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2020/10/28(水)
菅首相所信表明演説 第6305回
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本日の小林の健康状態ですが、平熱(36.6度)、痰無し・咳無し・味覚&嗅覚障がい無しで、鼻づまり無しです。
14時30分〜15時30分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。本日も体験入門者が5名いました。1名が入門しました。残りの皆さんにも入門して頂けると嬉しいです。 19時00分〜21時00分は湘南台公民館体育室の稽古でした。 21時00分〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
さて、タイトルの件ですが、国会で本日より与野党の論戦が始まりました。その前に昨日の菅首相の所信表明演説に触れておきます。 総評ですが、『西日本新聞』が「『のれんに腕押し、らしい演説』菅色¢O面 懸案素通りで政策羅列」とタイトルを付けていました。その通りだと思います。 まあ、私如きでも分かるのですが、あれこれと政策を羅列している一方で、「理念」というか国家観のがまるで見えないか、新自由主義的スタンスを隠している様に思います。羅列した政策も正直大した事がない様に見えます。(まあ不妊治療の保険適用結構ですが、その裏で75歳以上の後期高齢者の「自己負担率」を上げようとしています。前者は隠れ蓑で後者が本命の様に思いました。)
私たちの生活を、将来どのように導いてくれるのかというのが「理念」であり「国家観」です。政権が示す「理念」や「国家観」に基づいて、各省庁が方針を決め、そのための法律を国会で審議します。それを具体的に私たちにサービスとして提供するのが、いわゆる役所になります。 例えて言えば、携帯電話料金値下げ要請は「理念」でもなく「国家観」ではなく、会社で言えば、社長が「ダンピングしてでも安売りして売ってこい」と声高に叫んでいる様なもので、会社展望や営業方針を打ち出しているものではありません。目先の売上を上げるための、社長としての思い付きを述べているに過ぎないのです。 国家の役割は、国民の税金で支えられおり、納税者たる国民が安心して生活できるように動くことなのです。「国民」と言っても実は一枚岩ではありません。階級や階層があります。それぞれの利益に応じて、いわゆる政党がいるのです。しかし、特定の階級や階層にだけ目を向けていれば、不平や不満が募り、また国家の運営も歪んだものとなります。 あ、ちょっと横道にそれてしまいましたが、「理念」や「国家観」というのが、実は最重要なのです。
また、日本学術会議の会員候補任命拒否や福島第1原発汚染水の海洋投棄等、反発が予想される政治課題には言及せずにスルーです。<太陽光発電、今はめちゃくちゃ安いですよ。> 一連のコロナ対策で膨れ上がった国の借金をどうするか、財政再建に向けた具体的な言及はありませんでした。2050年までの脱炭素社会を「宣言」しましたが、その軸となるであろう原発政策は「安全最優先」としか言いませんでした。(私小林志光は脱原発派です。大嘘カワウソの「安全宣言」にはうんざりです。)) 目指す社会像も「『自助・共助・公助』そして『絆』」と言うだけで展開をしていません。でも、弱肉強食の新自由主義の宣言である事は分かります。
で、これ以上は書かないで、しっかりまとまっています『リテラ』をリンクさせて頂きます。 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1027/ltr_201027_6880464069.html
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