Yuri's diary
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2005/09/29(木) 自己コントロール
今朝、用事があってお兄ちゃんと一緒に学校へ行ったときのことです。校門近くの通学路で4年生の男の子が泣きながら座り込んでいました。もうそろそろ門が閉まる時間で、まわりに人はあまりいません。このまま放っておけなかったので
「どうしたの?」と声をかけました。すると「なんでもありません」とケンもホロロに言い返してきました。なんでもないってアータ、もうすぐ授業が始まるのに、校門の外で泣いてるなんて何かあったからそうしてるんでしょ。忘れ物か何かかなぁ?

「何かおばちゃんにできことあるかなぁ?」とやさし〜〜く声をかけると、「なんでもありません。」とそっぽを向く。

「あ、そっ!」なんて言えるはずもなく、しばらく様子を見ていました。以前も同じようなシチュエーションで入学したての1年生に声をかけたことがありましたが、涙ながらにも泣いてる理由を話してくれました。低学年ってなんて素直なんだろう。
4年生ともなると思いは複雑のようです。何か悲しいことがある→他人には見られたくない→でも泣きたい→でも見られたくない、この思考を行ったりきたりしてたんでしょうね。はて、どうするかなぁと思っていると、彼は学校とは反対方向に歩き始めました。オイオイオイ、どこ行くよ?
こういう時って追いかけても逆効果なんですよね。4年生でしかも体格はいい子だったから制止を振り切るのはたやすいこと。下手に止めて興奮でもして道路に飛び出したら怖いです。

校庭から数人の子が見ていました。どうやらその子たちとドッジボールでトラぶったようです。聞けば「そんなことで?」という内容だったのですがねぇ・・・。ま、彼にとってはたまらなかったのかもしれませんねぇ。

とりあえず学校の先生を呼びに行かせ、私は彼を見失わないように姿を目で追っていました。1〜2分後、先生2名が慌しく門を飛び出して全力疾走していきました。その頃には角を曲がり姿は見えませんでしたが、さすが先生、「ヤツの家はこっちだ!そう遠くない家へ向かったぞ!」と迷わず進んで行きました。しばらく門で待っていました。でもなかなか帰ってこなかったので説得でもしているのでしょうか。先生にお任せして帰ってきましたが行方不明の緊急連絡とかないのでおそらく大丈夫でしょう。

学校を飛び出してしまうほど自己コントロールが難しくなってしまった子。振り上げたこぶしの収め方も学んでいくのはこれからのハードルなんだろうけど、そのハードルの高さを少しずつ調節していくのは大人の役目だ。自分の子じゃなくても手を貸してあげたい、でも貸し方がわからないんだよねぇ。おっと、自分の子にもわからないときがあったわ。(^^;
それにしても先生達って大変・・・。


早くもヘンリーヅタが紅葉を始めました。


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