小林師範の続々指導日記
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2019/11/30(土) ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(4/4)コーチにおいてのキーワード第5
 9時〜12時は、藤沢湘南台道場(遠藤公民館ホール)でした。14時〜15時は、くるみ保育園分道場の稽古でした。幼年等の稽古及び「合同自主稽古」は、ありませんでした。
 さて、タイトルの件ですが、今日は「ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(4/4)コーチにおいてのキーワード・・・」で最終回となります。図表3を転載します。
(転載開始)
図表3:コーチングにおいてのキーワード
(1)尊重
(2)「勝ちたい」のは誰?・・・チームは誰のもの?
(3)「できない」のは私が教えていないから
(4)主役は選手。選手は「(名)脇役」
・・・・最終目的地は一緒。役割が違うだけ
(転載終了)
筆者((原美樹子さん)は、まとめとしてご自身のコーチング哲学を紹介しています。
 一つ目は、「尊重すること」です。相手が子供であれ大人であれ、したい事を認めながら教えるという事です。思うようにいかない事もあります。筆者に依れば、そうであっても「DO IT、OR・・・」で強制的に動かすのでなはなくて、相手を尊重して「DO IT、AND・・・」で導く事が大切としています。私は、ここでの「動かす」と「導く」の言葉の使い分けにも注目して欲しいと思います。
 二つ目は、「勝ちたいのは誰か?」という事です。これはご自身の自戒の言葉でもある様ですが、「指導者が勝ちたい」とか「コーチが勝ちたい」になっていないかという事です。「チームは誰のものかー私は頭の中を冷却するために、いつも自分にこう問いかけるようにしています。」
 三つ目は、「出来ないのは私が教えていないから」という事です。私も、「こんなに一所懸命教えているのに何故分からないの!」とか「こんなにみっちり教えているのに何故出来ないの!」と思う事が多々あります。でも、これって、確かに「教えて」はいるのでしょうが、教え方に問題があるのではないのかとも思っております。年齢やその人の能力・体力に見合った教え方やどの程度まで出来れば可とするのか、相手によりそれぞれです。そういう事を見極めた上での教え方と到達点の評価が大切であると思います。
 筆者は、例として試合に負けたコーチとの対話を紹介しています。
  筆者:あそこであの選手がシュートを落さなければ流れが変わっていましたね
  相手コーチ:いやキチンと教えていなかった俺が悪い
 筆者はこう述べていますー主役は選手で、コーチは脇役。それでいいじゃありませんか。選手もコーチも最終目的は同じです。役割が違うだけで、そこに上下はありません。その役割を間違えないように、いつも自分に問いかけることが大事だと思います。


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