小林師範の続々指導日記
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2020/10/29(木) 詭弁について(その1 総論) 第6306回
 本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。

 17時00分〜18時45分は、横浜道場(西が岡小学校体育館)に幼年等の稽古でした。体験入門者が2家族2名いました。
 19時〜20時45分は、同所で中級以上の稽古で、形中心で行いました。

 さて、タイトルの件ですが、国会での政府の答弁では、ご飯論法が有名です。また、某有名弁護士タレントがかなり詭弁を弄しています。いずれも、議論を通して真実を求めるという視点に欠けております。まあ、今の政府や某タレントにそういう事を求めるのが間違いかも知れません。

 ある番組で詭弁を見破る為にも、更に自分が詭弁に陥らない為にも詭弁論法をしっかり学んでおいた方が良いという事が言われていました。「ああ、確かに」と思いました。同番組では「ウイキペデイアにあるからそれで学べば良い」という事でした。そこで、連載という形でウイキペデイアをテキストとして、詭弁について学んで行きたい思います。今日は、総論で「詭弁とは何か?」です。

 ウイキペデイアでは詭弁の概要を「主に説得を目的として、命題の証明の際に、実際には誤っている論理展開が用いられている推論。誤っていることを正しいと思わせるように仕向けた議論。奇弁、危弁とも。意図的ではない誤謬は異なる概念。」としています。
 更に詳しく「故意に行われる虚偽の議論」「道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論、論理学で外見・形式をもっともらしく見せかけた虚偽の論法」「実質において論理上虚偽あるいは誤謬でありながら、故意に誤りのある論理展開を用いて、間違った命題を正しいかのように装い、思考の混乱や欺瞞を目的としておこなう謬論」としています。発言者の「欺く意志」があってこその「詭弁」であり、必ずしも意図的にではなく導かれる誤謬とは区別されるともしています。
 
 勝手に纏めますと、以下の通りかと思います。
  1 議論に勝つ為に
    → 相手を打ち負かす為に(つまり真理を追究するのではなくて)
  2 故意に誤りのある論理展開を用いて
    → 意図的に間違った論理の展開をして(つまり本人が知らないでというのではなくて)
  3 間違った考えや主張を正しいと見せかける様々な方法
    → 正しくないものを正しく見せかける(つまり正しい事を正しく主張するのではなく)
 
で、次回以降はその具体例を取り上げて行きたいと思います。


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