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2020/07/06(月)
やはり東京都知事選結果でしょう 第6191回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
18時〜19時は、「青空教室」(弥生台駅前公園)は、雨天の為中止となりました。 19時〜20時は、テレ道場でした。
さて、タイトルの件ですが、東京都知事選は、私的には残念ながら小池氏の圧勝でした。宇都宮氏も山本氏も歯が立たなかったという状況です。
再選された小池百合子氏は、約366万票を獲得しました。自民党、公明党及び連合の組合票を固め切った得票でした。
次点は無所属の元日弁連会長宇都宮健児氏で約84万票、次いでれいわ新選組代表の山本太郎氏が約65万票、無所属の元熊本県副知事小野泰輔氏が61万票でした。前回11万票から約17万票に票を伸ばした極右を言われる桜井氏の存在が少し不気味な感じです。
私達は、これで終わりではなく、次の4年間の始まりだと思わなくてならないと思います。
新型コロナウイルスでは、感染拡大の収束が見通せず、第二波がそこまで迫っています。PCR検査拡大や具体的な感染拡大防止を取って欲しいと思っております。
財政問題もあります。一般会計と特別会計を合わせた2020年度の全体予算は、15兆4,522億円です。小さな国の国家予算に匹敵する規模です。 都の歳入の約7割は地方税(都税)で、その根幹は企業などからの法人2税(法人住民税と法人事業税)です。景気が悪化すれば、当然にも税収が減ります。石原都政時代にはリーマン・ショックの影響で1年間に1兆円も税収が減った事がありました。 都は不況や災害に備えて、2019年度末までに貯金にあたる「財政調整基金」として約9,000億円を積み立てて来ましたが、都はコロナ対策の補正予算の一部として1兆円超を計上し、財政調整基金は500億円まで減りました。東京都は、都道府県で唯一、地方交付税の交付を受けていなのですが、今後の財源確保も大きな課題です。
延期された東京五輪・パラリンピックは、開催が危ぶまれています。開催すべきか否か、NHKの出口調査では、 「中止すべき」36%、 「開催すべき」27%、 「さらに延期すべき」17%、 「わからない」21%でした。更に税金をつぎ込んで、開催が出来なくなる事が心配されています。私としては、早めの中止を決断して欲しいと思っております。
小池氏は今回の選挙戦で、前回の都知事選で掲げて選挙公報にも載せた「7つのゼロ」の達成度を自ら省みる事がありませんでした。実際は、殆どが実現されていません。今回の選挙で訴えた政策が、今後4年間でどこまで実現出来るかどうかしっかり、見守って行かなくてはなりません。
選挙で終わりではなく、新しい4年間の始まりなのです。
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