小林師範の続々指導日記
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2019/12/25(水) ブラック企業大賞 第5998回
 残り2日!
 スポーツクラブは、ありませんでした。
 妻と一緒に母親の見舞いと、妻が株主優待券を持つ、とあるスポーツクラブに一緒に行きました。二人で横浜に出て散歩&食事をしました。
 さて、タイトルの件ですが、「ブラック企業大賞2019」の発表・授賞式が12月23日、東京都内でおこなわれました。ことしは、8社・1自治体が「ノミネート」されていました。それらは、KDDI、セブン-イレブン・ジャパン、電通、ロピア、長崎市、トヨタ自動車、三菱電機、吉本興業及び楽天でした。過去に大賞を受賞して、今回もノミネートされたのは、セブンイレブンジャパン(2015年)、電通(2016年)、三菱電機(2018年)の3社で、まったく改善されていないという事です。そして、その中で、三菱電機が、史上初めて(!)2年連続で大賞に選ばれたました。長時間労働による40代社員の自殺が労災認定される等していました。
 ウェブサイトや会場での投票数による「ウェブ投票賞」は、ネット大手の楽天(ウェブサイト:1万3030、会場:1票)が選ばれました。楽天は、男性社員が会議中に上司から暴行を受けて、労災認定される事件が発生していました。
 「特別賞」は、過去に大賞を受賞したことがある電通とセブン‐イレブン・ジャパンの2社が受賞しました。電通は、36協定違反で労基署から是正勧告を受ける等していて、セブン‐イレブン・ジャパンは、フランチャイズ従業員に対する賃金不払いが発覚していました。
 「#METOO賞」は、長崎市だった。市幹部が2007年7月(12年前の事件です。)、女性記者に対して、性暴力を振う事件が起きました。女性が今年4月、市を相手取って、損害賠償をもとめて提訴していました。
 ノミネートの理由は、ブラック企業大賞のウェブページに掲載されていますので、ご覧ください。
URL http://blackcorpaward.blogspot.com/

 企業大賞は、弁護士やジャーナリストでつくる実行委員会が、労働環境を改善する活動として、2012年から開催されていて、ことしで8回目となります。同委員会によるブラック企業の定義は次のようなものです。
(1)労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業
(2)パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関等を含みます。)
上記の定義にあたる企業のうち、裁判において企業側の非が確定した案件や、行政処分がなされた企業等、広く社会的に明白に問題があるとされた企業がノミネートされています。
更に、ブラック企業を見極める項目が、同ホームページに掲載されています。
(転載開始)
【ブラック企業を見極める指標】
● 長時間労働
● セクハラ・パワハラ
● いじめ
● 長時間過密労働
● 低賃金
● コンプライアンス違反
● 育休・産休などの制度の不備
● 労組への敵対度
● 派遣差別
● 派遣依存度
● 残業代未払い(求人票でウソ)
※ ただし多くのブラック企業が上記の問題を複合的に持っているので、判断する際も総合的に判断する。
(転載終了)
 「ブラック企業」ならぬ「ブラック道場」にならない様に気を付けましょう!
<追記>
 広告大手「電通」の新入社員で4年前のクリスマスに過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美(ゆきみ)さん(56)が、まつりさんの命日の25日にあわせて手記を公表しました。電通は違法残業等のために今年9月に再び是正勧告を受けました。幸美さんは「娘の命と尊厳がまたも踏みにじられた想(おも)いです」と綴っています。詳しくは、以下をご覧ください。
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00000001-asahi-bus_all
(転載開始)
高橋まつりさん母が手記 電通に「また踏みにじられた」
12/25(水) 0:00配信  ヤフーニュース
広告大手「電通」の新入社員で4年前のクリスマスに過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美(ゆきみ)さん(56)が、まつりさんの命日の25日にあわせて手記を公表した。電通は違法残業などのために今年9月に再び是正勧告を受けた。幸美さんは「娘の命と尊厳がまたも踏みにじられた想(おも)いです」とつづった。
まつりさんの過労自殺をうけて、法人としての電通が労働基準法違反容疑で書類送検され、2017年1月に石井直(ただし)社長(当時)が引責辞任。17年10月に罰金50万円の有罪判決が確定した。しかし、今年9月に社員の違法残業や、残業時間の上限を定める労使協定(36〈サブロク〉協定)の違法な延長などを指摘された。
幸美さんは「電通の不眠不休で業績を上げてきた社風は根深いものがあり、ひとりの社員が死んだくらいでは変わらないだろうという私の予想通りでした」として、同社の労働環境の改善を求めた。
今年4月には、大企業を対象に残業時間に罰則付きの上限規制が設けられた。しかし、終わらない仕事を「サービス残業」でこなしている働き手も少なくない。幸美さんは「すべての職場で長時間労働やハラスメントを禁止し、過労自殺を出した企業や経営者、管理監督者、ハラスメント加害者に対して厳しい罰則を科するべきです」と訴えた。
幸美さんは昨年12月から厚生労働省の過労死等防止対策推進協議会の委員として、過労死の防止に向けた活動に取り組んでいる。「国民の労働への意識が変わり、誰もが安心して働ける社会を作り、若者たちが活(い)き活(い)きと働き幸せな人生を送れる国になるように、みなさんとまつりと共に力を尽くしてまいります」と手記を結んだ。
(転載終了)


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