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2020/05/08(金)
「コツ」は骨??? 第6132回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)です、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
さて、タイトルの件ですが、「コツをつかむ」の「コツ」って骨って知ってました!?衝撃でした。私だけが知らなかったのでしょうか?
「コツ」は、主に技術や仕事、勉強や運動(武道)等において要領とか重点となる事とか部分とかいう意味です。ある辞書で「コツ」を引きますと「1 骨 2 物事をうまく処理する要領。呼吸。勘所。「骨をつかむ」「運転の骨をのみこむ」 3 芸道などの急所。奥義。また、それを習得する能力。」となっていました。
その「コツ」の語源は骨です。もともと骨という言葉は、古来より「物事の本質」という意味で使われていたという事です。鎌倉時代になると意味が広がり「礼儀作法・しきたり」という意味が付加され、更に「学問の根本的な要領・重点」を指す様になって来ました。
つまり、「コツ」というのは、骨の様に隠れた部分で物事を支える本質の部分という意味です。骨は、体の中心にあって体を支えています。そこから「物事の本質」という意味で使われる様になったそうです。それと骨は目に見えません。「コツ」も、重要な部分という事ですが、そのままでは目に見えません。「コツ」が骨たる所以(ゆえん)です。
その「コツ」を、出来うる限り「可視化」(見える化)するのが、指導者の役割りだと思います。それが、教え方の「コツ」ですね。(笑)
物事にも空手道の技術にもコツがあります。その「コツ」をつかむのは容易でははありません。ですので、練習して復習して、何度も練習して、何度も何度も稽古したりします。しかし、一度「コツ」を掴んでしまえば、一気に上達しますが、なかなかその領域には達する事が出来ません。ですので、更に稽古です。その積み重ねが、鍛錬でもあります。「千日の稽古を鍛という万日稽古を錬という」(宮本武蔵)です。
師範の形回数報告 2020年 5月 8日(金)現在 バッサイダイ 当日 4回 累計102回 セイエンチン 当日 4回 累計102回 ニーパイポ 当日 4回 累計102回 マツムラローハイ 当日 8回 累計204回 * 今日もアーナンコーに挑戦中です。
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