のトイザ〇スにいるんだけどさ、おもしろいもの見つけたんだよ。お年玉で買っていい?」と、別の場所にいる私にかかってきた時「便利だ!」と思うと同時に、今までだったら常にいっしょに行動してたんだよなぁ・・なんてお兄ちゃんがすこしずつ離れていくような感じがしました。それだけ大人に近づいていくってことか・・。
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