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2021/02/19(金)
『「安倍晋三」大研究』の一部紹介(3/3) 第6418回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しです。
14時00分〜16時00分は、富士塚幼稚園空手道教室の稽古でした。 17時30分〜19時30分は、「特別稽古」(渋谷学習センター)でした。
さて、タイトルの件ですが、順序が逆ですが今日は第二章の「最強首相・安倍晋三を考える〜安倍話法を安倍史観〜の「安倍話法」の紹介です。
まず小見出しです。 「ご飯論法」で論点ずらす 「一」「1」で強調して否定する YES(はい)NO(いいえ)で答えない 「印象操作」は時間稼ぎのテクニック
内容を紹介します。 最初の「『ご飯論法』で論点ずらす」ですが、「ご飯論法」については余りにも有名ですので、省略します。まあ「論点ずらす」の典型だと思います。 これに関連して「信号無視話法」というのがあります。これは、質問に対しての答弁を、 (1)全く答えていない・はぐらしているのが「赤色」 (2)半分くらい答えているのが「黄色」 (3)答えているのが「緑色」 と判定(色分け)するものです。 同書には、加計理事長とゴルフや会食をしている事を聞かれた時に「ゴルフに偏見を持っておられると思います。今、オリンピックの種目になっていますから。ゴルフがダメですね、テニスは良いのか、将棋は良いのかという事になるんだろうと思うんですね」(P130) 質問は、関係する業者の接待を受けたりする事が良いのかどうかという事ですが、安倍氏はこれをゴルフそのものが良いのか悪いのかと論点をすり替えている訳です。「ご飯論法」ですし、完全な赤信号無視です。
次は、「『一』『1』で強調して否定する」ですが、こういう強調をする場合には注意が必要で、まあ嘘を言っていると疑うべきです。「一度もTPPに反対した事はない」(大嘘!)という風に使います。
三つ目は、「YES(はい)NO(いいえ)で答えない」です。質問者が「YESかNO」で聞いたのであれば、これに対して「YESかNO」で答えるのが不通ですが、絶対にそう答えません。 「憲法草案の主要三点について取り下げるのはとりさげないのか」という質問に対して、「簡潔に申し上げますと、結果を出す上においては、まさに議論して行く上においてこれが段々と収斂して行くという中における一つの考え方として申し上げるとこでございます。どうかその点をご理解頂き、こう思うところでございます。」(P136) 「YESかNO」以前に、将に何を言っているかも分からない答弁です。こういう答弁を延々と行い時間切れに持ち込む手法です。
最期は、「『印象操作』は時間稼ぎのテクニック」です。これは「印象操作だ」「レッテル貼りだ」と言って相手の質問や意見が間違っている様にする「印象操作」的な方法です。
以上ですが、これらは完全に菅政権に引き継がれています。
<2月末日までにブログを移行しますーそれまでは新旧両方に書きます。新しいブログは https://ameblo.jp/y-k-yuki/ です。>
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