小林師範の続々指導日記
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2019/11/30(土) ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(4/4)コーチにおいてのキーワード第5
 9時〜12時は、藤沢湘南台道場(遠藤公民館ホール)でした。14時〜15時は、くるみ保育園分道場の稽古でした。幼年等の稽古及び「合同自主稽古」は、ありませんでした。
 さて、タイトルの件ですが、今日は「ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(4/4)コーチにおいてのキーワード・・・」で最終回となります。図表3を転載します。
(転載開始)
図表3:コーチングにおいてのキーワード
(1)尊重
(2)「勝ちたい」のは誰?・・・チームは誰のもの?
(3)「できない」のは私が教えていないから
(4)主役は選手。選手は「(名)脇役」
・・・・最終目的地は一緒。役割が違うだけ
(転載終了)
筆者((原美樹子さん)は、まとめとしてご自身のコーチング哲学を紹介しています。
 一つ目は、「尊重すること」です。相手が子供であれ大人であれ、したい事を認めながら教えるという事です。思うようにいかない事もあります。筆者に依れば、そうであっても「DO IT、OR・・・」で強制的に動かすのでなはなくて、相手を尊重して「DO IT、AND・・・」で導く事が大切としています。私は、ここでの「動かす」と「導く」の言葉の使い分けにも注目して欲しいと思います。
 二つ目は、「勝ちたいのは誰か?」という事です。これはご自身の自戒の言葉でもある様ですが、「指導者が勝ちたい」とか「コーチが勝ちたい」になっていないかという事です。「チームは誰のものかー私は頭の中を冷却するために、いつも自分にこう問いかけるようにしています。」
 三つ目は、「出来ないのは私が教えていないから」という事です。私も、「こんなに一所懸命教えているのに何故分からないの!」とか「こんなにみっちり教えているのに何故出来ないの!」と思う事が多々あります。でも、これって、確かに「教えて」はいるのでしょうが、教え方に問題があるのではないのかとも思っております。年齢やその人の能力・体力に見合った教え方やどの程度まで出来れば可とするのか、相手によりそれぞれです。そういう事を見極めた上での教え方と到達点の評価が大切であると思います。
 筆者は、例として試合に負けたコーチとの対話を紹介しています。
  筆者:あそこであの選手がシュートを落さなければ流れが変わっていましたね
  相手コーチ:いやキチンと教えていなかった俺が悪い
 筆者はこう述べていますー主役は選手で、コーチは脇役。それでいいじゃありませんか。選手もコーチも最終目的は同じです。役割が違うだけで、そこに上下はありません。その役割を間違えないように、いつも自分に問いかけることが大事だと思います。

2019/11/29(金) ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(3/4)コーチとは・・・ 第5972回
 スポーツクラブに、行きました。帰宅して読書をしました。
 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古をでした。藤沢総合高校空手道部の稽古は、テスト期間中でありませんでした。
 19時〜20時45分は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古で、組手模擬試合をしました。
さて、タイトルの件ですが、「ジュニアスポーツから見たスポーツ 少年団(3/4)コーチとは・・・」です。図表を転載します。
(転載開始)
 図表2:コーチとは・・・
 ・「一人の人間として、選手を対等に応援していく人」
 ・簡潔に言えばコーチの仕事とは「選手の上達を支援すること」
選手自身がどうなりたいのか
  きっかけを与えて、自ら動く方向へと導く それに寄り添い、伴走する
 「DO IT、OR・・・」⇒ 「DO IT、AND・・・」
(転載終了)
 筆者(萩原美樹子さん)は、指導者(コーチ)についてご自身で以下の通り考えています。
 1 一人の人間として、選手を対等に応援する人
 2 選手の上達を支援する人
 ご自身は「応援」や「支援」に物足りなさを感じる人がいるかも知れないとし、しかし「でもやるのは選手です。そこを尊重せずに教える事は絶対出来ません。言い方を変えるならば、きっかけを与えて選手が自らをめざす方向へ導く存在。それがグッドコーチだと思います。」としています。「その通り!」と共感を致します。
 更に、筆者は「DO IT、OR・・・」ではなくて「DO IT、AND・・・」が、指導の上で大切なキーワードとしています。前者は「これをしなさい、そうしないと○○になるよ」というネガティブな言葉です。例として「これをやらないと罰走を科すよ」を上げています。後者は「これをこうすれば、こういうところに到達できる」というポジテイブな言葉です。
 * 全く関係ありませんが、本日11月29日は、「良い肉の日」で宮崎県の「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が味と品質の良さで知られる宮崎牛をアピールするために定めました。

2019/11/28(木) ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(2/4) 理念と役割り 第5971回
 スポーツクラブに、行きました。帰宅して読書をしました。
 17時〜19時は、横浜道場(上矢部地区センター会議室→体育室)の幼年等の稽古を形等中心で行いました。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古を、形中心で行いました。
 さて、タイトルの件ですが、今日は図表1の「ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(2/4)スポーツ少年団の理念と役割り」です。
(転載開始)
 図表1:スポーツ少年団の理念と役割り
  理念
 ・ 一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを提供する
 ・ スポーツを通じて青少年のこころとからだを育てる
 ・ スポーツで人々を繋ぎ、地域作りに貢献する
  役割
   スポーツの入口である
   関わる人すべてが、スポーツという文化の担い手となる
   子供の成長を支える大人の責任と自覚
(転載終了)
 実は、本文には、理念とか役割については、展開されていない様に思いました。ただ、萩原美樹子さんご自身の経験を話されていますー「子どものころは、勝ち負けなんてどうでも良かった。ただ、ユニフォームを着て試合にでるのが楽しかった」のですが、しかし、中学―高校―実業団と進むうちに勝つ事が唯一となり、2009年に実業団に入り、厳しい練習も耐えてオリンピックにも出場する事が出来ました。やがて、10年目には疲れ切って「バスケットボールはもうやりたくない」となってしまいました。
 退職して、大学を目指し合格します。当初は歴史学者を目指していましたが、スポーツ科学部(学科)というのがあり、それに引かれて受講しました。その講義内容が、「スポーツは爽やかなものと万人が言うけれど、果たしてどうなのか?」というものでした。筆者は「ドーピングやハラスメント、暴力行為の問題、、あるいはゴルフ場を造るうえでの環境破壊などスポーツのネガティブな面も語らなくてはいけない」というものでした。「私が求めているものはこれ」と、この講義を受ける事にしたという事です。(勿論、スポーツの「ネガティブな面」とあるのは、反対にポジテイブな面がある事を前提にしていると、私は思います。)
 筆者(萩原美樹子さん)は、自分が勝つと言う概念には、相対的に相手が負けるという事を含んでいます、相手を負かしなさいという事、スポーツを楽しみなさいという事は「相手を負かす事を楽しみなさい」という事に繋がらないかという疑問を持ち、それを講師に質問しました。
 講師は「勝利はあくまでも卓抜性を目指しての相互追求の結果を表すもので、だから対戦相手は打ち負かす対象でも敵でもなく、自己の探求や卓抜性の相互追求における協力者であり相互促進者であり、練習仲間や対戦相手は、スポーツの中で自らの限界を超えてより高い次元に至る未知なる自己に出会う為の良きパートナーです。でも、競技スポーツの一線にいる人には『そんなのスポーツの現場では理想論』と一笑に付すかも知れませんね。」というものでした。
 筆者は、この回答を「対戦する相手がパートナーだなんて一回も考えた事がなかった。コーチングをやって行く上で、新しい視点をくださった」と綴っています。
 やはり図表1とは、直接の関係がないのかも知れませんが、こういう視点は、スポーツする、試合する、競技に出る、そして指導する上でも応援(サポート)する上でも、極めて大切な事だと思います。

2019/11/27(水) ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団(1/4) 第5971回
 今日は、スポーツクラブはお休みです。
 11時30分〜12時30分は、やよい台幼稚園の稽古でした。帰宅して、読書をしました。図書館で3か月前に予約していた本が借りられるというメールが図書館から届き、昨日仮に行き読みだしています。『日本が売られる』(幻冬舎新書 著者:堤未果)です。相当にインパクトがある本ですー機会があれば紹介します。
 17時〜19時は、藤沢湘南台道場(湘南台公民館ホール)の稽古でした。19時〜21時は、同公民館体育室の稽古で、組手中心で行いました。21時〜21時45分は、同所で「自主稽古」でした。
 さて、タイトルの件ですが日本スポーツ協会の機関誌『SPOTTS JAPAN』VOL.46(2019年11−12月号)の第1特集は「個性を生かす指導、個性を見出す指導」で、第2特集は「2019年夏のスポーツ少年団活動」です。どちらも指導者として、参考になる記事が掲載されています。志空会の指導者には同誌を回覧しております。
 第2特集の「ジュニアスポーツから見たスポーツ少年団」という萩原美樹子の報告が良かったと思いますので、4回に分け紹介します。
 まずは、気になる「図表」が3つあります。

 図表1:スポーツ少年団の理念と役割り
  理念
  ・一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを提供する
  ・スポーツを通じて青少年のこころとからだを育てる
  ・スポーツで人々を繋ぎ、地域作りに貢献する
  役割
   スポーツの入口である
   関わる人すべてが、スポーツという文化の担い手となる
   子供の成長を支える大人の責任と自覚

 図表2:コーチとは・・・
  ・「一人の人間として、選手を対等に応援していく人」
  ・簡潔に言えばコーチの仕事とは「選手の上達を支援すること」
 選手自身がどうなりたいのか
  きっかけを与えて、自ら動く方向へと導く それに寄り添い、伴走する
 「DO IT、OR・・・」⇒ 「DO IT、AND・・・」

 図表3:コーチングにおいてのキーワード
 (1)尊重
 (2)「勝ちたい」のは誰?・・・チームは誰のもの?
 (3)「できない」のは私が教えていないから
 (4)主役は選手。選手は「(名)脇役」
  ・・・・最終目的地は一緒。役割が違うだけ

明日から、それぞれの図表に沿って、書いて行きたいと思います。

2019/11/26(火) 「良い風呂の日」 第5970回
 スポーツクラブへ、ヨガに行きました。帰宅して、読書をしました。今日は、藤沢総合高校空手道部はテスト期間中で、お休みです。
 19時〜21時は、藤沢長後道場(長後公民館ホール他)の稽古でした。21時〜21時45分は、同公民館ホールで「自主稽古」でした。
 さて、タイトルの件ですが、今日は語呂合わせで「良い風呂の日」(「11」=いい 「26」=風呂)です。11月は「良い」関係が多いです。「11月8日」は「良い歯の日」、「11月22日」は「良い夫婦の日」、今日「11月26日」は「良い風呂の日」で、11月29日は「良い肉の日」です。
 「良い風呂に日」にちなんで、色々なテレビの情報番組で、お風呂の効用とか効果的な入浴方法について、やっていました。
私も、2018年 1月23日(火)のブログで書きました。
(転載開始)
タイトル:お風呂の入り方
内容:(前半略)
 さて、タイトルの件ですが、「自主稽古」の時に、どういう訳かお風呂の話しになりました。私、昔は「カラスの行水」で髭を剃って、体を洗い、週に2〜3回シャンプーして、湯舟に入っている時間がもったいないという感じで30秒、合計で3分〜5分しか時間を掛けていませんでした。しかし、ここ数年は、10分程度湯舟に浸かっていると血流が数倍になり、血管をしやなかにし脳の小さな血栓を流すという事を(例の炭酸風呂の効用で)知り、その様にゆったりしています。それと湯舟でボケ〜としている時間が、当たり前ですがリラックス出来てストレス解消にも良いと思えます。
で、学習意欲旺盛(?)な私の事、疲れた時の入浴法を調べてみました。
 私が覚えていたのは、身体的な疲れには熱めのお風呂に短時間(3分程度)で入浴、精神的な疲れには温めのお風呂に長時間(10分以上)というものでした。調べて見ましたら、全く反対でした。身体疲労には、40度の全身浴で入浴時間10分程度が効果的で、同じ温度で入浴時間5分と10分の比較を行った結果は、10分浸かった方が筋肉がやわらかくなっていたという事です。つまり、筋肉疲労が取れていたという事になります。
 そこで、お風呂の効用ですが、暖かさ、水圧及び浮力が関係しているという事です。暖かさは、そのままで血液循環を促進します。水圧というのは、筋肉(特に下肢)に圧を掛けて血液の環流を促進します。浮力は、筋肉を体重を支えるのに使わないので、その間筋肉が休めるという事です。
 更に、睡眠にも効果があります。眠くなるのは、体温が下がる時です。入浴して一旦体温を上げて、その後体温が下がる時に床に入ると速やかに眠りに入れるという事です。その間、30分程度の様です。
 お役にたったでしょうか?
(転載開始)
 稽古後に夜はスポーツクラブに行き、サウナに入り、水風呂に入り、泡ぶろ(ジャグジー)に入っております。夜は、22時までやっていますので、稽古後でもお風呂に入りに行けます。ただ、水曜日は、スポーツクラブが休みなので、お風呂には入れない為に「自主稽古」に参加しております。火曜日は、その日の気分次第で早く帰ってスポーツクラブに行ったり、「自主稽古」に参加したりです。

2019/11/25(月) 飛蚊症 硝子体剥離? 第5969回
 朝一、急いで眼科に行きました。少し安心して、スポーツクラブに行きました。その後、母親の面会に行きました。
 17時〜18時45分は、横浜道場(新橋コミハ&ケアプラザ)の幼年&黄帯の稽古で、組手中心で行いました。19時〜20時45分は、同所で緑帯以上の稽古を組手中心で行いました。
 さて、タイトルの件ですが、広い意味で「自虐ネタ」かも知れません。実は、土曜日の夜に飛蚊が出ました。飛蚊というのは、目の中に蚊の様なものが飛ぶ(漂う)症状です。実は、10数年前に網膜剥離を患い、その時にも飛蚊が出ました。その時は、痛くもかゆくもなかったので1週間程放置しておいて、その後右目を閉じて左目だけで見ますと左下が少し欠けて見えました。少しは心配になり、たまたま休みが取れたので「まあ一応診察に行くか」位で眼科医に行きました「小林さん、網膜剥離です。もう少し進みと視神経まで剥離が進んで失明する所でした。」と言われ、藤沢市民病院への紹介状を書いて貰い、入院前に「やるべき事はやって」から、入院し手術を受けました。どうにか、失明はしませんでしたが、ちょっと「後遺症」の様なものはあります。速めに診察を受けていて、初期の段階で剥離も進んでいなければ、レーザー照射で治療出来るという事も知りました。
 その時の教訓というが苦い思い出がありましたので、日曜日は休診なので、今日の朝一で受診しました。結果ですが、網膜剥離ではなくて硝子体剥離でした。硝子体剥離というのは、私の様な高齢者は、いわば「加齢現象」という事で、硝子体は若い頃はゼリー状ですが歳を取ると液状に変化し、更に収縮して網膜から剥がれます。この剥がれた断片が網膜に写って、いわゆる飛蚊症となります。医師から頂いたパンフレットには「髪が白髪となるとの同じようなもので、生理的な現象です」と書かれています。また、他の資料では、60歳代前半で発症する事が多いという事です。(「好発年齢」という様です。)
 で、この病状を失くす薬はあるのかと言いますと、医師の言葉では「ない」という事でした。という事で、まあ、ちょっと煩わしいですが、大きな病気でななくて良かったので、飛蚊(症)と「お付き合い」する事にします。

2019/11/24(日) 久し振りに何もない日曜日 第5968回
 今日は、空手道関係の行事、イベント及び試合は、一切ありません。久し振りに何もない日曜日です。志空会大会の準備は、ほぼ完了しました。日和空志会大会の申込みは、まだまだ本の数団体です。
 で、久し振りに相模健康センターに行きました。会員に、折込みチラシについていた優待券を提供して頂き、タオル持参でしたが500円で入場する事が出来ました。ありがとうございます。という事で、今日は何も書きません。

2019/11/23(土) 今日は「勤労感謝の日」 第5967回
 9時〜11時30分は、藤沢湘南台道場(六会小学校体育館)の稽古でした。ナイファンチ初段の変更点及び確認点の説明をしました。また、組手模擬試合をしました。幼年を含めて白帯と黄帯の参加者が多くて、何か嬉しくなりました。
 13時〜14時30分は、くるみ保育園分道場(下和泉連合町内会館)の稽古でした。15時30分〜17時は、幼年&白帯&黄色帯稽古(長後公民館ホール)の稽古でした。平行して、同所で「合同自主稽古」を15時30分〜19時まで行いました。
 さて、タイトルの件ですが、もう15年以上前に娘に「『勤労感謝の日』といっても休むのは学生で、働いている人は休んでいないじゃないの」と言われました。それで、その言葉に触発されて調べてみた事があります。(2006年11月23日(木)のブログ)
(転載開始)
 勤労感謝の日は戦後国民の祝日が、1948年定められた際に「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で定められました。
この日は、いわゆる新嘗祭(にいなめさい)の日に当たります。これは、古くからの宮中の行事であり「瑞穂の国」の祭祀を司る最高責任者である天皇が国民を代表して、農作物の恵みに感謝する式典でした。「新嘗」とはその年収穫された新しい穀物のことをいいます。
 収穫を神に感謝して祝うという意味では、アメリカで11月の第4木曜日に祝われる収穫祭(サンクスギビング・デー)という行事があります。
でも、「勤労感謝」の日なら米国のLabor Dayに相当すると思います。そのLabor Dayというのは、毎年9月の第一月曜日で、アメリカの祝日です。必ず月曜休みですので土曜日からの3連休となります。
 100年以上の歴史があり、もともと労働組合の祝賀であった「夏の最後を祝うお祭り」が由来のようです。1882年にニューヨークで労働者が夏を惜しんでパレードを行い、これが年々大きくなりました。このパレードの日が9月の第1月曜日だったのです。
 本当は、労働者のためのお祭り(祭典)というと5月1日のメーデーなんですが、日本では、祝日ではありません。こちらを祝日にして欲しいですね。(何か今は反対で、「メーデー」を祝日や日曜日に行っている労働組合もあるようで、おかしい感じがします。)Labor Dayは、米国では、1894年に正式に国民の祝日となりました。
 アメリカの夏休みは、5月のメモリアルデーからこの9月のレイバーデーということが多いらしいです。米国では、レイバーデーは、労働者の祝日であり、夏休みを3連休で締めくくる日でもあるのでしょうね。
 米国のメモリアルデーは南北戦争における戦死者を讃える行事として始められ、その後米軍の戦死者を讃える全米規模の行事となっています。
(転載終了)
 で、要するに宮中行事から、この日が「勤労感謝の日」となったのです。
 実は、11月3日の「文化の日」も宮中行事というか戦前の休日を「転用」したものです。この日は、1873年(つまり明治6年)に公布された『年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム』(明治6年太政官布告第344号)以降1911年(明治44年)までは天長節、1927年(昭和2年)に改正された『休日ニ関スル件(昭和2年3月4日勅令第25号)以降1947年(昭和22年)までは明治節として、明治天皇の誕生日による休日となっていました。
「表面」では、文化の日は上記の経緯と関係なく定められたという事になっていますが、当時の国会答弁や憲法制定スケジュールの変遷をみてみますと、明治節に憲法公布の日をあわせたとも考えられています。
 また、祝日法制定当時、参議院文化委員長として祝日法制定の際中心的役割を担った山本勇造が政界引退後に書いた当時の回顧録『文化の日ができるまで』には明治節に関する記述は一切ない。山本によれば、元々、憲法発布は11月1日の予定ででしたので、施行日がメーデーと重なるという理由で直前に11月3日に変更されたとしています。山本ら参議院側は11月3日を憲法記念日とすることを強硬に主張したが、GHQ側が、当たり前ですが「11月3日だけは絶対に駄目!」だと主張しました。それに、衆議院が5月3日を憲法記念日とする事に同意してしまい、参議院側が孤立する事態になりました。その時、突然GHQ側から、憲法記念日という名でない記念日とするなら何という名が良いか、という様な話を持ち出して来たという事です。
 11月の二つの休日の成立経過を見ますと、今の政治の戦前回帰の様な状況を思い浮かべて、ため息が出てしまいました・・・

2019/11/22(金) 職場でのパワハラの指針 当会でも遵守(その2:最後) 第5966回
 スポーツクラブに、行きました。高圧酸素カプセルにも、行きました。後は、志空会大会の賞状作りと読書をしました。
 14時〜15時は、富士塚幼稚園の稽古でした。16時〜18時は、藤沢総合高校空手道部の稽古で、組手中心で行う予定でしたが、私は「諸般の事情」で不参加でしたー申し訳ありませんでした。19時〜20時45分は、大和道場(下福田中学校武道場)の稽古でした。ナイファンチ初段の変更点及び確認点の説明をしました。また、組手強化稽古(テコンドーの選手をお呼びしました。)を行いました。
 今日は、「いい夫婦の日」です。檀蜜さん、結婚おめでとうございます。
 さて、タイトルの件ですが、昨日の「指針」(案)は、職場でのパワハラに関するものですが、スポーツ界や空手道でも参考になるのではないかと思います。特に、スポーツ界ではパワハラ問題が不祥事としてニュースで取り上げられ、監督やコーチの辞任や解任という事も起こっています。
 スポーツ界では、日本スポーツ協会からガイドライン(「倫理に関するガイドライン」及び「スポーツ指導者のための倫理ガイドライン」)が出されていまして、当会も『倫理規程』を制定し、それらのガイドラインを元に「指導者・会員等は、私的な目的の為の暴力、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、差別及びドーピング等薬物乱用等の不適切な行為を絶対に行ってはならない。」としています。
 あらためて強調しますと、パワハラに関して絶対にしてはいけない事が二つあります。暴力(暴行)と暴言です。
  1 暴力:叩く、殴る及び蹴る等
  2 暴言:馬鹿、阿呆、ノウタリン、男のくせに又は女のくせに等
 これは、暴言かどうか分かりませんが「何度言ったら分かるんだ!」という叱責(しっせき)も私は問題があるのと思っています。「何度」も「言っ」て、「分か」らせるというのが指導者の役割だと思います。選手が分からないのは、指導者の教え方が悪いと考えなくてはいけないと思います。「分からない」を「出来ない」と言い換えても同じです。

* 参考 『スポーツ指導者のための倫理ガイドライン』
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/katsudousuishin/doc/rinri_gidelines.pdf#search=%27%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E6%8C%87%E5%B0%8E%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%80%AB%E7%90%86%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%27

2019/11/21(木) 職場でのパワハラの指針 当会でも遵守(その1) 第5965回
 スポーツクラブに、行きました。高圧酸素カプセルにも、行きました。後は、志空会大会の賞状作りと読書をしました。
 17時〜19時は、横浜道場(西が岡小学校体育館)の幼年等及び黄帯の稽古でした。形中心で、行いました。18時45分〜20時45分は、同所で通常稽古で、組手模擬試合をしました。
 昨日のブログ(指導日記)は、ちょっと「もの悲しい」文章になってしまいました。まあ、超ポジテイブシンキングの私でも、ふと、そういう気分になる事があるんですよ、本当に。でも、書いたのですっきりはしました。
 さて、タイトルの件ですが、職場でのパワーハラスメント防止措置を企業に義務付けた改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)が2020年6月から施行されることを受け、厚生労働省は昨日11月20日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の分科会に対し、パワハラに該当する例に加え、「該当しない例」を初めて盛り込んだ指針案を示しました。「該当しない例」を明示した事に対して、経団連の輪島忍・労働法制本部長が「よく整理された中身。この内容が適切だ」と発言すると、連合の井上久美枝・総合政策推進局総合局長は、「『使用者の弁解カタログ』として悪用される危険性がある」と応じました。有識者の川田琢之(たくゆき)・筑波大教授は「パワハラの要素を社会に広く定着させていくことを考えた時、典型例を挙げると現場に分かりやすい」と理解を求めました。更に、厚労省は「指針の例が全てではない。あらゆる要素を総合的に判断してパワハラかどうかは決まる」として、今後、パンフレットなどを作成して適切なパワハラ防止策の実施を各企業に求めとしました。
 指針案の一部修正を井上氏ら労働者側が求めた為に審議が一時中断しましたが、最終的には修正を労使が了承することで決着しました。(「修正案」の内容を、私は把握していません。)この指針は、パブリックコメント(意見公募)を経て、年内にも正式に策定される予定です。
 指針では、「必要以上に長時間、叱責(しっせき)を繰り返す」「新人に高い目標を課し、達成できないと厳しく叱る」等がパワハラに当たるものとして例示されています。
当然にも暴力(有形力の行使=殴ったり蹴ったり)や暴言はもっての他ですが、暴言に該当する例としては、人格を否定する発言や、他の社員の前で大声で叱責を繰り返す事等を挙げています。
 反対に、「ルールを欠いた言動を強く注意する」「育成のために少し高いレベルの業務を任せる」「業務上の都合で一時的に能力に見合わない仕事をさせる」等はパワハラに該当しないとされました。例えば「ルールを欠いた言動を強く注意する」とは、遅刻や服装の乱れ等を再三注意しても改善されない時に、強く注意する事を上げています。
 パワハラを巡っては、被害を受けた労働者の精神疾患発症や自殺が問題化する一方で、企業関係者からは「指導との線引きがあいまい」といった戸惑いの声が上がっていました。このため指針には、該当例と共に、敢えて「該当しない例」も指針に盛り込んだとされています。
 指針ではこの他、就業規則でパワハラ防止の方針を示す事や、加害者の懲戒規定を設ける事、相談窓口の設置等を盛り込みました。更に、違反した企業については、厚労省が指導や勧告、企業名の公表を行う事が可能になります。
参考:ヤフーニュース
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191120-00050226-yom-soci

11月絵日記の続き


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