小林師範の続々指導日記
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2020/07/12(日) 数字は冷徹?人の気持ちは変わる? 第6197回
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.5度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。

 当地神奈川県藤沢市は、本日「雷 強風」注意報(警戒レベルより低い)が出されていましたが、しかし振りに晴れ上がり、「熱中症厳戒注意報」が出ていました。でも、晴れて太陽光が出ていて、穏やかな日を過ごせました。
 しかし、九州では依然として危険な状態(土砂災害厳重な警戒が必要)が続いていますし、東北でも同様です。

 さて、タイトルの件ですが、各ポイント日の全国、東京都及び神奈川県の新規感染者判明数(以下「感染者数」と言います。です。

学校一斉休校      3月 2日(月) 
(全国18名  東京都 0名   神奈川県 5名)

要請      2月27日(木)
 (全国25名  東京都 0名   神奈川県 3名)

7都道府県緊急事態宣言 4月 7日(月)
 (全国368名  東京都87名   神奈川県18名)

全国緊急事態宣言    4月16日(木)
 (全国576名  東京都151名  神奈川県56名)

39県解除       5月14日(木)
 (全国100名  東京都30名   神奈川県32名)

全国解除        5月25日(月)
 (全国21名   東京都 8名   神奈川県 1名)

稽古再開提案(否決)  6月 3日(水)
 (全国31名   東京都12名   神奈川県 2名)

稽古再開提案(可決)  6月25日(木)
 (全国82名   東京都48名   神奈川県 6名)

稽古再開初日      7月 3日(土)
 (全国250名  東京都124名  神奈川県24名)

直  近        7月12日(日)
 (全国407名  東京都206名  神奈川県23名)

 実は、2月27日に「全国一斉休校」が発出された時には、当会でも一種パニックになっていました。当会も3月2日(月)から稽古を休む事にしました。(残念ながら公共施設が使えなくなったからです。)でも、2月29日(土)の稽古は実施するつもりでいました。それに対してある方から「稽古は中止してください。学校現場は大混乱です。保護者も、大騒ぎです。感染の危険を感じています。稽古なんか出来ません。」という連絡がありました。何回かやり取りをしたのですが、会員&保護者がそういう不安に駆られているのであればという事で、(一部の)稽古を中止する事としました。

 緊急事態宣言が解除され、公共施設の貸出しも再開される見込みでしたので、6月3日(水)の理事会に、6月8日(月)から条件のある所は各道場の判断で稽古再開を提案しましたが否決されました。その時の感染者数は、全国31名、東京都12名及び神奈川県 2名でした。

 その後、6月25日(木)の理事会にて7月より稽古再開となりましたが、その時の数字が全国82名、東京都48名及び神奈川県 6名でした。

 実際に稽古を再開したのが、7月 3日(土)ですが、その時の数字が全国250名、東京都124名及び神奈川県24名でした。

 つまり、稽古再開否決 → 稽古再開決定 → 稽古開始と、感染者数が増えているのに、稽古再開へ行動と気持ちがシフトしているという事です。

 そして、今日が、全国407名、 東京都206名及び神奈川県23名でした。

 今の状況ですが、それぞれのポイントと比べてください。現在がどんなに厳しく深刻な状況だというのが分かると思います。特に東京都が感染爆発直前です。
 そこで私的には「東京(渋谷・新宿・池袋)に通っている人又は家族がいる会員又は指導者について、稽古参加を制限したらどうでしょうか?」と問題提起しましたところ、殆どの人が否定的でした。主な理由が、あくまでも道場での感染防止対策をしっかり行う事を前提にして、「どこにいても感染リスクがある。」「稽古に参加すれば感染のリスクがある。それを承知で参加している。」というものです。

 3月頃と現在では、両者の考えが逆転してしまった様です。
 どちらが正しいか?という事を言いたいのではありません。人間の行動には、論理的なものと情緒的なものがあります。それを今回は、「安全」と「安心」とも表現出来ます。両者のバランスが大切なのです。それが、個人の行動に出る場合(躊躇い躊躇い選択する又は何もしない)もありますし、別の人格に分かれる場合(人によって考えが異なる。)もあります。

 組織(道場)としては、色々な意見を引き出し、その上でトップ(集団)が具体的な行動又は行動しない事を決めて行かなくてはならないという事です。


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