小林師範の続々指導日記
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2020/08/20(木) サーバントリーダーシップ 第6236回
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.5度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。

 18時〜19時は、「青空教室」(弥生台駅前公園)でした。最後の「青空教室」にして、欲しいです。横浜道場、9月から西が岡小学校体育館が使えると嬉しいです。

 さて、タイトルの件ですが、「サーバントリーダーシップ」という言葉があるらしいです。あるメールマガジンで知りました。概要は以下の通りです。

(概要開始)
 これまで組織はトップダウンで動いてきました。それは会社だけでなく、地域のコミュニテーやサークル等でも同じです。しかし、21世紀型のリーダーシップは、「サーバントリーダーシップ」で動きます。
 「サーバントリーダーシップ」とは、アメリカのロバート・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップ哲学で、「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というものです。つまり、これまでのようにトップダウンで上から下に指示を出す「支配型リーダーシップ」ではなく、コミュニティメンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮するためには何をしたら良いかを考えます。そして各個人が最大限力を発揮できる環境づくりをするのがリーダーの役割なのです。
 だからリーダーがかわいそうなくらい一生懸命やっていると、まわりが「手伝ってあげないと組織が回らないよね」といって、サブリーダーが誕生し、メンバーそれぞれの自主性が育ち、組織として育っていきます。こういう形の方が僕は健全だと思います。
 そのため最初から「これやってくれない?」とお願いするよりかは、まずはリーダーが全部やってみせて、そこにどれだけの作業がかかっているかと言うことをみんなに知ってもらう。その中で自発的にこれをお手伝いするよと言う人が現れるのを待って、それぞれの人にお願いをしていくと言うのがベストなやり方です。山本五十六氏の「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」という言葉がありますが、まさにこれですね
例えば、リーダーである自分が率先して動きます。僕はなんでもやります。タクシーを止める時も一番先に走って止めに行きます。セミナー会場のセッティングなどもやります。その姿を見たまわりのメンバーが「リーダーが大変だから、支えないと!」という事で、今必要なことはなんなのかということを自ら考えて行動しだすのです。これがうちのサークルの文化になっています。
(概要終了)

 で私の感想ですが、リーダーは「そういう側面も持っているし持っていなければならない」という事です。コミュニティメンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮するためには何をしたら良いかを考えます。そして各個人が最大限力を発揮できる環境づくりをするのがリーダーの役割なのです。」と書かれています。「コミュニティメンバー」だけでなく、会社員、団体構成員及び道場生、纏めれば組織構成員全員に対して、「各個人が最大限力を発揮できる環境づくり」をするのがリーダーの役割りです。道場生や指導者が上達する強くなり資格を取る為にどの様な考え方が必要で、どの様な制度が良いのかと考え提案し実行するのがリーダーの役割です。
 また「リーダーである自分が率先して動」くという事ですが、まあこれは大企業や官僚組織ではそうとも言えませんが、サークルや道場ではその通りだと思います。何しろリーダーが率先して、一所懸命にならなくては組織は動きません。そうする中で、そのリーダーの熱に触れて構成員も動いてくれると思います。まあ、自分の経験からそう思います。
 例に出された「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」は、指導者とか教育者としてはそうなのでしょうが、ここで言われているリーダーの役割という意味では、ちょっと違う様には思います。、

 「サーバントリーダーシップ」についてですが、サークルの様な組織では、そういう側面も必要だと思います。そして、道場でもトップは何の為に誰の為にいるかという事であれば、そういう側面も重要だと思います。
 しかし、トップダウンという要素も必須です。いわゆる命令という事ではありませんが、指示や強い要請等もしなくてはならない事もあります。反対にボトムアップも不可欠です。

 折衷的になりますが、組織やその運営を何か一つの言葉だけで割り切る事は、どうかと思うのが現時点での感想です。組織は、そういう側面があるという事をトップが認識しているという事と、繰り返しになりますが、「トップは何の為に誰の為にいるか」という事をいつも自問自答しながら運営して行く事が大切だと思っています。


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