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2019/11/05(火)
「世界津波の日」 第5949回
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スポーツクラブに、行きました。高圧酸素カプセルに、行きました。 昨日、志空会大会のプログラムを会員専用ページにアップしたのと申込み期限が迫っている大会とイベントの調整がつきましたので、少し余裕が出来ましたので、読書をしました。 16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、形中心で行いました。19時〜20時45分は、藤沢長後道場(藤沢総合高校体育館)の稽古でした。「基本形の日」という事で、門脇指導員を講師にして平安二段を行いました。 さて、タイトルの件ですが、今日は「世界津波の日」です。 2015年12月の国連総会で、日本等142カ国が11月5日を「世界津波の日」とする決議を提案し、採択されました。日付は1854年の旧暦11月5日に起きた安政南海地震の逸話『稲むらの火』にちなんでいます。和歌山県広川町の実業家、浜口梧陵(ごりょう)<浜口儀兵衛>が稲わらに火をつけて村人を高台に導き、大津波から命を救ったとされています。日本政府は東日本大震災後の2011年6月に、この日を「津波防災の日」としていました。 『稲むらの火』を教科書で読んだ方も、いらっしゃると思います。この原作は、、『TSUNAMI』を世界に紹介したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『リビング・ゴッド(A LIVING GOD)』という英語の小説です。 広川村の隣町である湯浅町出身で、濱口儀兵衛らが創設した中学校の卒業生である中井常蔵(なかい つねぞう 1907年−1994年)は、和歌山県師範学校在学中、英語テキストで小泉八雲の『A LIVING GOD』を読み、感銘を受け、これを日本語に訳しました。経過や省略しますが、これが教科書の教材に採用されました。なお、小説なので、細かい点で史実とは異なる点があります。ただ、浜口梧陵が「稲」に火を付けて、村民を安全な場所に避難させたという事は、事実です。 更に、大切な事は、(『稲むらの火』には描かれていないのですが)、浜口梧陵偉は災害に際して迅速な避難に貢献した事ばかりではなく、被災後も将来再び同様の災害が起こることを慮り、私財を投じて防潮堤を築造した事です。彼は、私財を投じて復興に取り組み、将来の津波に備えて堤防を築きました。今も残るこの堤防のおかげで広川町の中心部では、昭和の東南海地震(1946年)による津波に際して被害を免れたと言われています。
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