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2021/01/13(水)
ルサンチマンって何? 第6381回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しです。
14時00分〜15時00分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。
さて、タイトルの件ですが、あるサイトからの引用です。
ルサンチマンというのは、フランス語で、主に弱者が強者に対して、「憤り・怨恨・憎悪・非難」の感情を持つことを言います。
まあ、これだけであれば、ある意味自然な感情だと思います。
しかし、問題なのは、このルサンチマンが統治の道具とか相手に打撃を加える手段と化す事です。 例えば、もう相当昔になりますが、小泉政権が郵政民営化を推進した時にも用いられています。国民の暮らしが向上しないのは規制改革が進んでいないからである、その象徴が官の既得権であり保護政策である、その為には郵政を民営化するのが重要である、これに反対するのは「抵抗勢力」である、この抵抗勢力を打ち破らなければならない、そうしれば国民の暮らしは良くなる、という論法です。
実際には、郵政を民営化する事により、一部の規制改革論者の大企業経営者による郵政公社が持っている莫大な資産の取得やいわゆる多国籍企業(グローバル企業)の共済事業への参入等がもくろまれていました。
この手法は、グローバル企業の「規制改革」論に頻繁に使われています。ですので、「守旧派」とか「既得権維持派」とか「改革反対論者」とかレッテルを貼る側の真の意図を、見抜かなければなりません。
つい最近では、日本学術会議への批判を政権と右翼がこれを利用しました。中国への反感を利用し、日本学術会議は中国と結びついていると批判しました。更に、国民が今苦しい生活をしているのに、学術会議には年間20億円の税金が使われ会員がそれを思うがままに使っているとか、会員を退任すると年金が毎年支払われる(デマです!)という風に、日本学術会議を悪役にしたてるというものです。
「反中」とか「反韓」とか「反労組」とか「反特権」とか「反既得権」を叫ぶ者には、お気を付けください。
私は例えが上手くありませんので、これに詳しい三橋貴明さんのブログを紹介します。
三橋貴明 ルサンチマンのはけ口 https://38news.jp/economy/13716
こちらは、動画(ユーチューブ)です。26分程です。急いでいる人は10分過ぎからご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=K_brhkr6Nfw
<毎年、第二日曜日か成人の日に町内会でどんと焼きをしていました。篤志家のご厚意でお借りしていました緑の広場が、住宅を作り為に全面お返しした為、今年から出来なくなりました。まあ、土地があってもこのコロナ下では無理でしたでしょうが・・・>
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