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2020/12/03(木)
詭弁について「その22 各論21 権威に訴える論証」 第6341回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
12月6日(日)大和市スポーツセンターで開催されます「大和市空手道交流大会」の準備をしました。
17時00分〜18時30分は、横浜道場(西が岡小学校体育館)に幼年等の稽古でした。 18時45分〜20時45分は、同所で中級以上の稽古で、形中心で行いました。 「基本の日」という事で、平安四段を小林志光師範講師で行いました。
さて、タイトルの件ですが、今日は詭弁について「その22 各論21 権威に訴える論証証」です。
権威に訴える論証の例は、以下の通りです。 甲:人間は乙を敬うべきだ。哲学者の丙もそう言っているだろう
甲の発言は「専門家(または著名人)も私と同意見だ。故に私の意見は正しい」というタイプの論証です。専門家や著名人は、「常に真理を述べる者」と論理的に同値でもなければ包含関係にもあるませんので、権威ある者の引用は厳密な証明にならないのです。反論として対立する権威が引用され、同じ権威論証で対抗されることもしばしばであります。
昨今専門家や有名人や政治家や解説者やコメンテーターと称する人ががテレビに登場したりツイッターはユーチューブで発信しています。それはそれで多様な意見という事で悪くはありません。しかし、問題なのは、それらの人々の発言が「有名だから」「人気があるから」というだけで信じられてしまう事です。更に、最悪なのが権威を利用して、嘘を言う、曖昧な情報を出す等して間違った方向に世論を誘導しようとするものです。
断じて許す事が出来ないものです。
< 今日の写真も、長崎ハウステンボスの夜景です。本文とは全く関係がありません。>
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