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2020/03/30(月)
基本を大切に 第6093回
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今日の「青空教室」は、お天気も回復して行う事が出来ました。ただ、参加者は2名のでした。その後、いつも通りに、本を読み、スポーツクラブに行き、ランニングとトレーニングをして、サウナに入りました。 さて、タイトルの件ですが、土曜日&日曜日と新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京都をはじめ首都圏の知事が不要不急の外出自粛を呼び掛けました。この成果は、新型コロナウイルスの潜伏期間が1週間程度と言われていますので、来週の週末に分かるでしょう。 外出自粛及び感染防止に関して、専門家がアドバイスをしています。以下、要旨を紹介します。 (要旨紹介開始) まずは、「要請の意図を正しく理解し、パニックにならずに適切な行動をとって欲しい」と呼び掛けています。 「(密閉、密集、密接の)いわゆる『3密』を避ければ、感染拡大はある程度コントロールできる。何が危ないのか、何をしたら感染するのか、ほかの人にうつしてしまうのかを理解し、行動を変えないといけない」。東北大大学院の押谷仁教授(ウイルス学)は、指摘します 「『三密』を避ける様に行動を変えないと3〜4週間後には首都圏で医療崩壊が起きる」と警鐘を鳴らす一方、「公園に犬の散歩に行っても感染の可能性はゼロに等しい。満員電車も、時差出勤などの工夫は必要だがライブハウスとは違って声を出す状況ではなくクラスター(集団感染)は発生しにくい」としています。(小林:「青空教室」は大丈夫の様です。)更に、「手洗いや消毒といった基本的な事を徹底する様」呼びかけています。 また、東京女子大の広瀬弘忠名誉教授(災害・リスク心理学)は「感染症のリスクはゼロにならない。安全と危険との間の妥協点を見いだし、普通の生活を続けるべきだ」と提言しています。更に、スーパーなどで買い占めが発生している事については「モノがないわけではなく、生産も普通に行われている。不安から過剰な購買行動が起きている」として、「必要のないモノを買う行為は他者の生活を侵害する迷惑行為。われわれは運命共同体だという意識を持つことが大切だ」と話しました。 (要旨紹介終了) まずは、「三密」の回避と手洗いが基本であり大切な事です。そして、手洗いと嗽ですが、どうぞ顔洗いもしてください。 また、「感染症はリスクゼロにはならなので、安全と危険との間の妥協点を見出し」も示唆に富んでいて、余りにも過剰に反応しない方が良いという事でしょう。こちらも、基本だと思います。 更に、買い占めに対して「必要のないモノを買う行為は他者の生活を侵害する迷惑行為。われわれは運命共同体だという意識を持つことが大切だ」という点も重要です。だいたいが、商品は生産されていますし物流も順調ですし、買い物については「不要不急」ではありませんので制限されていません。私達は「運命共同体」という事は重要です。 ある人が言っていました―病院と買いだめ・買い占めが一番危ない!と。病院は、ウイルスに感染している可能性がある人が多いのです。反対にこちらが移してしまいますと、何らかの病気を持っている人ですから、重篤化する可能性があります。買いだめ・買い占めですが、まず開店前に並ぶのは接触の機会が多くなります。また、商品を他人と取り有ったりしたら「濃厚接触」になります。買い物する事は問題ありませんが、整然と理性を持って行うのが基本です。 宜しくお願い致します。
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