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2020/11/25(水)
詭弁について「その17 各論16 状況対人論証」 第6333回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
午前中は、歯医者に定期検診に行きました。
14時30分〜15時30分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。 17時00分〜18時30分は、幼年等&初級向けのの稽古(湘南台公民館体育室B面)でした。 19時00分〜21時45分は、同公民館体育室の稽古でした。 21時00分〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
さて、タイトルの件ですが、今日は、詭弁について「その17 各論16 状況対人論証」です。これは、前に「対人論証」のバリエーションです。
状況対人論証の例としては、以下の通りです。 甲:新しいデジタルカメラが欲しいって話を丙君としたら、A社の新製品を勧められたよ。 乙:丙君のお父さんはA社に勤めているんだから、丙君がそう答えるのは当然さ。真に受けない方がいい。
甲に対する乙の発言は、特定の人間(この例では丙)が置かれている「状況」を論拠としています。「A社に勤める家族を持つ者」は「A社に都合の良い嘘を述べる者」というのは論理的に同値でもなければ包含関係にもないので、「丙君のお父さんはA社に勤めている。故にA社のデジタルカメラは買わない方が良い」とはなりません。つまり、詭弁です。 この様に、「その人がそんな事を言うのは、そういう状況に置かれているからに過ぎない(故に信用に値しない)」というタイプの対人論証を指して、特に「状況対人論証」と呼ぶのです。
<写真は、最寄り駅の湘南台駅のコンコースのクリスマスツリーです。本文とは関係ありません。手作り感が素敵です。>
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