小林師範の続々指導日記
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2020/02/09(日) レジリエンス(その6/6 高める為に 3/3) 第6043回
 午前中は、ゆったり出来ました。お昼は、次女が「紹介したい人がいる」という事で、妻と一緒に、次女と「紹介したい人」との4名でランチをしました。
 17時〜21時は、強化部会主催の強化稽古(秋葉台文化体育館剣道場)でした。
 さて、タイトルの件ですが、レジリエンスを高める乃至は養成する方法については、最後の紹介です。こちらは、レジリエンスが高める為の習慣です。強いレジリエンスを発揮できる人は、日々の習慣にも特徴がみられという事です。
(1)ネガティブな連鎖を断ち切る習慣
  レジリエンスを発揮できる人材は楽観性を持っています。そのため、日々の活動の中でネガティブな要素を排除する習慣に長けていると考えられます。
否定的な言葉を使用しない、「できない理由」よりも「できる理由」を探す、他人の良いところを見い出す、楽観的な考え方の人と行動を共にするなどの習慣は、ネガティブな連鎖を断ち切る有効な手段です。特にネガティブな言葉は周囲に悪影響を与えるだけでなく、自己暗示をかけてしまう効果があります。これらの習慣は日々のちょっとした意識で実践・改善出来るものです。
(2)定期的に振り返る習慣
  行動、成果や結果を踏まえて、次に活かすPDCAというのがあります。レジリエンスを発揮する人はこのCの部分である「振り返り」を重視する傾向がみられます。このCには、成功や失敗に限らず、自己成長のポイントが隠されていることも多く、自分自身の弱点と向き合うきっかけにもなります。変化に適応するためには、日々の振り返りが不可欠です。レジリエンスを身につけるトレーニングとしても定期的に振り返る習慣をつけることは有効と考えられます。
(3)ストレス体験に直面したときの習慣
  人は強いストレスを感じることで、心身ともに消耗してしまい、さまざまな症状を引き起こします。強いレジリエンスを持つ人は、ストレス体験に直面した時、適切な対応を取る独特の習慣を身につけています。自分にとっての大切な価値観を振り返る、強いストレスほどチャンスと考える、大きな視点で物事を考える、何事も割り切って考えるなどが挙げられます。これらのストレス体験に直面したときの思考や行動を習慣に取り入れる事で、レジリエンスの強い人に近づくことができます。
(4)人に対する強い信頼
  困難な状況に陥っている人は周囲の人間の応援や励ましによって、レジリエンスを発揮します。そのため、家族や友人、同じ価値観や志を持つ仕事仲間に対して、強い信頼を持つ特徴がみられます。自分ひとりだけの力で、困難に立ち向かうことは容易ではありません。しかし、周囲からの協力や応援を得る事で、困難に打ち勝つ事が出来た事例は山ほど報告されています。レジリエンスを発揮する人は自分を取り巻く周囲の人のありがたみを強く感じるため、信頼関係を構築するための気遣いや行動を重視します。
(5)物事を大局的に観る
  困難やトラブルに直面したとき、人は視野が狭くなってしまう傾向がみられます。悩み事だけに集中してしまうことは、ネガティブな連鎖に陥り、状況がさらに悪化しまう危険性があります。しかし、直面した困難やトラブルを大局的に観ることで、思わぬ解決策を見出すことが少なくありません。普段から物事を大局的に観ることはリスクの軽減や防止にも有効です。レジリエンスは回復力、適応力だけでなく、危機管理能力やリスク対応能力としても注目されているため、大局観はレジリエンスを発揮する重要な行動のひとつとして考えることができます。
(6)事実の受容と柔軟な目標変更
  レジリエンスを発揮できる人は、良い結果・悪い結果に関わらず、事実をありのままに受け入れる事が出来ます。また、その結果を受けて、柔軟に目標を変更する事が出来る為、変化に対する適応力が高いとされています。
 目標の変更は「諦め」の象徴にも見えますが、達成不可能な目標を永遠に追い続けることは愚の骨頂といえます。目標自体を見直すことは決して悪い行動ではなく、刻一刻と変化する世の中に対応するための重要な行動と考えられます。

 以上ですが、感想として幾つかりあります。
 1 私はレジリエンスが高いと思いました。ポジテイブシンキングだからでしょう。しかし、そういう「術」をどの様にして身に付けたかは分かりません。親の教育が良かったのでしょうか?
 2 レジリエンスを高める方法としては、コーチングというのも大切な手段だと思いました。
 3 空手道の指導においても、レジリエンスが高めるという視点が大切だと思いました。技術的な指導だけでなく、自己肯定感を高める指導、振り返りを促す指導、人(指導者)との信頼関係を築く指導、そういう事を通して、生徒のレジリエンスが高まる可能性があります。そういう事で、ある人が良く言っています「誰もがチャンピオンにはなれないが誰でも幸せになれる」という「幸せになれる」礎を一緒に獲得して行く事が出来ると思いました。


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