小林師範の続々指導日記
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2019/07/10(水) 「老後の沙汰も金次第」 第5831回
 スポーツクラブは、お休みでモーニングヨガには、行きませんでした。読書をしました。
 14時30分〜15時30分は、やよい台幼稚園の稽古でした。
17時〜19時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館ホール)の幼年&新規入門者の稽古でした。
 19時〜21時は、湘南台公民館体育室の稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
 さて、タイトルの件ですが、例の「2000万円問題」ですが、「地獄の沙汰も金次第」ではなくて「老後の沙汰も金次第」という事でしょうか?これは「お金があれば老後はどうにでもなる」という事なんでしょうが、一般庶民にはその「金」がないのです。まあ、この件では、個人年金を扱う会社は問合せが殺到で、ほくほくの様です。
 年金だけでは「不足」するので、「自助努力」とか「自己責任」と言われていますが、年金世代も現役世代もきちんと税金と社会保険料を納めて来ましたし、納めています。そうです!立派に責任を果たしています!!
 幾つかのデーターを紹介します。安倍首相は、「あの時代に逆戻りするわけにはいかない」と、10年前に誕生した民主党政権の悪口を口にしています。
 ところで、実際は「暮らしの安心」がどんどん壊されていったのが、安倍政権とアベノミクスの6年間でした。実質賃金は0・7%も下落し、年収200万円以下のワーキングプアは100万人以上増えています。
 この6年間、経済全体のパイはほとんど増えていません。経済成長は1%程度です。民主党政権の時よりも低いのです。にも拘わらず、大企業が空前の好決算を更新し、内部留保が450兆円近くに膨れ上がっているのは、個人を犠牲にし、大企業と富裕層が富を独占しているからなのです。なにしろ、2018年9月発表の2017年度の労働分配率は66.2%と43年ぶりの低水準です。
 年金もどんどん削られています。この6年間で、23万940円から、22万1504円へと9436円もカットされています。会期末に野党が内閣不信任案を提出した時に、反対討論をした自民党の三原じゅん子氏は、「民主党政権の3年間、年金支給額は何と引き下げられていた。安倍内閣は全く違います」と声を上げていたものの、これは真っ赤なウソでした。『毎日新聞』が調べたところによりますと、以下の通りでした。
  民主党政権時代  1年平均△  551円
  安部政権の時代  1年平均△1,348円
 更に、厚生労働省が7月2日に発表しました、毎年一部の世帯を抽出して所得の状況を調べる「国民生活基礎調査」で、2017年の1世帯当たりの平均所得は551万円6,000円で、全世帯の所得の平均は2016年の560万2,000円から8万6,000円減(△1.5&)となったことが判明しました。この前年割れは実に44年振りという事です。さらに、平均所得金額以下の世帯は、全体の62.4%にも上っていますし、「中央値」はさらに下がって423万円となっています。「生活が苦しい」と感じている世帯が全体の57%に上っています。金融庁が先月発表した「老後2000万円」問題のデータを裏付ける形となっています。
で、話が少し逸れましたが、真面目に働き(働いていて)、真面目に税金と社会保険料を納めて来た(納めている)のに、どうして後何千万円も用意しなくてはならないのでしょうか?雇用は不安定となり、収入は減り、年金は減り、消費税は上がるのが確実で、このままでは「お先真っ暗」です。
 * 中央値:例えば、40歳、42歳、50歳、69歳及び72歳の人の平均値(平均年齢)は、(40+42+50+69+72)/5で273/5となり54.6です。中央値(中央年齢)は、5人の真ん中3人目の人の値で50となります。なお、サンプル数が偶数の場合には、「真ん中」の二人の平均値となります。


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