小林師範の続々指導日記
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2019/03/07(木) 「菜種梅雨」の走り 第5706回
 9時20分〜10時20分は、スポーツクラブの「はじめてバレー」に参加しました。帰宅して、ゆったりしました。
 17時〜18時は、横浜道場(西が岡小学校体育館)の幼年等の稽古でした。18時〜19時は、初級の稽古でした。また、2月からの体験者4名のうち2名が入会済みで、残り2名も入会予定です。また、中学校入試で休会していました会員が、一段落したという事で復会しました。横浜道場、会員拡大という所で、良い流れになっています。
 18時45分〜20時45分は、通常稽古で形中心で行いました。「基本形の日」という事で、森下指導員を講師にして平安五段段を行いました。

 さて、タイトルの件ですが、ず〜と雨の日だった様な気がします。かすかな記憶では、ここ1週間で、一日(半日?)程、日が射して洗濯物が良く乾いた時があったと思います。しかし、印象では「年がら年中雨」という感じです。
 「春雨前線」別名「菜種梅雨」というのは、3月から4月にかけて日本の南岸に停滞しがちとなる前線の事で、天気がぐずつき梅雨のような感じからと名付けられました。気温は低めで、降る雨が雪に変わる事もあります。
 春になりますと西高東低の冬型の気圧配置が徐々に崩れて、それまで日本付近を支配していた大陸方面の高気圧の勢力は長続きしなくなります。高気圧が覆っていた中国大陸にはそれまでその南を通過したりして低気圧も次第に日本付近を周期的に通過する様になります。それに伴い、冬の間、西高東低の冬の気圧配置により、晴天が長続きしていた太平洋側では次第に短い周期で天気が崩れるようになりますし、大陸方面からの高気圧も勢力が強まったり弱まったりを繰り返します。
 一方、日本の南東海上からは真夏程には力は強くありませんが、太平洋高気圧が張り出してきます。低気圧と高気圧の境目には前線が発生したり、低気圧が発達し易くなるので、まとまった雨が降る事がしばしばあり、大荒れの天気となる事ももあります。
 又、その際に大陸高気圧の張り出し方や、移動性高気圧の通り道が北に偏り、日本の南海上で太平洋高気圧が勢力が強まり、その勢力を保っている状態の時には、大陸方面の寒冷高気圧と南海上の温暖高気圧の両気団の勢力が日本付近で伯仲する為、本州の南海上に前線が停滞し、その前線上を次々と低気圧が東進(東北東進)するので、梅雨を思わせるようなすっきりしない天気が続きます。このようなぐずついた天気を菜種梅雨 (なたねづゆ) とよびます。
 通常は、これは3月から4月に掛けてです。今年は、2月以降冬型が安定せず、大陸高気圧が北に偏り(北高型)本州の南海上には前線帯が形成され易い態勢が、平年に比べてかなり早く現れました。2月中旬以降からしばしばそういう状態でしたので、「菜種梅雨」ならぬ、「菜種梅雨の走り」という事になりそうです。


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