|
2020/08/08(土)
新型コロナウイルス遺伝子分析 第6224回
|
|
|
本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(六会小学校体育館)の稽古でした。 13時30分〜15時は、くるみ保育園分道場の稽古でした。 17時〜19時は、幼年・初級等&合同自主稽古(長後公民館ホール)でした。
さて、タイトルの件ですが、国立感染症研究所(感染研)は、8月5日に新型コロナウイルスの遺伝子情報をもとにした、国内の感染の新たな分析結果を公表しました。 タイトルは。「無症状が気づかぬまま感染つないだ可能性 感染研分析」です。
感染研は7月16日までに、国内で感染が確認された人など計約3,799名分の検体を収集し、新型コロナウイルスは人への感染を通じて遺伝子が少しずつ変異するため、別々の感染者から得られたウイルスがどのくらい似ているかをゲノム(全遺伝情報)を比較して調べました。
その結果、3月以降の流行が収束しつつあった時期も、気付かれないまま感染が伝播(でんぱ)し、6月下旬以降、共通の遺伝子の特徴を持つウイルスが全国に広がった可能性があるとしています。 公表した分析に依りますと、3月以降の流行に繋がったとされる「欧州系統」のウイルスと比べ、遺伝子が変異したウイルスが6月中旬に見つかりました。その後、同じ特徴のウイルスが、全国の計数百人分の検体から見つかったのです。児玉龍彦先生が指摘した「新宿型」とか「埼玉型」という事でしょう。 これまで得られた検体からは、この特徴を持つウイルスと欧州系統の間をつなぐようなウイルスは確認されていない、という事です。
ただ、感染研は、無症状などの人が感染に気が付かないままに、感染を静かにつないでいた可能性があると指摘しています。経済活動の再開に伴い、流行が収束しきらなかった感染者群が起点となって6月下旬以降、東京だけでは収まらず「全国拡散へ発展してしまった可能性が推察された」と分析しています。児玉先生が指摘した「東京(新宿区)がエピセンター」という事でしょう。
こういう分析と事実が明らかにされる事は、有意義だと思います。
|
|
|
|