小林師範の続々指導日記
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2020/05/30(土) アサーションが大切  2/2  第6154回
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)です、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しで
 さて、タイトルの件ですが、昨日の続きです。
2020年 5月13日付けのあるメールマガジンので公認心理士・臨床心理士の中村 大輔氏が「コロナで注目!各所に“出動”している『自粛警察』・・・誰にでも起こりうる心理的メカニズムと対策とは―私たち一人一人の中に不安に基づく攻撃的な防衛反応が眠っているー」というのを書いています。
 では、こういう間違った行動を起こさない為にはどうしたら良いかと言いますと、タイトルのアサーション(ASSERTION)というのが大切になって来ます。同メールマガジンでは、そのアサーションそのものの説明が十分なされていないと思いますので、以下補足します。アサーションについては、2018年11月16日(金)以降4回に亘りブログで書いていますので、お時間があれば、バックナンバーを見てください。

 アサーションは、コミュニケーションツールの一つで直訳すれば「主張(する)」という事です。対人関係では「自分の意見を相手の立場を尊重しながらもしっかり伝えるコミュニケーションスキル」の事と定義されます。ある一つの事に対して、どちらか一方が我慢するのではなく、相互を尊重することが大切となります。一方的な攻撃型でも、我慢する受け身型でもなく、自分も相手も尊重しながら自己表現していくという考え方です。
 つまり、自分の意見や気持ちを大切にして、自分が伝えたい事を、率直に、正直に伝える事であり、相手の意見や気持ちも大切にして、コミュニケーションを図る事です。アサーションでは、自分が言いたい事だけを言うのではなく、相手の意見や気持ちも尊重する心配りも重要です。

 ですので、主張するという事であっても、自分の意見や要望を無理やり押し通すとか、相手が同意するまで説得するとか、自分の言いたい事だけを言って相手を自分の思い通りに動かそうとする事ではありません。
 それは「あなたもOK」「わたしもOK」という風に纏めることが出来ます。スキルとしては、以下の5点があります。
(1)自分の正直な気持ちに気づく事
   「こうあるべき」とか「こうしなければならない」という所で修正したものを、自分の気持ちと思っている事が多いのです。頭で考え、修正する前の自分の気持ちをまずは感じ取る事が大切です。
(2)自分の正直な気持ちを大切にし、ごまかしたり否定したりしない事
自分の正直な気持ちを修正しないのは、その気持ちに誠実であるという事です。そしてそれは、自分を偽らないで相手に接するという事で、相手に対して誠実に接する事にも繋がります。
(3)自分も相手も対等な関係である事をしっかりおさえておく事
相手と向き合う時には、自分も相手も尊重する事が必要です。つまり、相手を見下したり、自分を卑下したりしないで対等に接する事が大切です。
(4)伝えたいことを屈折させずに表現する事
 人に自分の気持ちや要求を伝える時には、怒鳴ったり、弁解したり、遠回しに言ったりしないで、率直に表現することが大切という事です。
(5)表現した事について、自分を責めたり不愉快になったりしない事
   自分の気持ちや要求を表現した結果、自分が望んでいない反応を相手が返す場合もあり得ます。でも、相手がどう受け取りどう反応するかは、相手の領域なのです。その反応によって、表現をした自分を責めたり不愉快になったりしない事が大切です。
(要旨転載開始)

 アサーションにより、お互いが相手の側にも立った思いやりのある対案を一緒に考え、ともに協力し合う姿勢を持つことで、自分も他者も尊重した関係を築くことができます。
今後も引き続き、感染防止に努めることは大切です。そして、過度な強要や行き過ぎた言動とならないために、私たち一人一人の中に不安に基づく攻撃的な防衛反応が眠っているかもれしれないことを自覚し、一方的な情報は過信し過ぎず、自分の言動が相手を傷つけていないか冷静に振り返ることも大切です。
(要旨転載終了)

  師範の形回数報告 2020年 5月30日(土)現在
   バッサイダイ    当日 4回   累計190回
   セイエンチン    当日 4回   累計190回
   ニーパイポ     当日 4回   累計190回
   マツムラローハイ  当日 8回   累計380回
   * 今日は、ジュウロク(十六)にチャレンジしました。


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