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2020/08/28(金)
安倍首相辞任 第6244回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.8度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
11時30分〜12時30分は、富士塚幼稚園空手道教室の稽古でした。 19時〜20時30分は、大和道場(下福田中学校)の稽古でした。
さて、タイトルの件ですが、安倍首相が17時から記者会見を行い辞任を正式表明しました。これでやっと「悪の安倍政権」が終焉を迎えます。しかし、自公政権は続きます。まだまだ気を抜けません。
共同通信社の配信ですが、安倍首相は自民党本部での幹部会合で、辞任の理由について「病気が理由で正しい判断ができなくなる」と説明した、とありました。もう既に、正しい判断が出来ていませんでした。 更に、同社の配信で、安倍首相は公明党の山口代表との会談で「新型コロナウイルスに対応する状況の中、迷惑を掛けない辞任のタイミングは今しかないと決断した」と語った、としています。もうとっくに迷惑が掛かっています。 安倍首相は、ことあるごとに「悪夢の民主党政権時代」と言い、「アベノミクスで民主党政権時代よりGDPが増えた」と胸を張りますが、民主党政権時代にはGDPの試算に含んでいなかった「開発費」や「不動産取引」など、ありとあらゆるものをGDPに加算して、思い切り上げ底にして数字を膨らませたのです。そのため、景気が良くなったという実感が全くないのに、GDPだけは右肩上がりだったのです。更に、経済成長は年率1〜2%でしたが、同時期欧米は3〜4%でした。経済成長率の要因となったのが原油安でした。同じ条件なのに、日本の経済成長率は欧米より低かったのです。
雇用が改善されたと言っていますが、確かに実数は増えていますが、反対に不安定は非正規雇用者が増えていました。彼らは、このコロナ禍で真っ先に職を失っているのです。
外交はどうでしょうか?安倍政権が解決するとした北朝鮮の拉致問題は1ミリも進展しませんでした。北方領土問題も何一つ前進していません。トランプ大統領との会談を幾度も行いましたが、ぼろくず同然を兵器を売りつけられただけです。 安倍首相が昨年までの7年間で世界各国にバラ撒いた総額は、累計60兆円にも及ぶのです。もちろん、途上国への支援など必要な支出もありますが、原発推進のためにイギリスへ1兆円とか、プーチン大統領のご機嫌をとるためにロシアに3千億円、この中には考えられないバラ撒きが数多く含まれているのです その極めつけは、アメリカ製欠陥兵器の大量購入です。147機も「爆買い」した欠陥戦闘機F35は、1機116億円、維持費307億円なので、147機で合計6兆2千億円です。すでにベテランの航空自衛隊員が青森沖に墜落して死亡しており、事故状況はアメリカのベテランパイロットが開発時から指摘している欠陥そのものなのに、防衛省は「操縦ミス」として片付けたのです。何故なら、欠陥を認めると147機というビッグビジネスが白紙になってしまうからです。途中で断念しましたイージスショアだって、「欠陥」と共に、実は今では相手のミサイルが進歩して全く防衛にもならない代物なのです。 もしも、安倍首相が世界へのバラ撒きをしなかったら、アメリカ製欠陥兵器の大量購入をしなかったら、今回の新型コロナの給付金は、1人当たり10万円ではなく、7〜80万円ずつ給付できたのです。
そして、安倍政権は政治機構と官僚機構を、将にずたずたにしてしまいました。というのは、公文書を、自分達に都合が悪い場合には隠す、捨てるそして改竄するのは日常茶飯事です。作るべき資料を作らない、作っても情報公開しない、しても肝心な部分は黒塗りの「のり弁」です。更には、自分の主張を正当化する為、法案を通す為のデーター捏造し改竄もそれこそお手の物でした。
まだまだ書き足りませんが、これ以上は書きません。悪夢というより悪そのものの安倍政権が終焉しましたが、安倍的なものが終焉するとは限りません。微力ながら、なにがしかの力になる様に引き続き頑張って行きます。
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