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2020/08/05(水)
政府の責任転嫁と沖縄県知事の大人の対応 第6221回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.5度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
9時00分〜10時30分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。 17時〜19時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館体育室)の初級向けの稽古でした。 19時〜21時は、湘南台公民館の稽古で、組手中心で行いました。
さて、タイトルの件ですが、一昨日8月3日、菅官房長官が、沖縄県が軽症者用ホテルを確保出来ていない事に関して、度々政府が要請していたのに全く出来ていない、とデイすりました。
事実は、そうです。しかし、これは一方的も一方的です。
沖縄県は、5月、6月及び7月途中まで、新規感染者ゼロでした。それが、7月後半に急速に拡大しました。その理由は、米軍兵がPCR検査や入国の待期期間もなしで市中に出回っているからです。それもこれも米軍基地と日米地位協定の所為(せい)です。 米軍の感染拡大に対しても政府の対応は、十分とは言えません。沖縄県が動き回って、少しずつ感染者数の開示や移動制限が行われて来ました。 また、ホテルが確保出来ない大きな理由が、「GO TO トラベル」で、空きがないのです。
どれもこれも政府が原因です。こういう事には一切触れずに沖縄県を非難するのはある意味デマです。必要なのは、政府と沖縄県が一緒になり打開をして行く事で、非難する事ではありません。
でも玉城デニー県知事は、大人の対応をしました。 (会見転載開始) 玉城知事:はいさいちゅーうがなびら(小林:皆さんこんにちは?ご機嫌如何ですか?)。本日、午前中の菅官房長官の記者会見を踏まえてコメントさせていただきます。
沖縄県の宿泊施設の確保が十分でないことについて、政府として必要な資金を全額政府から支給する仕組みであること、政府から沖縄県に何回となく確保すべきであることを促した旨の発言をされた点につきまして、確認をさせていただきました。 この発言につきましてですね、沖縄県は国の基本的対処方針に基づき5月から6月の感染者をゼロに抑え込んでいた時期も国に対しては圏内の感染状況を報告をしています。この度、国から7月の下旬までに新型コロナウイルス感染症の医療提供体制を整備するよう通知を受け、感染拡大の第2波、第3波に備え、国の患者推計に基づく最大療養者数425人について、入院が必要な患者向けの医療機関病床200床、および軽傷者等向けの宿泊療養施設225室以上を計画的に確保するよう取り組んできたところです。 しかしながら、7月に入り県内中南部地域を中心に新規感染者が急増したことに対応するため、当初8月の上旬に共用開始の予定を前倒しして7月の30日から那覇市内にホテルを宿泊療養施設として利用を始めているところです。また、今回の補正予算成立後は速やかに那覇市もスタートしておりますが、宮古島市、石垣市にも宿泊療養施設のホテルの稼働をスタートさせる予定です。 ちなみに西村担当大臣から、JICA沖縄国際センターも使えるんじゃないかということで提案をいただきました。その点について部局の方で現場に行って色々と確認をさせていただいたんですが、全体的な管理体制に懸念があるということで、ちょっと使うのは厳しいかもしれませんということでしたので、その点については西村担当大臣に私がメールでこういうことでした、とお話をさせていただきました。これは今日の報告ということにさせていただきました。 沖縄県としては宿泊施設の確保を含め、県内観戦者への対応につきまして引き続き国と緊密に連携して、しっかり取り組んでいきたいと思っております。コメントに関することは以上です。 官房長官の発言の部分そのものはこれまでやりとりをさせていただいたことの、その状況であろうという風に思っています。だから、国がしっかりと予算も出すので、早く探してくださいと。 これを計画通りの病床の確保と、宿泊療養施設の確保も進めてくださいね、という発言だったと思いますので、そのことについては、ずっとゼロが続いていた報告の関係上、心配されているのかと思うんですが、その間もホテル側と、宿泊施設と色々とやりとりをしていましたので、報告はゼロだったんですが、私たちとしては取り組みは、しっかりと7月末までにそれを揃えるということで話し合いは進めていたところですから、あながち官房長官の発言と我々が取り組んでいたこととは齟齬はきたしていないのではないかという風に思います。 (転載終了) 賞賛に値します会見だと思います。
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