小林師範の続々指導日記
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2019/06/14(金) 年金問題 2千万円!その他にも・・・(その1) 第5805回
 一晩寝ましたら体調が大分回復しました。しかし、慎重を期して、モーニングヨガには行かずに、家に静かにして(寝て)いました。
 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。幼年級の審査を行いました。
 16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古でした。6月16日(日)の高体連の試合が、個人形という事で、金曜日は本来組手中心ですが、形中心で行いました。
 19時〜20時45分は、大和道場の稽古でした。昇級審査会を開催しました。さすが、富士塚幼稚園―藤沢総合高校空手道部ー大和道場という事で、体がきつかったです。その為、昇級審査終了後、早退をさせて頂きますた。
 さて、タイトルの件ですが、例の「2000万円不足問題」、まあ腹が立ちますね!金融庁報告書は2000万円の貯蓄が必要としていますが、これは男性65歳、女性60歳の世帯の支出が平均で月26.4万円、収入が月平均20.9万円として、月返金で5.5万円の不足が生じ、30年生存する場合には、1980万円の不足が生じるとの計算を示したものです。
 ところで、この前提自体に大きな問題があると思います。厚生年金(や共済年金)に加入していた人は国民年金に加えて厚生年金を受給できますが、国民年金だけのいわゆる第三号被保険者では、フルペンション(全額)で夫婦で月11万円の収入を得られないのです。国民年金は満額支給で月5.5万円であり、夫婦合わせても月11万円にしかならないのです。月26.4万円の支出があるとすると、毎月15.4万円の赤字になり、これを30年続けると、5544万円になってしまいます。老後資金として必要な貯蓄額は2000万円どころか、5544万円になってしまうのです。
 しかも、金融庁の報告が示す数値は、極めて恵まれた、いわゆる人達に該当する話です。安倍内閣の下で激増している、下流に押し流されている人達には全く該当しないものです。収入のない世帯では貯蓄額ゼロの比率は完全に5割を超えています。所得が300万円までの世帯でも、単身世帯では4割、2人以上世帯でも3割が貯蓄ゼロなのですのです。しかもこの人々の多くは高齢になっても厚生年金を受給できない。先ほど述べました様に国民年金だけなら、5500万円の貯えが必要です。
 さらに問題があします。年金保険料の負担に耐えられず、年金受給資格のない国民が激増している事です。年金ゼロになれば、老後に必要な資金は9360万円になります。貯蓄ゼロの国民は老後の生活のために約1億円が必要ということになってしまのです!
金融庁の報告は、年金の原資が不足しているので、消費税等のアップしかないという消費税増税への「援護射撃」かと思います。しかし、こういう国民の厳しい現実を明らかにしてしまったのが今回の金融庁の報告書なのです。そして、これは政府が国民の生活など全く真剣に考えていない事を、明らかにしたという事なのです。


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