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2020/10/09(金)
私はあなたの意見に反対である。だが・・ 第6286回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
14時00分〜15時00分は、富士塚幼稚園空手道教室の稽古でした。 19時00分〜20時30分は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。
さて、タイトルの件ですが、「私はあなたの意見には反対である。だが,あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」という言葉があり、これは18世紀のフランスの啓蒙思想家/哲学者・文学者・歴史家ヴォルテールの言葉とされています。 <I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it.> ヴォルテールの言葉かどうかについては、異論がある様です。しかし、誰が言ったかは別として、思想信条の自由を体現する言葉だと思います。
民主主義とは異論や少数意見を認める、更には尊重する事が大切です。更に、少数者の権利を守る為に闘う事も求められています。自分でない人が反対意見の故に、迫害されるのを見過ごしているとそれは、やがては自分に降りかかって来ます。これについては、2020年10月 4日(日)のブログ「可笑しいと思った事には声を上げる」をご覧ください。
また、政府は権力そのものですが、自分に反対するとか意見が気にくわないからと冷遇したり迫害するとしたら、民主主義そのものが崩壊します。政府は権力の行使に抑制的でなければなりません。それを抑制するものが、憲法であり法律です。これを恣意的に解釈する事は許されません。
更に、マスコミ/ジャーナリズムは、この権力を監視し検証し批判するのが社会的使命です。古いかも知れませんが、社会の木鐸(ぼくたく)とならなければなりません。パンケーキを権力者と食べて「完全オフ懇」等に応じるべきではありません。
私達も異論を認める少数意見を尊重するという態度を保持しつつ、それを侵害する者特に権力を持つ者に対する監視を続けなくてはなりませんし、その権利が危うくなった時には声を上げ行動しなくてなりません。
<写真:ヴォルテール>
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