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2020/08/02(日)
ワ―ケーションって何? 第6218回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.5度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
今日は、今週木曜日に開催されます哲学の勉強会の宿題に精と汗を出しました・・・
さて、タイトルの件ですが、菅官房長官が7月27日の記者会見で、「GO TO トラベル」と関連して、突如思い付きの様に「ワ―ケーション」という事を言い出しました。 WHAT?ワ―ケーションって何ですか?
国民には意味不明な用語を使用する場合は、大抵は中身がなかったり曖昧な事が多いのです。私の感想では、将にその通り!という事です。 まあ、そのワ―ケーションについて、ちょっと調べてみました。
その1 『知恵蔵ミニ』(2015年版)<こちらは一般的な意味です。> (転載開始) 働きながら休暇を取ること。「ワーク」と「バケーション」から作られた造語。一般に米国では、旅費・交通費などは労働者負担でオフィスを離れリゾート地などに行き、電話会議への参加・報告書提出などをこなしつつ休暇をとる形となっている。米国人はあまり休暇を取らず、取っても会社に電話連絡をするなど完全な休暇にならないことが多いため、公式に認められたワーケーションという形が2000年代に生まれたとみられる。日本では中長期休暇が一般化しておらず、単に休日に仕事をすることをワーケーションと称している。 (転載終了)
その2 ワーケーションを所管する総務省の定義です。 (転載開始) ワーケーションとは、仕事(WORK)と休暇(VACATION)を組み合わせた欧米発の造語で、テレワーク等を活用し、普段の職場や居住地から離れ、リゾート地などの地域で普段の仕事を継続しながら、その地域ならではの活動も行うものです(活動例:休暇、研修、オフサイトミーティング、地域交流、ローカルイノベーション創出等) (転載終了) 関係する用語が「関係人口創出」です。これについては、以下の通りです。 (転載開始) 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。 地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。 (転載終了)
つまり、総務省が推進するのは、ワ―ケーションを活用しての「関係人口創出」です。
で、私には「70%のテレワーク」を要請したり、東京都の感染拡大を受けて東京都を「GO TO トラベル」適用から除外した事と矛盾している様に思えます。これらは、どう考えても「家に居ろ」という事ですが、ワ―ケーションは「移動しろ」とかオフイスがある都会(東京)から田舎へ行けという事なのですから。
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