小林師範の続々指導日記
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2020/07/17(金) 森友事件自死損害賠償事件の裁判始まる!妻雅子さん陳述(2/2) 第6202回
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.5度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。

 14時〜15時は、富士塚幼稚園空手道教室の稽古でした。

 19時〜20時45分は、大和道場(下福田中学校武道)の稽古で、大和道場としては久し振りの稽古でした。これで、志空会四道場は、全て稽古再開となりました。但し、私は「諸般の事情」で不参加でした。申し訳ありませんでした。

 さて、タイトルの件ですが、森友事件での文書改竄を命じられた赤木俊夫さんが、「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」「下っ端が責任を取らされる」「僕の雇用主は日本国民。だから、国民の方を向いて働く」と奥さんの雅子さんに語っていたという事です。
 首相の「私や妻が関与していたら総理も国会議員も辞める」発言があり、官僚達が首相に忖度した事でで公文書改竄に走り、それを押し付けられた末に赤木俊夫さんは自死しました。
 関与していた佐川宣寿氏以下37名は全員不起訴となりました。しかも多くは天下りしたり、出世したりです。
 国民の事を真剣に思う人が悲しい目に合い、権力に忖度し迎合する人が甘い汁を吸う、このままで良い訳がありません。
 奥さんの雅子さんは損害賠償を求めて提訴しましたー全てを明らかにして欲しいという気持で。その裁判が、一作日7月15日に始まりました。赤木さんの陳述全文を転載致します。(ブログの文字制限の都合で2回に分け、今日は後半部分です。

(転載再開)
 国はこの裁判でも同じような態度をとるのでしょうか?これではこの裁判でも真実には近づけません。
 私は、夫が自死に追い詰められた真相を明らかにするため、第三者委員会による再調査を求める電子署名を始めました。電子署名には、35万人を超える方々から賛同の署名を頂きました。電子署名は、2020年6月15日に安倍首相や麻生財務大臣へ提出しました。しかし、安倍首相も、麻生財務大臣も、すでに検察の捜査も済んでいるので調査しないと、夫のことを切り捨てました。
 でも、検察の捜査は刑事処分のためのもので、真相解明の調査とは別の物です。国は、国民にも夫にも向き合わず、あるものを出さず、ズルズル先延ばしにして逃げています。再調査を実施して、正直に全て明らかにしてください。再調査の結果はこの訴訟でも役に立つと思います。
 安倍首相は、2017年2月17日の国会で、安倍首相や安倍昭恵さんが森友学園の国有地払い下げにかかわっていたら総理大臣も国会議員も辞めると発言しました。財務省秘書課長は2018年10月、私に対して「この首相の発言によって、野党が理財局に対して資料請求するなど炎上したため、理財局は改ざん前の文書を出せなかった。その意味で、首相の発言と改ざんは関係がないとはいえない」と言いました。

 安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。安倍首相は、自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います。
 池田さんも、池田さんの前任者も「裁判になれば、本当のことを話します」と私にはっきりと言いました。この裁判では、前任者には、安倍昭恵さんと籠池夫妻のいわゆるスリーショット写真がどのように国有地の取引に影響したのかを、池田さんには、国有地値引きと決裁文書改ざんをめぐり、近畿財務局の中で何が行われたのかを話して頂きたいと思います。
 また、佐川さんをはじめとする理財局の幹部の人達や、美並局長をはじめとする近畿財務局の幹部の人達も、事実をありのままに話して欲しいと思います。もしこれらの人たちが裁判に来なかったり、裁判に来ても事実を話さなかったとしたら、国が本当にあったことを国民から隠し、全てなかったことにするために止めたのだと思います。

 安倍首相、麻生大臣、私は真実が知りたいです。夫は亡くなった日の朝、私に「ありがとう」と言ってくれました。

 最期の夫の顔は「絶望」に満ち溢れ、泣いているように見えました。決して生き残らないように、電気コードは首にきつく二重にくくりつけていました。怖がりだった夫が、こんなことをしなければならないなんて。真面目に働いていた職場で何があったのか、何をさせられたのか私は知りたいと思います。

 最後に、裁判官の皆様にお願いがあります。
 私は、訴状でも書いていますが、3つの目的のために訴訟を始めました。
 その中でも一番重視しているのは1つ目の、夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすることです。
 訴訟の手続きは私には難しくて分かりませんが、是非とも夫が自ら命を絶った原因と経緯が明らかになるように訴訟を進めてください。
 夫が作成したファイルを含めてできるだけ沢山の資料を集め、できるだけ沢山の人の尋問を行って事実を明らかにしてください。そしてそのうえで、公正な判決を下してください。
 宜しくお願い致します。以上
(転載終了)
2020年 7月15日の赤木さんの陳述全文のリンク
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516951000.html


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