小林師範の続々指導日記
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2020/04/15(水) 「言葉は刀ぞ!」 第6109回 
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.4度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻水・鼻づまり無しです。やはり、朝方(寝起き)に、少々鼻水が出ますが、午前中に解消します。
 さて、タイトルの件ですが、「悪役」「主君殺し」と言われて来ました明智光秀を主人公にしました『麒麟が来る』 が放映されています。光秀の評価(悪評)は、勝者である豊臣秀吉が作り上げた虚像・虚構に基づくものの様で、実は織田信長は光秀の手腕を高く評価しており、直前まで重要な畿内の管理を任せていた位です。光秀が信長暗殺を起こしたのは諸説あるそうですが、どれが真偽か分かりません。
 童門冬二氏は、その著作(申し訳ありません著書名を記録しておりませんでした。)で「歴史上の人物は円柱である。どの方向からの光も受ける。そして、その反射について当人たちは何も語らず受け入れる」という趣旨の事を書いていたのを記憶しています。歴史というものは、常に勝者の歴史という事で、「強い者が勝った」でも「正しい者であるから勝った」でもなく、「勝った者が強い」であり「勝った者が正しい」ですので、光秀の後世の評価は致し方ないと思います。しかし、『麒麟が来る』は、敗者の方から光を当てているので、結構刺激的です。それと、悪人呼ばわりされて来ました松永弾正久秀もこのドラマでは、吉田幸太郎の演技とキャラクターに依るのか、結構、進取の気性に富んだ人物の様に描かれています。(今後の展開では、光秀と対峙する事になるのでどうなるかな分かりません。)
 さて、本題ですが、その『麒麟が来る』 第13回 (2020年 4月 12日放映)で、斎藤道三が放ったセリフが「言葉も刃物である」でした。
 この回では、斎藤道三の暗殺を企てた土岐頼芸を攻めると息巻く道三ですが、息子の高政(実は頼芸の子供と言われていますが真偽は定かではありません。)は、戦になったときには実の父と慕う頼芸側につくと明言しました。しかし、飼っていた鷹を(道三に)皆殺しにされ、恐れをなした頼芸は、恐怖に駆られて早々に逃げ出してしまいます。
 この所業に怒り狂った高政は、道三のもとへと乗り込むと、感情が高ぶるままに道三を「お前」呼ばわりしてしまいます。しかし、道三は微動だにせず、瞳の奥に怪しい光を宿しながら「お前? 言葉は刃物ぞ。気をつけて使え!」とドスのきいた声で言い返します。
 まあ、この言葉を道三が他人を諫める為に使うのはどうかと思いますが、それはそれとして、確かにそういう意味合いは理解出来ます。言葉は、人を傷つける事があります。心臓をグサッと突き刺す事もあります。しかし、反対に言葉が人癒し、人を励ます、人を救う事もあります。
 要は、「言葉は刃物になる事もある」という事を、特に指導者はしっかり胸に刻んで、使う様にしなくてはならない、という事だと思います。

 師範の形練習 2020年 4月15日(水)
  バッサイダイ    当日 4回   累計20回
  セイエンチン    当日 4回   累計18回
  ニーパイポ     当日 4回   累計18回
  マツムラローハイ  当日 8回   累計36回


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